〈転生したら推しの子分だった〉氣志團のギグから綾小路翔さんを解析してみる
解析ヲタクです。こんにちは。昨日は8年ぶりに2回目の氣志團のギグを観ました。8年前みた時はうつ症状真っ盛りなのになぜかインビで入ることができて楽屋で写真を撮ったような記憶があります。(マジでほぼ記憶がない)あの時はピーンと氣を張り詰めた綾小路さんを記憶していますが、neverthelessファンサ的に写真を撮られていたように感じます。
これは予測ですが、当時はまだ氣志團のコンセプトである〈漢気〉を中心に捉えて対応されていたのかなと感じます。でも、その時なにか綾小路さんにエモさを感じたのです。
〈この人はきっとほかの人より見えるものが多いタイプなのではないだろうか?〉と畏れ多くも感じ取っていたわけです。
その昔、先輩が前座を務めるという事でDragonAshの楽屋に行った事がありますが(
別に楽屋マニアな訳ではありません!)あの時のピーンという張り詰め方と少し違うように感じたのです。最前線でエンタメをされる方の独特なあの空気感って一体何なのでしょうね。
そして今回もVIP席という事で3Fのど真ん中で観る事になりました。理由は企業秘密ですがこれは何かやってよと言わんばかりのド真正面で氣志團のエンタメを喰らう経験をさせて頂きました。(ちょっと話は逸れますがVIP席を設けると1階席とかが安くなるんですよね。飛行機の仕組みと同じです。)
そんな豆知識はさて置き、ド真正面で綾小路翔さんが歌ってくれるというこの状況は解析せざろう得なかった訳です。解析してる間はもう綾小路翔さんを恋人にしてるつもりで根掘り葉掘り読み込んでいます。〈この人は何を元に楽曲を制作しているのか?〉〈ファンに向けて何を語っているのか?〉〈私との共通点は?〉〈今回のコンセプトは何について話しているのか?〉〈ファンはどんな人なのか?〉〈何に涙する?〉〈どんな状況なら幸せ?〉〈ちゃんとごはん食べたかしら?〉など兎に角あらゆる角度から解析を始めてしまうのです。これは私の男性性が解析大好き君なので、私を守ろうとしてやってくれている副産物です。逃走本能の解析は闘争本能の解析より精密です。だって出来ないと死ぬから。命かけてやってくれてます、毎回。(それがうつ症状の原因になる事もあるのですが、それも可愛い部分です。)
前知識として神の思し召しか〈相席食堂〉に出てバラエティをされる綾小路翔さんをみていました。散々色んな先輩の色んな無茶ぶりを耐え抜いてきたであろう痕跡が見受けられました。あんなにヤッホーを真面目にやってくれるロックスターが史上にいたでしょうか。愛ですね。
ギグのアンケートも手描きでイラストもたくさんあって、昔の漫画のアンケートコーナーの様な趣き。その中にも愛がたくさん溢れ出していてとんでもなかったです。あの愛の量を毎回ファンの方は喰らうんですか?致死量ですよね?等、よく分からない感情にまみれながらそのアンケート用紙は持ち帰ってきてしまいました。アンケート用紙の意味を無くさせてしまってごめんなさい。その変わり届かぬかもしれぬnoteに想いをしたためようと思います。
さて、今回のギグのコンセプトは〈転生したら〉〈推しの子〉というフレーズが使われている通り、ヲタに踏み込んだギグとなっていました。タオルを回している人はわずかでみなペンライトを持ってヲタ特有の振り付けで会場を盛り上げていました。圧倒的なクオリティでヲタを喰らったなという痕跡が見受けられました。氣志團のギグは曲が勿論素晴らしいのですが、毎回コンセプトがあって寸劇的な要素もあります。綾小路翔さんは言うなればある種〈エンタメヲタク〉と言うことになるかと思います。映像、音楽、寸劇、加えて何かビジネスの講演会のような要素も含んでいて兎に角膨大な手間ひまを感じます。それの根底にあるのは〈人を救いたい〉というヒロイズムだと思うのですが、何か男性特有の押しつけてくる正義感とは少し毛色が違うのです。これが女性ファンも男性ファンも虜にしてしまう綾小路翔さんの秘匿の様な気がしています。
ここから私の得意なスピ的な解析ですが、綾小路翔さんの中に何か小綺麗なマダムみを感じ取ることができるのです。なので、彼を本当の意味で動かしているのはマダムの優しさであってそれを世に出す時に漢気のある昭和のヤンキーという男性性を使っているんだろうと思います。(LGBTQとかではなく人間は父と母から生まれるので必ず何方の要素も含んでいます)
よくよく考えたら〈綾小路翔〉という名前もマダムみを感じますよね。前世は宝塚歌劇団だったのでしょうか。あ、違う。今回のコンセプトからして〈転生前は〉きっと宝塚歌劇団長だったのかも知れません。転生したら氣志團の団長をやっていた・・という事で、それを踏まえても兎に角面白いかっこいいギグなのでお近くの方は一度体験される事をおすすめします。
行こうぜ、ピリオドの向こうへ。という事で私のオススメの本もついでに載せておきます。