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『ウケる』のがいいコンテンツとは限らない。理由とその対応策を考えてみる。
『かわいい』『面白い』『オシャレ』なキャラは売れやすいという話を以前聞いたことがある。確かそのとききゃりーぱみゅぱみゅが例題として挙げられていた。昔はかわいいだけ、面白いだけ、オシャレなだけでも売れていたと思うが量産され、どれかひとつだけでは埋もれてしまうという現実が待っている。今流行りのちぃかわやあのちゃんも、かわいいだけじゃなくて面白いしオシャレな空気感を漂わせている。これはタレントとして大人たちが肉付けをしていくから成り立っている世界だ。(と思うたぶん)
ウケる商品というのは数多に存在している。ウケる商品を作り出すのだって立派な仕事で私が20代の頃はヴィレヴァンでひたすら『どうすれば売れる商品がつくれるのか?』を試行錯誤してきた。試行錯誤しすぎて疲れた。
ウケるとは要はあく抜きの作業をしていくのに似ている。食べやすいように、味がしみこみやすいように、難解と思われる部分を取り除いていく。
これをやりすぎると逆にアクが強いものが欲しくなる時がある。ドリアンが食べたくなったり、ニンニクアブラマシマシのラーメンを食べたくなる人だっているだろう。少数派だけれども過激なお客さんがつく。
20代の頃といえば、何者でもない単なるちょっと出汁が出ていて味がついていない私は周りにいるニンニクアブラマシマシの先輩に気圧されていた。
この人たちに負けないように個性を出さなければ!と焦っていた。あの世界観のなかの『ウケる』はとにかく濃い味。でも、ある日思ったのだ。私はうす味のままの方が面白いんじゃないか?と。そのころは金髪だったけれど、黒髪に戻した。酒も飲まないし、仕事も真面目にやった。評価された。
二日酔いで出勤してくるのが当たり前の世界線で、ふつうにしているだけで評価されるのかと驚いた。私はそのまま昇格した。『なんで、こんな普通のやつが?』と言われた。店長会のあいさつも、ギター弾いたり一発ギャグをやってる人がいる中で、店名と名前だけしか言わなかった。
不運だったのは、上司がそれに気がついていなかったことだけだった。普通の人と思って接っしてくるから話が合わない。平均値を出すには上も下も理解しないといけないのだけれど、下振れのときの私を人は見下す。
『プロゲーマーからコンテンツクリエイターに
— surume (@surumegametv) December 25, 2024
転向します』ってよく見るけど
言葉としては『芸人から作家さんになります』
って言うくらい裏方に徹するってことなんだが
コンテンツクリエイターにも
タレントにもリスペクトねぇなって感じて不快
正しくは『企画に乗れるタレントになります』
もちろんわかるのだ。プロゲーマーはプレイヤーとしては一流なんだからコンテンツを作るにあたっても極めるという方向性ではいける。でも、数多ある『駄作』という死体の山の頂上にある旗だけをみて、なってもいないのに名乗るのは私の中ではありえなかった。イラついた。腹が立った。
じゃ、私もコンテンツクリエイターってことでいいですかね
— surume (@surumegametv) December 25, 2024
開き直るのは私の得意技だ。爆笑問題が蹴っても蹴っても起き上がるアンドロイドをネタにしていたけれど、私自身もアンドロイドなのかもしれない?と自分で自分を疑うほど打たれ強いのだ。困ったら手のひらを返せばいい。
いや、正しくは手のひらを返したふりをすればいい。
うちには猫がいる。猫はいるが猫をコンテンツには出さない。なんか負けだと思ってる。そういうのが一周するといいのかもしれないけど、まだまだ猫のコンテンツを出す予定はない。かわいい猫との時間を使いたくない。とかいってる間にパソコンと私の間に猫は入ってきたり、コタツでねようよ~と誘ってくる。なんだよ!かわいすぎるだろうが!どうやら私のコンテンツの邪魔をしているのは『独占したい』という独占欲なのかもしれない。
