2024.12.27 ひどい仕事納め
この日が仕事納め、だったんだけど、朝から気分は憂鬱だった。
きっと、仕事ができる人は仕事納めには、自分だけで進められるタスクだけにしておくのだろう。
残念な私は、仕事納めの日にやらなければいけないタスクとして、私に怒りを抱えていて、私を困らせてやろうという人からのメールを待つ、という非常に厄介な仕事を残してしまっていた。
これまでの経緯は昨日書いた日記のとおり。
おそらく、私が困っていれば困っているほど、彼は喜びを感じてしまうのだろう。
そのため、彼に直接連絡するのは悪手だと考えて、彼の上司にあたる方に、非常に困っている旨をメール。
それで先方の反応を待つ事にした。
怒っているのは海外現地の方、頼ったのは日本の方だし、冷静に状況を判断して、やるべき事をやるように指示してくれる事を期待した。
しかし、その方に伝えた時間になっても返信が無い。
次の手は、こちらの緊急度を伝えるために、メール送信頻度を上げる事にした。
言葉を選びながら30分おきにメールを送り、明確にこちらが困っている状況を伝えたら、2通目のメールにようやく返信があり、1時間以内に返信すると。
しかし全然信用ならない。
今回の一件で、先方から信頼されていなかった事が示されたし、こちらも先方を一切信用しない、期待出来なくなった。
次のメールではなんて書こうか悩んでいたところ、なんと返信が届いた。文面もこちらが求めていた内容が含まれていたし、なんとか事なきを得た。
仕事が納まった安堵感を感じつつ、なんとも言葉にならない複雑な気持ちでいた。
ビジネスにおいて、主導権を握るのは大抵お客様なんだろう。お金を出す側だし。
だけど、その状態を工夫して、サービスを提供する方がお客様に振り回されないように、日頃から考えて行動しておかなければいけないんだ。
こちらの失点は即、顧客に主導権を明け渡してしまう。私の好きなサッカーとおんなじだ。
しかも、今回のケースはお客様が怒りを抱えているとそこまで明確に気付けていなかった事だ。
困っているんだけど!という意思表示は無く、後出しでこちらに強く出るための手段にしておかれてしまったんだろう。
そうならないように、相手にきちんと状況を確認する事。今回は特に相手に変な遠慮をして、相手の状況の詳細をヒアリングしていなかった、自分の怠惰がこんな状況を生み出してしまった。
こんなに嫌な思いをしたのだから、次はもうしないぞ…と自分に言い聞かせる。私の悪いところは、勝手に遠慮して、相手に踏み込むべきところで、踏み込まないからだ。相手が踏み込ませてくれる人だと信頼している人にだけ、お邪魔させてもらうといったスタンスだと、場面によっては今回のように相手が怒りを抱え、こちらの対応が後手に周り続ける非常に苦しい状況をつくってしまう。
今回はなんとか納まってよかったけれど、次もこうなるとは限らない。来年からこの点はコツコツ改善していかなきゃ。