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「怒ってないのに怒っていると言われてしまう…」 そんなお悩みを抱えてボイトレを始める人も少なくありません。 なるほど…確かにやや強面だ。 明るくハキハキとした声は、この表情からは出て来なそうだ。
日本人の多くは、基準となる声の高さよりやや低めに話しています。 つまり、中音よりやや低いということ。 低音に比べると、やや高い…どっちつかずの高さに収まっています。
10年ほど前までは、ボイトレと言うと歌や朗読など、パフォーマンスのために行う特別なものと捉えられていました。 現在では話すためのボイトレとして、日本でもとても身近になりつつあります。 それでも、馴染みのない方にとっては、「日常生活にボイトレは必要なのか?」と疑問に持たれるかもしれませんね。
人から褒められたら嬉しいものですよね。 そんなとき、つい照れてしまって反応できずにいませんか? 褒められたら感謝の言葉を伝えましょう。
コールセンターではときにクレーム対応が生まれます。 そんなとき、意外とトークが上手いオペレーターほど、対応を誤りさらに炎上させてしまうものなのです。 トークが上手いオペレーターは、ついつい理路整然と対応してしまうのですね。 そもそもクレームをつけるお客さまは、何かにお困りの状態です。
どうしても低い声しか出せない人がいます。 話すことに対し極度な緊張感を持ってしまい、身体が固まってしまうのですね。 その状態で声のトーンを上げようとしても難しいでしょう。
何気なく出している声には、実は声の成分と息の成分が混ざり合っています。 声の成分が強いと声量が上がり、息の成分が強いとフワッとやわらかい声になります。 たとえば僕は、相手の声について「声の成分が70%、息の成分が30%の割合ですね」なんて伝えます。
必要なものを身につけることで、不要なものを取り外すことができる。 なんのこっちゃと思われたかもしれませんね(笑) たとえばボイトレで、ビブラートを身につけようとがんばっているとします。
日常生活において、声を使わないでいることは難しいですよね。 家で過ごしていても、何度かは声を発するのではないでしょうか。 声を出し、話すのが苦手な方は、そうなるに至った記憶があるはず! もっと遠くまで届く声だったなら、何度も聞き返されなかったのに…。
早口で話していると、どうしても出だしの言葉が聞こえにくくなります。 「おはようございます」ではなく、「…はようございます」になってしまうのです。 身近でよくある光景ですよね(笑)
日常生活で姿勢を意識できていますか? ボイトレでは基本姿勢を保ち、呼吸や発声のトレーニングを行っているはずです。 …えっ!?基本姿勢を忘れてた!? せっかくのトレーニングの効果が半減してしまいますから、ぜひ取り入れてくださいね。 壁を背にして足を肩幅に開く。
あなたは声で自分を表現できていますか? 歌でも朗読でも、日常会話でもかまいません。 自分を表現できていると、自覚できていたなら幸いです。
今回はロングトーンのトレーニングをするにあたってのポイントをお伝えします。 「あーーーー」と長く伸ばしていくわけですが、このとき、楽器を使って音程を定めておくことをお勧めします。 その音に合わせて「あーーーー」と出します。
よーく聴くと分かりますが、早口の人であれ、話している間にスピードが落ちるものです。 それは、話している間に徐々に腹圧がかかるため。 腹圧がじんわりかかることで、話す早さのコントロールが効いてくるのです。