日記41 美しい人へ

ああ、つらい、つらいなあ、
今日、テレビで放送された、コンフィデンスマンJP劇場版、最高だった。
三浦春馬くんは鮮烈な美しさと仔犬のような笑顔で、さまざまな女性の「運命の男」を演じる恋愛詐欺師という物語の役柄にぴったりだった。綺麗で面白くてかっこよくてかわいかった。
三浦春馬くんがプライベートではどんな人で、どんなものが好きで、どんなことに心を痛めていたのか、私にはわからない。
でも、作品の中の彼の、美しさはわかる。間違いなく美しい。
美しいというだけで、泣けてくる。
でも、コンフィデンスマンJPという作品が最高に面白いから、泣きながら笑えた。

今日、コンフィデンスマンJPの放送があってよかった。
三浦春馬くんの訃報を受け止めきれず鬱々としながら眠るのではなく、映画を観て泣きながら笑って一日を終えることができた。
私はドラマや映画が大好きで毎日なにかしら映像作品を観て救われているけど、今日も救われた。
エンターテインメントがあってよかった。
私は三浦春馬くんに何をしてあげられるわけでもないただの映像オタクだが、三浦春馬くんが出ている作品を観て「やっぱ三浦春馬最高だな!」と思える、その純粋な心を彼に捧げて祈ることだけは、できるものかもしれない。
私は何か特定の宗教ではなく、世の中にあるあらゆるエンターテインメントと純粋な気持ちでエンターテインメントを創る人々の情熱を信仰している。
だからその信仰を通して、彼のご冥福を祈ります。

あなたのその美しくも可愛い笑顔に救われた人が沢山いたということ、せめて持っていってください。

おやすみなさい。

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