お茶×自転車=茶輪子vol.1〜3「電動アシスト自転車の旅で出会うのは、ここにしかない景色と絶品茶たち。」 2019 Jul.12 SURUGA Cycle Journal Vol.42
お茶処、静岡県島田市を自転車で巡り、6か月間、島田市の「気持ちいいトコ」をSNSでご紹介する企画。今回は前半3か月間の総集編です。
お茶の産地といえば、まず静岡県を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。その中でも、広大な茶園や全国的な名産地を有し、茶処として名高いのが島田市です。ひとことで「お茶」といっても、栽培地の地形や気象条件によって茶葉の特徴は異なります。また、茶葉をどのように加工するかによって、入れるお茶の色や味も変化します。島田市には代表的な3つの栽培地があり、「島田茶」「金谷茶」「川根茶」と呼ばれています。
島田市では、シティプロモーション「島田市緑茶化計画」という名のもと、緑茶グリーンを使用したまちづくりを市民と一緒に進めています。本計画オリジナル緑茶ブランド「Green Ci-Tea」を作り、製法の違いから風味のちがうNO.1〜NO.7までの7種類のお茶「島田グリーンシティー」と、緑茶ハイ「プレミアム島田割り」が市内の飲食店で味わえる「島田DEいっぷく」プロジェクトをスタートしました。
「島田DEいっぷく」プロジェクトは急須のセットで提供され、淹れ方の違いで変わる味わいも楽しめます。
また、まちづくりでは、緑茶色のポストやお茶が出てくる蛇口など、かなりユニークな取り組みもあります。
そんな島田市にある日本有数の大茶園「牧之原台地」。台地北端部の標高は約270m、南端部は約50m、全長は約25km、北側から南側へかけて緩く傾斜している樹枝状の地形です。
幹となる台地のほかに、東方と南東方に支脈となる台地が延びています。ここまで聞くと、自転車乗りなら「アップダウンが激しそうで走りがいがありそう、週末行ってみようか。」となります。茶畑の畝が台地に描く縞模様は美しく、異なる気象条件、時間帯、季節によって描き出されるそれぞれの表情には、いつ訪れても心を鷲掴みにされます。それが世界でここでしか見られない「大茶園越しの富士山」を見られる季節であれば尚更です。
「そんなレアな景色なら、すぐに見に行く!」という声が聞こえてきそうですが、残念ながら大茶園の中を巡回している公共の交通機関はありません。それなら「自転車で行っちゃおうか」ということで「茶輪子」をスタートしました。自転車の速度域でのんびり巡ってみると、時間帯で刻々と変わる茶畑の色合いや台地から見下ろす大井川の表情など、車では通り過ぎてしまう「瞬間」を感じることができました。
「茶輪子」のコンセプトは「キツくないアクティビティ」なので、自転車はデイトナポタリングバイクDE01(電動アシスト自転車)を使ったところ、日ごろ自転車に乗っていない方でも台地の急坂を難なくクリアできました。
では、「Green Ci-Tea」島田市を巡る「茶輪子」の旅、ご覧ください。
茶輪子 vol.1
日本三大銘茶「川根茶」の里を巡る自転車&鉄道の旅
2019年4月16日(火)
朝9:00、快晴の大井川鐵道金谷駅に集合しました。
今回のナビゲーターは、大井川鐵道の大石さん(写真右)と島田市役所観光課の大畑さんです。サイクリストの大石さんはご自身のロードバイクを、サイクリング初心者の大畑さんにはデイトナポタリングバイクDE01を使っていただきます。
出発前に、大畑さんはDE01の取り扱いを一通りチェック。パワフルな電動アシストを体感して、「これなら行ける」とニヤリ。さらに折りたたみの簡単さとコンパクトになった姿を見て、今日の輪行の不安も消えたようです。
まず向かったのは諏訪原城跡です。金谷駅から2.5km程の距離ですが早速上り坂です。日頃から鍛えている大石さんは難なくクリア。さすがです。大畑さんも涼しい表情でクリア。さすが、電動アシスト。
続日本100名城に選定された国指定史跡諏訪原城跡。2019年3月23日(土)にガイダンス施設「諏訪原城ビジターセンター」がオープンしました。施設には諏訪原城内の杉やヒノキを一部使用しているそうで、独特の木目がとても味わい深いです。
現在は城の建築物は残っていないものの、堀・曲輪・馬出などの遺構がはっきりと残り、戦国時代の武田氏・徳川氏の築城様式を知るうえで貴重なものとなっています。城マニアのリピーターが多いそうですよ。
次に向かったのは、芭蕉翁馬に寝て句碑。「馬に寝て残夢月遠しちゃのけぶり」。貞享元年(1684年)8月から、芭蕉が東海道を旅した際に、小夜の中山付近で詠んだ句と考えられています。島田市には芭蕉の句碑がいくつもあります。
