【ひらつかLaLaぽた 「湘南ひらつかサイクリングマップ」を持って出かけよう~パワースポット巡り編~】 SURUGA Cycle Journal Vol.67
平塚市さんとのコラボ企画「ひらつかLaLaぽた」。湘南ひらつかの楽しい所を自転車で巡り、ご紹介しています。
平塚市さんとは2019年10月からご一緒させていただいており、今回で6回目のコラボ企画となります。
今からちょうど1年前の2020年3月、平塚市内を紹介する新たなマップが誕生しました。「湘南ひらつかサイクリングマップ」です。
「平塚市民・大学交流委員会」という、市民と大学そして平塚市職員で構成された団体によって制作されたもので、平塚の魅力的なスポットをぎゅぎゅっと詰め込んだコースを自転車で楽しく巡れるようになっています。
平塚は平坦で道幅も広いので走りやすく、また、自分の自転車でなくてもシェアサイクル「daiチャリ」もあるので、ちょっと遠方から来ても楽しめるのでいいですね。コースは全部で3つ、3編に分けてお伝えしたいと思います。撮影した日は2020年10月下旬、秋晴れの穏やかな気候でした。まずは「パワースポット巡り」コースからご紹介します。
ナビゲーターのご紹介です。スルガ銀行サイクリングプロジェクトのライドイベントではお馴染みの田代恭崇さんと、地元が平塚でありオリジナルサイクルキャップを作っているサイクリスト・伊達千鶴さんのお2人に案内してもらいました。
▲田代さん(左)と伊達さん(右)
ちなみに、伊達さんにはSURUGA Cycle Journalの記事にも出演いただいたことがあります。
そして相棒となる自転車は「デイトナポタリングバイク DE03」です。DEシリーズの中ではスポーティータイプで、さらにこちらも電動アシスト付きなので軽快に走れます。
最初に訪れたのは平塚八幡宮。駅から自転車で10分ほどの中心街に位置し、年間を通して多くの参拝者が訪れる人気スポットです。湘南ひらつか七福神のひとつでもあり、「弁財天」を祀っています。過去のひらつかLaLaぽたでも訪れました。
また、平塚八幡宮は相模国府祭(さがみこうのまち)六社のひとつにあたり、聖武天皇の時代には「一国一社の八幡宮」と称されていたそうです。
撮影で訪れた時は本殿の前に「茅の輪くぐり」が置かれていました。8の字に三度くぐり抜ける事で心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願する習わしです。
次に訪れたのは「髙久製パン」さんです。1924年創業で、お店の外観がとても可愛らしく、食パンになっています。JR東海道線の線路沿いにあるので、電車に乗った時は車窓から見てみてください。
髙久製パンさんのパンは平塚エリアの給食パンとしても有名なので懐かしむ方も多いとか。人気は「弦斎カレーパン」。カレーライスのようなカレーパンというコンセプトで、刻んで混ぜ込まれた福神漬けもアクセントになっています。「カレーパングランプリ2018」では最高金賞を受賞し、今では平塚名物のひとつです。
髙久製パンさんの次は蓮光寺へ向かいます。蓮光寺も湘南ひらつか七福神のひとつで、七福神中、唯一実在したといわれている人物「布袋尊」を祀っています。
境内には、地蔵を抱えて軽く感じたら願いが叶うといわれる「持ち上げ地蔵」や、大きなサボテンもあって見応えありです。
蓮光寺のすぐそばには相模川が流れています。河口付近でもあるこの辺りでは馬入(ばにゅう)川とも呼ばれていて、サイクリングや散歩、ランニングする人で賑わっています。
見晴らしも良く、気持ちのいい場所です。また、隣接する馬入ふれあい公園にはアリーナやサッカー場などが集まっていて、人と自然が共存する憩いの場としても親しまれています。
次のスポット線路の反対側なので、このまま川沿いを通って向かいます。
道も整備されていて、爽快に走れますよ。
まず到着したのは港稲荷神社。平塚漁港(須賀港)の入り口にあり、コンパクトな神社です。
しかし、階段から続くいくつもの朱い鳥居が連なるその風景は伏見稲荷を彷彿とさせ、いい感じの写真映えスポットです。
また、平塚漁港(須賀港)内の壁画は#hiratsukagoodスポットのひとつで、壁一面には地元の中高生・芸術短大生たちのアート作品が描かれています。
他にも平塚駅地下道や湘南平など、市内のあらゆる所でアート作品を楽しめます。お近くまでお越しの際はぜひ覗いてみてください。
ランチには、平塚の海で獲れた地魚を食べられる事で有名な「平塚漁港の食堂」さんに行く予定だったのですが、あいにくこの日は定休日…。またの機会に訪れたいと思います。写真は、以前のひらつかLaLaぽたで訪れた時のものをお楽しみください。
▲ひらつかLaLaぽたVol.3①店入口
▲ひらつかLaLaぽたVol.3②店内は吹き抜け
漁協さんが経営するお店なので、本当に新鮮なお刺身やフライが食べられる大満足のボリュームランチが楽しめます。