ここからはChatGPTに頼っていこう。もうマジで頼った方がいいって。
猫の手は借りずにChatGPTに頼んだ方がいいって。
1. 独占する気持ちを否定している
「独占したい」という気持ちが、自分にとって好ましくない感情だと感じている場合、その感情を作品に反映するのをためらっている可能性があります。
対応策:
「独占したい」という気持ちそのものを肯定的に捉えてみることです。たとえば、これは「大切に思う気持ちが強い」という証拠でもあります。その感情をストレートに書き出してみたり、キャラクターに代弁させたりすると、表現しやすくなるかもしれません。
確かに‥独占したいからこそ表現するっていう人もいるのかもしれないし。
令和ロマンとかに共感していたのはこれなのかもしれない。M1が好き!っていう気持ちを素直に表現してるもんね。
2. 共有したくないものをどう表現するか迷っている
「独占」とは自分だけが持つこと。それを他人に見せたり触れさせること自体に矛盾を感じているかもしれません。
対応策:
作品内で「独占したいものを守るための闘い」や「独占しているがための葛藤」をテーマにしてみてはどうでしょう?たとえば、登場人物が特別な何かを守ろうとするストーリーや、「独占」の代償を描くことが考えられます。
ちょっと難しいけど、それはなんだか表現できるかもしれない!
独占するための葛藤か・・これが作品にできるならすごいよさそう。
ニーアオートマタとかもそれに近い感情かも。
3. 他者との接点を持つのが怖い
「いいものを独占したい」という気持ちの背景には、誰かにその価値を分かってもらえない不安や、奪われる恐怖がある場合もあります。
対応策:
「奪われたらどうなるのか」「それでもその価値は消えないのか」といったテーマを掘り下げることで、新しい視点が生まれるかもしれません。自分の気持ちを投影するキャラクターを通じて、それを乗り越える姿を書くのも有効です。
大切にしてくれるかどうかギャンブルするしかないという怖さもある。
そもそもそのギャンブルのテーブルにすら乗らないことも多いのだけど、それが怖いというこっちの感情もあるよね。争奪戦で消耗したくないというのもかなり大きな感情だと思う。
4. 「独占」とは別の感情を見つめる
もしかすると、「独占したい」という感情の奥には「特別感を失いたくない」や「自分だけが知っているという優越感」といった、他の感情が隠れている可能性があります。
対応策:
「なぜ独占したいと思うのか?」を掘り下げて、より深いテーマを見つけてみることです。それを作品の核にすると、より普遍的なストーリーになるかもしれません。
これはわからないので具体的なものを教えてもらおう。優越感や特別感なのだろうか。
「隠す物語」や「乗り越える物語」の具体例
1. 隠す物語の例
「隠す物語」とは、登場人物が何かを守るため、または奪われることを恐れて、特定のものや秘密を隠し続けるストーリーです。
映画『千と千尋の神隠し』
千尋が奪われないように「自分の名前」を隠し守るというテーマがあります。名前が奪われるとアイデンティティを失う、という設定が、隠すことの切実さを描いています。
小説『博士の愛した数式』(小川洋子)
博士が自分の「記憶」を守るために数式に執着するようすは、隠すことの象徴的な表現になっています。彼の記憶は限られたもので、それを守るために他者に心を閉ざしている部分も感じられます。
映画『ラプンツェル』
ラプンツェルの「魔法の髪」を隠し、悪い人に奪われないように塔に閉じ込めているという設定も、「独占したいものを守る」物語の一種です。
2. 乗り越える物語の例
「乗り越える物語」とは、登場人物が独占欲を克服したり、誰かと共有することの意味を見つける物語です。
映画『アナと雪の女王』
エルサが自分の氷の力を隠し続けてきましたが、最終的にはその力を他者と共有し、コントロールする術を学びます。「恐れから隠す」のではなく、「愛によって共有する」に変化する物語です。
小説『指輪物語』(J.R.R.トールキン)