そして句碑のすぐ側にある旧東海道石畳。しばし古の東海道の旅に想いを馳せました。
さて、川根方面へ向かうため、大井川鐵道の新金谷駅へ。大井川鐵道スタッフのみなさんが出迎えてくれました。
大井川鐵道の輪行バッグ貸出サービスを利用しました。 便利です。
そして家山駅に到着。「電車だと早いね。」「イェイ!」
予定どおりお昼に家山に着きました。予定どおりお腹が空き、とにかくお昼お昼。駅近くの「たいやきや」さんへ。その名のとおりたい焼きが食べられますが、ラーメンと焼きそば、静岡おでんも好評です。
昼食の後は家山の中心にある野守の池へ。かつて大井川が流れていた地にできた河跡湖で、ヘラ鮒釣りの名所です。静かで美しい池ですが、およそ700年前の悲恋を伝えることでも知られています。
さて、お待ちかねのスイーツタイム。家山の「三浦製菓」さんにお土産を探しに行きました。
川根茶を練りこんだお茶羊羹がとても有名ですが、今日の気分はフワトロ系に向いていました。お茶ロールケーキを購入。自転車に乗ると、クリームものがより美味しく感じるんですよね。
次に訪ねたのは「マルイエ醤油川根本家」さん。店構えから歴史がヒシヒシと感じられます。創業は明治43年。四代にわたり受け継がれた伝統の製法で、味噌醤油を造り続ける醸造元です。
川根地域は大井川の上流部に位置することから、南アルプスの伏流水が豊富なことに加え、また昼夜の寒暖差が大きいことから味噌醤油作りには適した環境なのだそうです。大量生産の時代に、手作りの良さが受け継がれているのが嬉しいですね。
ここからは少し山に入り景観のいいところをサイクリングします。週末にはサイクリストもライドしているエリアです。昭和橋、川根町葛籠と川根本町地名を結んでいます。
走っていて気持ちのいい道が続きます。そして観光パンフレットでよく見る旧初瀬橋。ここは外せません。緑が濃い季節になると、さらに橋が映えてきれいでしょうね。
では、帰路につくため大井川鐵道に向かいます。ここからだと川根温泉笹間渡駅が近くです。
着いたー!と喜ぶ大畑さん。大石さんは走り足りない様子です。名残惜しいですが、今日はここから電車で帰ります。おつかれさまでした。
川根温泉笹間渡駅は昭和5年開業。味わいのある駅舎にはカフェも併設されて人気が出ています。いかがでしょうか、輪行も取り入れた旅。次は大井川の上流方面へも行けそうですね。もっと先まで行って、帰りは自転車でのんびり下ってくるのもいいですね。
茶輪子 vol.2
新茶の季節、お茶摘みから始まる島田市内自転車デート
2019年5月15日(水)
朝9:00、またまた快晴のJR金谷駅に集合しました。
今回のナビゲーターは、島田市役所観光課の山下さん(写真左)と河野さん(写真右)にお願いしました。今回も自転車は、デイトナポタリングバイクDE01です。「今日はデートコースのご紹介なので、それらしくお願いします。」とこちらがリクエストすると、おふたり揃って「え〜!」と息ピッタリ。イケそうです。
すると早速、山下さんが河野さんに自転車の取扱説明を開始。山下さん、やりますね。というのは冗談、ごめんなさい山下さん。乗る前に、自転車の機能を知っておくのは安全確保の面でとても大事なこと。ありがとうございました。
さて、今回は新茶の季節。どこまでも続く茶畑を見に行こう!という事で、牧之原台地で大茶園を営む「まるとう農園」さんにお邪魔しました。こちらでは、茶摘み体験、工場見学などの体験を通してお茶のことが学べます。
まずは早速お茶摘みを。腰ほどの高さの畝が、遥か向こうまで続く景色は圧巻です。思わず目をつぶって深呼吸。気持ち良くて落ち着きます。
お茶摘みを終えて工場へ。扉を開けた途端、フワァーとお茶の香りに包まれます。このアロマ感の中で仕事をしていると、ずっとポジティブでいられそうです。
広ーい工場を抜けて試飲エリアへ。採れたての新茶をいただきました。おいしい。
そして新茶詰め放題も。お約束の山盛り行かせていただきました。まるとう農園さん、ありがとうございました。
まるとう農園さんから約2km。「ふじのくに茶の都ミュージアム」にやってきました。ミュージアムの常設展示や、お茶にまつわる各種体験イベントもあり、お茶について深く学べます。今回は茶道体験、正座大丈夫かな。
茶道体験エリア。小堀遠州ゆかりの茶室と庭園がステキです。
緊張。。。
茶道の先生たちに教えていただきながら良い体験ができました。
緊張から解放され、楽しみなランチ「meguri石畳茶屋」さんへ。店名のとおり、旧東海道の石畳沿いにお店があり、それだけでも気分が上がります。
