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【お金】金持ちの種類を解説してみた
金持ちには種類がある
ここ数年お金持ちが表に出てくるようになった。
『お金持ち』のタグを観察していて気づいたのは
お金持ちと一言でいえども種類があるという事だった。
このことに気づけば様々なルートが見えてくる。
ただの趣味で観察してただけなのでエビデンスは相変わらずない。
ホールドする資産家
お金持ちの中には『保持』を目的とするタイプがある。
このレベルのお金持ちは滅多にお目にかからない。日本でも数えるほど。
知る人ぞ知る、という感じで素性は存在は隠されていることが多い。
これは資産を守ることに徹底しているということが理由にある。
生まれつきの資産家
生まれつきの資産家は言わずもがな実家が太いタイプだ。
例えば、沖縄の米軍基地の土地を保持しているのはたった一人の人間。
この人は調べないとでてこない。一応調べれば出てくるので
もしかしたら本当の所有者は国家機密なのかもしれない。
政治家も歴史が長い家に生まれていることが多い。
これは世襲政治などとも呼ばれるが、思想や家訓、資産を守るためだ。
蛇足だが、アナウンサーも実家が太いタイプが多い。
後に説明する土地運用タイプにもとかなり被っている。
それは一番高くて重たい資産が『土地』だからだ。世に言う石油王もそう。
※土地という資産がどれくらい重いのかは龍が如く0をみるとよくわかる。
血で血を争う戦いというのは人類も歴史的に土地の権限によって行われた。
戦争は「思想」を争うものも多いが、大半が土地(領土)の場合が多い。
中国という巨大な土地を統一した秦の始皇帝の話である『キングダム』も
ファンの人は多い。(あと日本だと織田信長、豊臣秀吉、徳川家康とか)
土地というのは限りがあるので権力争いになる場合が多い。
一方のインターネット空間は比較的土地が広いのでコストがかからない。
体感だけど1/10くらいな感じがしている。
架空に土地を増やすことにより、人間の尊厳や命を保ったまま
経済活動できるというのはインターネット空間の最大の強みだと思う。
巨大組織のトップ
似たようなタイプで『巨大組織のトップ』というのも存在する。
歴史の長い組織も多くの人が関わっているため素性はあまり明かされない。
話題になるときは世間知らずの放蕩息子が会社を継いでしまって
独裁的に経営をしようとした挙句にマスコミと内部告発で表沙汰になるパターンだ。この辺の話はガイアの夜明けとかみてると勝手にわかる。
巨大組織のトップの座はひとつしかないので権力争いになる場合もある。
『社内政治』とも呼ばれるもので、よくドラマの題材になっていたりする。
倍返しだー!!復讐劇×社内政治への内部告発×歌舞伎的表現は中毒性えぐ。
ビジネス漫画の金字塔『島耕作』の社長シリーズとかも面白い。
企業のトップの座に実際座れる人は結局こういう人当たりのいい女好きだ。
運用する実業家型
会社経営タイプ
叩き上げの経営者。最近だとIT関係やインフルエンサーに多いが
いわゆる社長と呼ばれる人たちで成り上がりや反骨精神がとても強い。
派手なことが好きな人が多く、ストレスフルに働いてる人も多い。
(インフルエンサーはタレント業だから人による)
ホリエモン、ひろゆき、前澤社長などなどカリスマと呼ばれる。
これは自分が表に出ることによる宣伝費も兼ねている。
会社経営は自分でアイディアを立ち上げ創造する作業なので
とにかく効率が一番大切。アーティストやアスリートに近い考えも多い。
渋いとこでいくとユニクロの柳井社長とか。
国で一番働き者で、一番税金払ってる人なので曲者が多いけど大好き。
株式運用タイプ
こちらは経営者と平行しているタイプが多いが株式運用だけがすきな人もいる。ギャンブル性と大量の知識が必要なのでアメリカにはこのタイプの実業家が多いんじゃないかなと予測している。一番有名なのはウォーレンバフェット。この人は特別な愛の人でエンジェル投資家の極みにいる。近未来を予測して、人類にとって必要な場所にお金を回すプロ。神様に近い存在だ。
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※ちなみにビルゲイツとウォーレンバフェットはマブダチ。
【おまけ】似て非なる超ギャンブラー型
これはもう金持ってダメな人間の最果てになった人の話。酒池肉林の極み。
ウォール街の人って日本でいるヒルズ族みたいなもんじゃないかな。
参考資料もいくつかのせておきます
インベスターZは学園費用を株式運用でやるっていう面白い設定で
かなり勉強になるのでおすすめ。読んでおいて損はないシリーズ。
日本人だと株式優待(株を所有するともらえる利益)が大好きな桐谷さんが
最近だと有名になった。自転車で爆走するシーンが印象的。
『銀行』というパワーワードを使える池井戸さんすごすぎない。
というわけでこの映画もお金の借用で運用する銀行という視点からみて
価値のある資産とは一体何なのー?という話。わかりやすくて面白い。
土地運用タイプ
資産家とほぼ同義だけれどインフラに嚙んでいることが多いので
とにかく巨大で固い資本みたいなイメージで間違いないと思う。
ただ『土地になにを建設するのか』という話になってくるので
デザイン性、先見の明などまた変わった技能が必要になってくる。
『地主』や『家主』といわれる種族もここに当たる。
これはもう勝手なイメージだけど働かずに儲けたいという
怠け者が多いイメージがある。(ほんとにごめんなさい。偏見です。)
人間にとってお金とは何なのか
簡単に書こうと思ったのに結構長くなってしまった。
よく陰謀論に出される「ロックフェラー家」と「ロスチャイルド家」。
お金といえばこの人たちにたどり着く。なぜなら過去一儲かってたから。
お金というシステムを極限まで使って名前を世に残した人たちだ。
『資本主義』とも呼ばれるこの仕組みを簡単な言葉で表せないかと考えると
『欲望の永久機関であり、強力で強大な人間のもつエネルギー体』だ。
それは人類にとって『幸福になりたい』という救いにもなれば
『あいつを落としいれて自分の存在をアピりたい』という絶望にもなる。二律背反。アンチノミー。正負の法則。
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21世紀、資本主義のシンボルとされたワールドトレードセンターに
テロリストの爆撃機が追突した。正義と欲望の中で人がたくさん死んだ。
日本で原爆が落とされて、三島由紀夫が割腹自殺して大日本帝国が終わりをつげたのになんだか似ているなと感じていた。
欲望のバタフライエフェクト
蝶の羽ばたきが巨大な竜巻を生む、という例えがある。
バタフライエフェクトと呼び、はじめは小さなゆらぎだったものが
増幅に増幅を重ねて巨大な竜巻になるというこの世の真理だ。
お金というものは『欲望のバタフライエフェクト』だ。
小さい頃に1000円で満足していたのに大人になるにつれて
満足しなくなる。もっと欲しい、あれも欲しい、これも欲しい。
そうやって人間の感覚は麻痺していく。
私はよく空を見上げる。空に流れる雲には値段がついていない。
誰のものでもない。毎日形を変えて私を楽しませてくれる。
私にとって本当の欲望はお金に変えれるもの以外にもあるのではないか。
そう考え始めたのは最近になってからだ。
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