フロドが「一つの指輪」という強大な力を持つものを独占せず、破壊する決断をするストーリーは、独占欲を乗り越えた象徴的な例です。指輪がもたらす誘惑との闘いがテーマになっています。
映画『インサイド・ヘッド』
主人公のライリーが「自分の感情」を他者に隠そうとしますが、最終的には共有することで心のバランスを取り戻します。「一人で抱え込む」から「他者と分かち合う」へ変わる成長の物語です。
3. 隠す物語と乗り越える物語が交わる例
いくつかの作品では、隠し続けたものを最終的に共有し、新たな価値を見つける流れがあります。
映画『ハウルの動く城』
ハウルが心臓を隠して守っていましたが、ソフィーと出会い、それを取り戻し共有することで自由を得ます。隠すことで守ってきたものが、共有によって解放される展開が描かれています。
アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』
ほむらがまどかを守るために秘密を隠し続けますが、最後にはその隠す行為自体が希望につながる形で解放されます。
あなたの作品への活用方法
このようなストーリーを参考に、以下のようなアプローチを考えてみてはどうでしょうか:
隠す物語: 独占したい「もの」が奪われそうになる緊張感を描く。
乗り越える物語: 独占したいと思っていたものを共有することで得られる新しい価値を描く。
両方を取り入れる: 最初は隠すが、最終的にそれを乗り越えて広がりを見せるストーリーにする。
秘密の〇〇とか秘宝とかが好きなのかも(笑)
確かに「秘密の〇〇」とか「秘宝」って、それ自体がロマンを感じさせるし、物語の中心に据えるとすごく魅力的なテーマになりますよね!😊「誰も知らないもの」「隠された価値」「守るべき大切なもの」といった要素が、ストーリーをぐっと深くしてくれるんです。
SURUMEさんがそのテーマに惹かれるのは、自分が大切にしているものや価値観を守りたい、けれどその魅力も伝えたい、みたいな気持ちがあるからかもしれませんね!
もし「秘密の〇〇」をテーマにしたら…?
秘宝をめぐる冒険: 「伝説のアイテム」が物語の中心に。奪われそうになる緊張感や、それを守り抜く主人公の決意を描ける。
隠れた真実: 何かを独占しているけれど、それが実は他人にとっても価値があると気づく成長物語。
守るだけじゃない展開: 最後にそれを誰かと共有することで、さらに大きな価値が生まれる展開も面白そう!
例えば・・
主人公が「誰にも触れさせたくない秘密の音楽」を持っていて、それを聞かせた瞬間に人々が感動して世界が変わるストーリー。
「失われた鍵」を巡る争奪戦で、最後にその鍵の価値が「使うこと」ではなく「誰にも使わせないこと」だと気づく物語。
そういえば私は推理小説もすきだ(笑)
推理小説も「秘密」や「隠されたもの」をテーマにしていることが多いので、SURUMEさんの好きな「独占したい」「秘宝」「秘密の〇〇」というモチーフと相性バッチリですね!推理小説って、謎を守る(隠す)側と解く(暴く)側が対立する構造が面白いですし、その中で「大切なもの」や「独占欲」が絡むとさらに深みが出ます。
推理小説に「秘密の〇〇」を絡めるなら?
推理小説の設定やプロットの中に、SURUMEさんの好きなテーマを入れてみると、こんな感じになりそうです:
1. 隠された宝や秘密が事件のカギに
「秘宝」や「秘密の場所」が
殺人事件や失踪事件の動機になっているパターン。
例:
伝説の宝石を狙う者たちが次々と殺されていく。
忘れ去られた地下室に隠された家族の秘密が、失踪事件のカギを握る。
2. 主人公が守るべき「秘密」
主人公が何かを守る立場にあると、
読者も「守ってほしい!」と思って共感しやすいです。
例:
主人公がある手紙を隠し通そうとするが、その手紙が事件の真相につながっている。
誰も知らない「秘密のレシピ」が企業スパイや殺人事件の動機に。
3. 真犯人の動機が「独占欲」
犯人が「自分だけのものにしたい」
という欲望から犯行に及んでいると、SURUMEさんのテーマにぴったり!