緑に囲まれたお店はヒーリングスポットです。
いただいたのは、「国産ジビエミートローフランチ」とケーキセットです。開放感のある店内とおしゃれメニューで人気のお店です。
庭の緑を眺めながら気持ち良く食事ができますよ。
「meguri石畳茶屋」さん、ごちそうさまでした。
ランチの後はパワースポットへ。日限地蔵尊(ひぎりじぞうそん)。
「日を限って願掛け参りをすれば願いが必ず叶う」と評判が高く、県外各地からも多数の参詣者があるそうです。
大井川鐵道日切駅が最寄りなので、日切地蔵尊と表記されることもあります。
地元の方々からは「おひぎりさん」と呼ばれ親しまれています。
島田市といえばやはり間近で見ておきたい大井川。大井川橋を渡ってきました。明治時代の川越人足廃止に伴い渡船の運行が開始され、その後、木製の橋を架設するも、しばしば増水で流され、昭和3年(1928年)3月に鉄橋が完成しました。
そして大井川のすぐ側にある島田市博物館へ。常設展では旅をテーマに川越しの歴史と文化を紹介しています。興味深いです。
博物館の裏手には、大井川川越遺跡が昔の町並みを残しています。「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」と言われた昔。昔の人々が今の大井川を見たらどう思うのでしょうか。
ゆったりとした時間が流れ、つい長居してしまいます。
最後は今日のお土産探しです。お茶処ですからおいしい和菓子屋さんを開拓したいとリクエストしたところ、ガッツリな老舗をご紹介いただきました。創業250年を超える「清水屋」さん。250年てスゴすぎます。島田駅そばです。
島田の帯祭りに欠かせない、大奴にちなんで生み出されたお菓子「黒大奴」を購入。このお菓子は明治に生み出され、今日まで大切に作られている銘菓で、お茶請けにぴったりです。清水屋のみなさん、ありがとうございました。
山下さん、河野さん、ナビゲーターありがとうございました。自転車デートの感想を聞いたところ、おふたりから「車で巡るよりも、多くの情報に触れることができたと思います。自転車の速度域の方が人間に合っていて、見逃しも少なくなるからでしょうね。濃い時間を過ごせました。」とのことでした。
今回はいろいろ巡りましたが、大茶園の中でぼーっとするだけでも素敵な時間が過ごせそうです。週末の島田市デート、ぜひお試しを。
茶輪子 vol.3
電動アシストで急坂を制し、パワースポットを巡る 女子旅
6月14日(金)
朝9:00、島田駅集合。茶輪子も梅雨に突入です。当初、週間天気予報は雨で降水確率90%。半ばあきらめムードでしたが、3日前あたりから徐々に好転、前日時点の予報はとうとう曇り、降水確率40%まできました。島田市役所さんからもGOサインが。
今回のナビゲーターは、島田市役所商工課の松浦さん(写真左)と高橋さん(写真右)にお願いしました。それにしても島田市役所さん、選手層(あ、職員層)が厚いです。みなさんから地元愛が伝わってきます。
今日はパワースポット巡り。パワースポットといえばやはり神社とお寺ですよね。いっぱい巡って良い気を取り込んで来たいと思います。
出発前にお茶の祖「栄西禅師」の銅像にご挨拶から。栄西禅師は臨済宗の開祖で、2回、宋に渡航し、禅の教えとともに、お茶の種も持ち帰り植えたと言われています。
今日の行程は市街地にエリアに集まっているスポットが多く、移動距離こそ少ないですが、小回りが利く自転車の方がストレスなく移動できそうです。
最初のスポットは大善寺です。
大善寺の鐘は島田宿に2時間毎に時間を知らせる為に天明4年(1784年)に設置されました。特に、日の出と日の入りの鐘の音は大井川の川越の開始と終了を知らせる合図でもあり、住民や旅人達の生活に密着した鐘として知られていました。山門向かって右側に設けられた閻魔堂には閻魔大王座像が安置されています。
山門横の黒板には、ご住職が半月替わりで説法を。毎回見に来たくなります。
2.5kmほど移動して静居寺(じょうこじ)へ。静居寺惣門は17世紀後半の建造物と推定され、京都から移されたものと伝えられています。平成8年3月12日に県指定文化財に指定されました。
本堂奥の森からは夏でもヒンヤリとした空気が降りてきて、一帯の静けさと相まって神聖な雰囲気が漂っています。自然に背筋が伸びる、そんな気持ち良さです。
続いて街の中心にある大井神社。大井川の神霊を祀る神社で、3年に1度行なわれる島田大祭(帯祭り)で知られています。
寅、巳、申、亥の年ごと、満3年に1度「大祭(おおまつり)」といって御神輿のお渡りの神事が行なわれます。
