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2025.02.05 もっと自分の頭で考えるために立ち止まらないと

この日、仕事でやらかしてしまった。
もう少し自分の頭で立ち止まって考えれば良かったのに、余裕を無くして反射的に対応を進めてしまった。

先週発生したお客様のトラブル対応に追われていて、いよいよお客様の温度感が高くなっている事を伝えられて、余裕の無くなった私は、まだ自分でも出来る事があるのに、先輩に何とかしてもらおうと相談をしてしまった。

悪い事は重なるもので、その先輩も更に上位者の方に何も考えずに相談をしてしまった事で、まとめて怒られた。
自分でやれる事をやりきってもいないのに、助けてください、は無いよなぁと自分でも思う。

振り返ると伏線はあった。
先日、自分たちで出来る事をしたらどうかと提案を後輩くんにした際、彼にNoを突きつけられて、私が折れてしまった時だ。
この時、お客様からの要望に応じる事を優先せず、状況を取りまとめる後輩くんの面子を立てる事を優先してしまった。
パッと目の前に出て来た選択肢のうち、どちらを選んだらどうなるだろうと言うのを比較して考えられないんだ。

この時私は後輩くんの気持ちを優先してしまった。
しかし、状況からはそれを優先している場面では無かったんだ。
その選択を選んだらどうなるか、選ばなかったらどうなるか、というのは、振り返ると昔から考えて来なかった。
そしてそれは悪癖として今にも残ってしまっているのがこういう大事な局面で良くわかる。
こういう場面、他の人はどうやって判断力を磨いているんだろう。

私の場合、反射的な思考能力がまだまだ低い事を自覚しているから、まずは立ち止まって自分の頭で考える場面を増やし続ける事なんだろう。
日々、惰性的に、垂れ流される情報に触れているだけの時間があったりするから、そんな事をするのではなくて、あれこれ判断を迫られた場合を想像してみるのも良いのかもしれない。

悪癖を治すには課題を意識しながら、コツコツ地道に取り組むしかない。
ストレスから早く逃れたくて、思考より先に動いてしまうタイプ、とレッテルを貼ればそれまでだけど、それで苦しむ場面があるなら、継続して改善出来るように取り組まなきゃ。

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