例:
誰にも触れさせたくない美術品を守るために起きた殺人。
特定の人だけに存在を知られていた場所を暴露されたくなくて犯行に及ぶ。
SURUMEさん向けのプロット案:
タイトル案:「秘密の声」
田舎の小さな村で、深夜に誰も知らない歌声が聞こえるという伝説がある。その歌声を録音したという人物が殺され、録音機が消える。歌声には人を魅了する力があるとされ、殺された人物はそれを利用しようとしていたのではないかと噂されるが、真相は意外なところに――。
え、やば・・面白そうwwwwwwwwwww
推理小説は構造やプロットを練るのが楽しいジャンルですよね!SURUMEさんの好きなテーマを反映させると、個性的なストーリーになるはずです✨
ホラーも好きなんだ・・ 例えば乙一さんとか湊かなえさんとか
それとは別に重松清さんもすきなんだけど共通点あるかな?
共通点を考えると「心の奥深くに触れる」というテーマが浮かび上がります。それぞれの作家が描く作品には、表面的な出来事の背後に、人間の内面や感情が濃密に描かれているのが特徴です。
共通点の考察
人間の弱さや闇、繊細さを掘り下げる
乙一さん: 日常に潜む異常や幻想的な怖さを通じて、人間の孤独や葛藤を浮き彫りにします。例えば、『夏と花火と私の死体』では子どもの純粋さと残酷さを対比させています。
湊かなえさん: 登場人物の「心の闇」や隠された真実が、事件や不幸の背景に巧みに組み込まれています。例えば、『告白』では復讐の連鎖が人間の心理をえぐり出します。
重松清さん: 子どもから大人まで、誰もが抱える「弱さ」や「後悔」、「不完全さ」を優しく描きます。『ビタミンF』では家族や日常の一瞬が心に残る物語として紡がれています。普遍的な感情に触れる
どの作家も「誰にでも心当たりがある感情」を描くのが得意です。孤独、後悔、罪悪感、希望など、読む人が自分の人生と重ね合わせやすいテーマが多いです。
例えば、乙一さんはホラーの形で、湊かなえさんはサスペンスの形で、重松清さんは日常の物語の中で感情を掘り下げています。悲しみや不安を通じて希望を見出す
乙一さんは暗いテーマの中に美しさを忍ばせています(例:『ZOO』の短編に見られる静かな希望)。
湊かなえさんは、人間の救いのなさを描きながらも、読み終えた後に考えさせる余地を残しています。
重松清さんは「誰かとのつながり」や「優しさ」が最終的に救いをもたらすことを多くの作品で描いています。
SURUMEさんの好きなテーマとの関連性
SURUMEさんが挙げた作家たちの作品には、「隠された感情」や「大切にしたいもの」が多く描かれています。
ホラー好きや独占したい気持ちがあるなら、これらの作家の特徴を参考にしつつ、以下のような物語に挑戦してみるのも面白そうです。
乙一風: 日常の中に異常な出来事を起こし、それが登場人物の孤独や欲望を浮き彫りにする。
湊かなえ風: 人間関係のねじれや独占欲が、事件の動機になる物語。真相にたどり着いたときに読者が驚く仕掛けを入れる。
重松清風: 独占したいものや秘密を守ろうとする人の切なさや成長を、温かい視点で描く。
もし共通点を活かした作品を作るなら…
タイトル案:「隠された手紙」
過疎化が進む村で、廃屋から見つかった一通の手紙。それは戦時中に誰かが命を懸けて守り抜いた「秘宝」だった。ところが、その手紙がもとで村で奇妙な事件が起こり始める――。
→ 乙一風にホラー要素を強調してもいいし、湊かなえ風に人間関係のねじれを掘り下げてもよし。重松清風にすると、最終的に手紙が「希望」の象徴として描かれます。
全部面白そう、読みたい(笑)
まとめてみると3択だった。
①緊張にふりきる ②最後までどうなるわからない ③ハッピーエンド