神社の境内にはオフィシャルの売店があり、オープンエアーで食事やかき氷が楽しめます。神社の境内でまったりするのも良さそうです。
そして早めのランチへ。「磯藤」さんです。日本料理屋さんですが、ランチの種類も多く人気のお店です。「島田DEいっぷく」プロジェクトの参加店でもあるので島田市緑茶化計画オリジナル緑茶ブランド「Green Ci-Tea」をいただけます。
「Green Ci-Tea」NO.1とNO.4をいただきました。やっぱり日本食にはお茶が合います。
いただいたメニューは、人気NO.1の天重御膳と鶏唐揚げチリソース御膳。どちらもボリュームが多いうえ、デザートにメロンも付いて高コスパです。
お腹もいっぱいになったところで、パワースポット巡りの後半です。
まずは鵜田寺。島田髷を初めて考案したと伝えられる虎御前の供養塔がある島田市最古のお寺です。毎年9月の第三日曜日には供養祭「島田髷まつり」が行なわれます。
こちらにも立派な鐘が。無断で突いてはいけません。
次は少し趣向を変えて、「島田市ばらの丘公園」へお花のパワーを貰いに行きます。
バラの季節は春と秋、公園の中はバラの香りで満たされ、リラックス効果をもたらすパワースポットです。園内には約360種、8,700株の世界各地のバラが植栽されています。
バラの後にもうひとつお花を。島田市内に唯一残る茅葺長屋門である長谷川家長屋門へ。
思わずほっこりする風景です。茅葺長屋門とお花のコラボレーションに癒されます。
花つながりで行きましょう。次のスポットは慶寿寺。1345年に開山したと伝えられている名刹です。こちらのしだれ桜は昭和31年(1956年)に静岡県の天然記念物に指定されました。
もちろん今の季節に桜は咲いていませんが、高台で森に囲まれた境内はとても静かで、しばらくそこにいるだけで、日常から離れてリセットされた気分になります。
そして次も、花つながりです。天徳寺。サザンカの名所として親しまれる古刹です。山門から延びる70mほどの参道はサザンカのトンネルになっています。見頃は10月下旬頃。
現在、サザンカは咲いていませんが、緑のトンネルは歩くだけで気持ちもリフレッシュされます。
周囲を山に囲まれた美しいお寺です。
さて、花つながりから離れ、今回の最終スポットです。秘境感満載の智満寺。少し念入りにご紹介します。標高496mの千葉山頂上から、少し下がったところにあり、標高400m位かと思われます。自転車で行く場合は、上る道にご注意ください。伊太丁仏参道はかなり激坂部分があり、上級者でもきついです。雨の多い今の時期は、路面に苔が生えていて、滑りやすい箇所が所々あります。尾川丁仏参道は、伊太丁仏参道に比べると斜度も一定で路面も乾燥するのが早いです。とはいえ道幅は狭いので、スピードはきっちり抑えて走りましょう。
自転車の後にこの急な石段。脚にきます。
石段途中にある仁王門。静岡県内最大級、約3mの金剛力士像が並んでいます。
仁王門の側には大きな楠木がありトトロの世界です。
秘境感と相まって山門からもパワーを感じます。
茅葺屋根の本堂は自然と調和し、柔らかな空気を醸し出しています。
いかがでしたでしょうか、島田市パワースポットの数々。今回はみなさんにご紹介するために一気に巡っていますが、是非それぞれをじっくり訪れて、良い気を吸収していただきたいと思います。今回は「パワースポット+お茶」ですっかり浄化された気分になりました。
今回の茶綸子総集編はこれで終わりです。次回はまた3か月後、島田市の「気持ちいいトコ」をご紹介します。
島田市役所 市長戦略部 広報情報課
課長補佐 兼 シティプロモーション室長
下 友子さんから“ヒトコト”
「お茶×自転車=茶輪子(ちゃりんこ)」このネーミング可愛くないですか?
名前のとおり、我が島田市は「お茶」のまち。新茶シーズンには、あちこちの茶工場からお茶の香りが漂い、毎年この時期が来るたびに幸せを感じます。
全国的に、5月の「GW」はゴールデン・ウィークですが、茶産地の島田市では「G」をグリーンと読みます。新茶の収穫に、茶農家さんも茶商さんもゆっくり遊ぶ暇もありません。茶産地あるあるですね。
前半の茶輪子企画は、この新茶の時期に緑茶グリーンを目一杯感じながら、島田市内を巡りました。輪行バッグを利用して、南北に走る大井川鐵道に乗れば、少し離れた川根にも足を伸ばすことができます。
自転車の心地よいスピードで(電動アシスト付の自転車なら急な坂道も力強く)、隅々まで巡ることができます。
島田市の「気持ちいいトコ」や「島田市緑茶化計画」を、茶輪子でまだまだ発信していきます!