▲ひらつかLaLaぽたVol.3③特!刺盛膳
▲ひらつかLaLaぽたVol.3④食堂のDELIデリ御膳
実際のランチのご紹介です。今回は「オヴェスト・イゾラ」さんにおじゃましました。地元で人気のイタリアンレストランです。
外観の可愛さだけでなく、落ち着いた雰囲気の店内はとても居心地が良かったです。職場の近くだったら毎日ランチに通いたい!なんて思ってしまいました。
ランチメニューのプレートランチは、パスタとピザから選べ、一行はパスタをチョイス。付け合わせのキッシュやハム、そしてフォカッチャも大変美味しかったです。
伊達さんもこの表情。女子会やデートにオススメですね。
ランチの後は「長谷金本店」さんでおみやげ探しです。こちらは漁港のすぐ近くにある、かつお節や乾物などを取り扱うお店です。創業は1901年、なるほど店構えからもその歴史が感じられます。
店内に入ると、ふわ〜とかつお節の良い香りが漂っていました。お店の方のご厚意で、削りたてのかつお節を特別に試食させてもらえる事に。
ほんのひとつまみにもかかわらず旨みが口いっぱいに広がり、その美味しさと一瞬で溶けてなくなってしまうほどの柔らかさに衝撃を受けたのでした。
他にも乾物や海藻類、ふりかけなどさまざまな商品が並んでいて、また「七夕ふりかけ」は湘南ひらつか名産品にも選ばれています。
次に訪れたのは「長楽寺」。創建は782~833年頃で、弘法大師空海が造船、航海、医療などを伝承するため滞在して以降建立されたといわれています。
相模の国の中本寺として末寺13か所の中心となっていた由緒あるお寺で、色鮮やかなご本尊の薬師瑠璃光如来や十二神将を見ることができます。それから湘南ひらつか七福神のひとつである「長老人」を祀っています。
次のスポット「三嶋神社」も、湘南ひらつか七福神のひとつで「恵比寿神」を祀っています。
三嶋神社も漁港からほど近いので、港町の総鎮守として「明神さま」「湘南のえびすさま」といった別名もあるほど親しまれています。
また恵比寿神は商売繁盛・家庭円満をもたらすため、大変多くの方から厚く信仰されています。ナビゲーターのお2人も参拝です。一体どんなお願いをしたのでしょうか。
次のスポットはスイーツです。やはり甘いものは必要ですよね。立ち寄ったのは、生チョコ発祥の地として有名な「シルスマリア」さんです。
過去のひらつかLaLaぽたでも訪れたのですが、いつ来てもお客さまが多く、この日も大変賑わっていました。名物の生チョコは種類も多く、お土産にどれを買おうか迷ってしまいます。
また、生チョコだけでなくケーキや焼き菓子にも力を入れていて、新発売のショコラマドレーヌもおすすめですよ。
最後のスポットは、洋菓子店の「コンディトライバッハマン」さんです。
菓子職人を目指していた初代が研修先のスイスで食べて感動した洋菓子の本場の味を日本でも知ってもらいたくて開店したのがきっかけで、1976年の創業時から今もずっと伝え続けられているそうです。
訪れたこの日は臨時休業日…残念ながら味わう事はできませんでした。「湘南ひらつか名産品」でもあるはちみつラスクや、DLG(ドイツ農業協会)コンテストという世界最高レベルの品質協議会で100点満点の最高賞を受賞したバウムクーヘン、ぜひ食べたかったです。再度チャレンジしたいと思います。
「パワースポット巡り」コースは以上となります。次回は「花菜ガーデンと周辺スポット」コースを巡ります。お楽しみに!
【今回の旅路】
平塚八幡宮→髙久製パン→蓮光寺→相模川(馬入川)→港稲荷神社→(平塚漁港の食堂)→オヴェスト・イゾラ→長谷金本店→長楽寺→三嶋神社→シルスマリア→コンディトライバッハマン
Information1
▼平塚市
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/
▼平塚八幡宮
http://www.hachiman.org/
▼髙久製パン
http://www.takaku-pan.com/
▼蓮光寺
http://www.scn-net.ne.jp/~hirakan/7fukujin/
▼馬入ふれあい公園
https://www.sakata-greenservice.co.jp/banyuu/
▼長谷金本店
http://hasekin.co.jp/
▼湘南ひらつか名産品・特産品ガイド
https://hiratuka-cci.or.jp/meisan/
▼長楽寺
https://www.kaieizan-mudouin-chourakuji.jp/
▼三嶋神社
http://www.scn-net.ne.jp/~misima-j/
▼シルスマリア
https://www.silsmaria.jp/
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