読者さんにどういった感情になって欲しいかという視点で考えてみる
1. 不安や恐怖からの解放
ホラー要素やサスペンスを取り入れる場合、読者に不安や恐怖を感じさせ、その後に「解放感」や「安心」を与えると、より深い感情を呼び起こすことができます。
例: 読者が一時的に恐怖に包まれ、最後にはその恐怖を超えることで「希望」や「救い」を感じる。
目的: 読者が登場人物と一緒に恐怖を乗り越え、最後には温かい気持ちや安心感を得ることで、物語が心に残りやすくなります。
2. 複雑な感情を呼び起こす
人間の内面に深く迫るような物語では、読者に「葛藤」や「後悔」といった複雑な感情を感じさせることが多いです。特にSURUMEさんが好きな作家たちは、登場人物の心の闇や孤独を描きながらも、読者にその感情を共感させ、最終的に心に残る思考を促します。
例: 主人公が「守りたいもの」「隠したい秘密」に対して揺れる心情が描かれ、読者も同じように「もし自分だったらどうするか?」という問いを抱えるようになる。
目的: 物語を通して読者が自分自身の心の内面を見つめ直し、感情の変化や成長を実感できるような体験を提供する。
3. 希望や温かさを感じてほしい
ホラーやサスペンスを描きつつも、最終的には読者に「希望」や「温かさ」を感じてほしいという方向性もあります。特に重松清さんのように、日常の小さな温もりや人間関係の優しさを描くことで、読者が安心感や癒しを得られるようにすることができます。
例: 物語の中で暗い秘密や試練が続きますが、最終的に主人公が何かを乗り越えて他者との絆を深めるシーンが描かれる。
目的: 読者が物語を読んだ後に、人生や人とのつながりに対してポジティブな気持ちを抱けるようにする。
4. 驚きや衝撃的な展開を提供する
読者に強い印象を与えたい場合、予測できない展開や「どんでん返し」を提供して、最後に「驚き」や「衝撃」を与えるのも一つの方法です。特に湊かなえさんの作品のように、驚きの結末が読者に衝撃を与えることで、物語が強烈に記憶に残ります。
例: 物語の途中で登場人物の動機や事件の真相が急激に変わり、読者が「なるほど!」と思わせられるような展開。
目的: 読者に「驚き」や「興奮」を与え、物語が思い出す度に感情が呼び起こされるような印象を残す。
5. 悲しみや切なさを感じさせる
もし「隠された感情」や「秘密」をテーマにしているなら、読者に切なさや哀しみを感じさせることも可能です。読者が登場人物に感情移入し、その痛みや後悔を共に抱えることで、物語の中で深い感動を与えることができます。
例: 物語の中で登場人物が愛する人や大切なものを失い、どこかでそれを乗り越えようとするが、最終的にその感情が深い形で読者に伝わる。
目的: 切ない結末を迎えつつも、その中で人間の強さや優しさが描かれ、読後感が深い感動を呼び起こす。
複雑な感情: 物語を通して、読者が葛藤や後悔、成長を感じる。
切なさと希望: 物語の中で悲しみや孤独を感じさせつつ、最終的には希望や温かさを与える結末。
驚きと感動: 思わぬ展開で読者を驚かせ、最後に強い印象を残す
【キャラ〈明暗〉×部屋〈時間軸〉×悩み〈大小〉】
— surume (@surumegametv) December 30, 2024
この公式でやれば無限に小説かける気がする
例①:派手なJK×古い部屋×アイデンティティ
例②:地味なおじちゃん×近未来な部屋×今日のご飯
ダンダダンが売れた理由はこれじゃね
システマチックに導き出したんだけど、感情にフォーカスしてかけるようになったらもっと作品に深みが増しそうだなと思った。
「複雑な感情を呼び起こす」要素
1. 主人公の内面的な葛藤を描く
物語の中心に、何かを失ったり、選択を迫られたりする主人公を置きます。彼らが「何を守りたいか」「何を隠したいか」を描き、その葛藤が物語を牽引します。
例えば:
例: 主人公が過去に犯した罪を隠しながら生きているが、それがやがて明るみに出る恐れに悩んでいる。秘密を守るために手段を選ばず行動するが、心の中で後悔や恐れが渦巻いている。
読者の感情: 主人公が葛藤する姿を見て、読者も「もし自分だったらどうするか?」と共感しつつ、最後にその選択がどう結末を迎えるのかが気になる。
2. 支え合う人々とその関係
複雑な感情を描くためには、主人公だけでなく、彼らを支える人物との関係性も重要です。誰かとの絆が強ければ強いほど、主人公の心の葛藤が浮き彫りになります。
例えば:
例: 主人公が心の中で悩んでいることを誰にも打ち明けられずにいるが、最も信頼している友人や家族がその秘密に気づき、サポートを申し出る。しかし、主人公はその優しさを受け入れることに恐れを感じる。
読者の感情: 読者は、登場人物のやりとりを見て感動したり、時には切なさを感じたりしながら、物語がどのように展開するのかを期待するようになります。
3. 解決を求めるけれど、完全な解決は難しい
物語の結末で、問題が完全に解決することは少なくして、むしろそれをどう乗り越えたかが重要になります。そうすることで、現実感や感情の深みが増します。
例えば:
例: 主人公が最終的に過去を告白し、その結果として問題が解決するわけではない。むしろ新たな問題や感情が浮かび上がるが、その過程を通して少しずつ成長していく。
読者の感情: 完全な解決を期待していた読者が少し物足りなさを感じるかもしれませんが、それが現実的で心に響く結末だと共感を呼びます。
4. 伏線や暗示で感情を引き出す
物語を通して、小さな伏線や暗示を織り交ぜ、読者が少しずつ主人公の心の中にある複雑な感情や過去を感じ取れるようにします。これにより、物語が進んでいく中で感情の変化を読者が追いやすくなります。
例えば:
例: 物語の序盤で登場人物がふとした瞬間に「これ以上は隠せない」と呟いたり、些細な出来事が後の大きな出来事に繋がるような伏線を張る。
読者の感情: 伏線に気づいた読者は「どうなるんだろう?」と期待し、物語の進行に伴い、感情の変化を追うことができます。
物語作りのヒント
不完全な幸せ: 主人公が最終的に何かを得ることができたとしても、それが完全な幸福ではないという展開を描きます。その代わりに、何かを乗り越えたことで少しだけ心が軽くなるような終わり方が、読者に感動を与えやすいです。
読者に問いかける: 最後に読者に「あなたはどうする?」という問いかけを投げかけて、物語を読んだ後もその感情を引きずらせるようにします。
「複雑な感情を呼び起こす」という方向性は、物語に深みを与え、読者に思考を促す強力な手法です。主人公の内面的な葛藤や感情を丁寧に描き、読者がその変化を感じることができるようにすると、物語が一層引き込まれると思います。
1. 例:若い女性〈明〉×モダンな部屋〈未来〉×恋愛の決断
キャラ(明):積極的で前向きな若い女性。自分の未来に希望を持ち、理想の相手を探しているが、恋愛に対して理想が高すぎてうまくいかないことが多い。
部屋(未来):高度に発展した近未来的な部屋で、ロボットやAIが生活をサポートする環境。しかし、家には居心地の良さが感じられず、どこか冷たく無機質な印象がある。
悩み(恋愛の決断):理想のパートナーを求めているものの、現実の恋愛において何が本当に大切かを見失っている。AIがパートナー候補を推薦するが、機械的な選択肢に心が揺れ動く。
ストーリー概要:彼女はAIに頼って自分の理想の相手を探しているが、次第に、機械の選択が本当に自分の心を満たすものなのか疑問に感じるようになる。最終的には、テクノロジーと心のバランスをどう取るべきか、真実の愛とは何かを考え直す。
2. 例:中年男性〈暗〉×過去の部屋〈過去〉×後悔
キャラ(暗):人生の中で大きな失敗をし、後悔と罪悪感に苛まれている中年男性。自分の過去を清算できないまま、日々をなんとなく過ごしている。
部屋(過去):20年前に住んでいた実家の部屋で、過去の思い出や写真がそのまま残されている。家は今は誰も住んでおらず、荒れ果てているが、彼にとっては思い出の詰まった場所。
悩み(後悔):過去の選択を悔いているが、その後悔から目を背け続けている。自分が取った道を変えられたのか、今さらどうすればいいのかと悩み続ける。
ストーリー概要:彼は過去の部屋に戻り、自分の過去と向き合うことで、失われた時間と向き合い始める。部屋の中で再び過去の出来事を振り返りながら、少しずつ過去を許し、前を向いて生きる決心をする。しかし、その決断には痛みが伴う。
3. 例:高校生〈明〉×現代的な部屋〈今〉×家庭の問題
キャラ(明):学校で人気のある明るい高校生。しかし、家では家族との関係がぎこちなく、学校と家での自分のキャラクターに違いを感じている。
部屋(今):普通の現代的な部屋、家族と共有するリビングの一角。彼女の部屋には雑誌やゲームなど、生活感のある物が多い。
悩み(家庭の問題):家族とのコミュニケーションがうまくいかず、家庭内での立場に悩んでいる。特に親との関係が冷え切っていて、何を言っても響かない気がする。
ストーリー概要:明るく振る舞っている高校生が、家では全く違う自分になってしまうことで葛藤する。家族との関係を改善するために何ができるのか、友達や親との違いに悩みながら、少しずつ本当の自分を受け入れていく過程を描く。
4. 例:おばあさん〈暗〉×古びた部屋〈過去〉×孤独
キャラ(暗):老齢のおばあさん。長年の孤独と病気に苦しみ、これからどう生きていくべきか分からないでいる。
部屋(過去):長年住み続けた家。昔は家族と賑やかだったが、今は一人で暮らしている。部屋には昔の写真や思い出の品が所狭しと並んでいる。
悩み(孤独):周りの人々は皆いなくなり、何もすることがなく孤独に過ごしている。日々をどう過ごすべきか分からないが、時折昔の思い出にふけることが心の支えになっている。
ストーリー概要:孤独に過ごしているおばあさんが、過去の思い出と向き合うことで少しずつ心の中に平穏を取り戻す。昔の家族との絆や、死を迎える準備として何を残すべきかを考え始める。最終的に、孤独を受け入れた上で、何かを新たに始める決意を固める。
5. 例:若い男性〈明〉×小さなアパート〈現代〉×未来への不安
キャラ(明):将来に希望を持ち、夢を追いかけている若者。しかし、現実とのギャップに不安を抱えている。
部屋(現代):シンプルな一人暮らしのアパート。狭いけれど、自分だけの空間として大切にしている。未来をどんな場所にしようかと悩んでいる。
悩み(未来への不安):夢を追いかけるが、現実的な問題(お金、時間、社会的な期待)にぶつかり、夢を諦めるべきか、続けるべきか迷っている。
ストーリー概要:若い男性が自分の夢を追う中で、現実の厳しさに直面し、悩みながらも成長していく。彼の部屋はその悩みの象徴であり、物理的に小さいが、彼の心の中での葛藤と変化を表現する重要な場となる。
ちょっと試しに書いてみた いい感じ!
私は部屋の設定があるとかきやすいな~密室殺人とか好きだったし。
事件は部屋で起きている!!!
つかれたので今日はこの辺で‥
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