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自転車屋さんを始めるぞという話⑤ 業務の流れ的なやつ

こんにちは SURLY”サリー”です。

前回までの投稿で、訪問自転車整備サービスの料金について数字をこねくり回してきました。
今回は、僕視点での業務の流れ的なところを考えていきます。

前回の投稿はこちら↓

ちょっと待った ポッドキャストもやっています


まずは集合住宅系

集合住宅では、ポスティング→訪問という流れで進めていきます。
ポスティングの内容として、点検をしませんか?ってのと、ご自宅まで伺うってこと、そして実際の訪問予定を記載する予定です。

あれ?さっさと訪問しなくちゃでしょ?

それはそうなんですが、流石にいきなり行くと取り敢えず話も聞いてもらえず断られそうというのと、
いきなり飛び込みというものに私のメンタルが持ちません……
あと、後述しますが、そもそも自転車持ってない可能性が有るので、
集合住宅は不必要な場合を外見で判断できないというものがあり、やはり突然の要らん世話に苛立って欲しくない(メンタルが耐えらんない)ところが有ります。

一戸建ての流れ

一戸建ての場合は、まず軒先に自転車があればチラシ片手に飛び込みます。
当たって砕けてなんぼ、メンタルの減らしどころです。
ただ頑張る。ヒルクライムと同じです。
他には田舎なので、区長さんとか分かればそこにご挨拶ってのはアリかなと。

さて、じゃ点検するぞ

なんとか点検にこぎつけたら、勿論点検開始です。
基本的にはチェックリストをチェックしていくことになります。
各部の動作や、各種ワイヤの固定状況、パーツのガタ付き、パーツのサビなどを見ていきます。
オッケーならそれはよし、オールクリアのチェックリストをお渡しします。
だめな部分は根拠、予想修理料金を書き込みお客様へチェックリストのお渡しとなります。
そして点検料の請求をします。
現時点ではSquareを使って記録します。
サービス上、現金、クレカが取り敢えず使用可能です。

Squeaはお店の会計システムてきなやつ。

点検で引っ掛かったやつは?どうするの?

この場合は2つに分岐させます

  • 修理作業は別日でやる

  • 他業者への説明文書を作成してお渡し(終)

基本修理は別日です。
点検がメインなので、修理調整作業は別の日にします。
理由として、

  1. 工具が増える

  2. 必要部材の持ち歩きの必要

があります。

別日の修理

点検と修理をわけることで、身軽であること、工具紛失のリスク低減があると考えます。
また、いつか人を雇う際に、
新人はまず点検のトレーニングを、
慣れてきたら、実際の調整修理のトレーニングと、
スキルの到達度によって当たらせる業務を分けることができ、調整修理まではできなくても動員が可能となります。可能な限り属人的な仕事はしたくないのでそういう形にするつもりです。

他業者ぶん投げスタイル

以前お書きしたとおり、わたしは点検はなんぼでもしますが、修理はしたくないのです。
また、
お客様によっては既に修理はいつもココに頼んでんだけど?って方もいるはずで、点検持ってくのは面倒だけど、修理/調整ならいつものお店いきたいよっていうのも分かります。
電話問い合わせとかでよくあることですが、
ナニヤラ不調だけど、それを言葉にできないなんてことが多々あります。
そんな時はいったん僕が点検して、状態を文書化しておくので、あとはご自由にしといてください。
あとは他のメカとか店員さんが好きに料理してくれると信じています。

お客さんからすると

最後にお客さん的な視点だとどうか?って話。
まず、お家にいることだけど、ほんと最初だけで良いです。
LINEとかでつながればそれでOKだし、
点検だけなら、その場で500円現金でもらって点検シートをポストにシュートでもOKです。
何なら、街中で出会ったその場で声かけてもいいくらい。

おしまい

という感じで、
自転車屋さんを始めるぞという話シリーズを五回に渡って書いてきました。
なんとなく僕がやることのイメージが共有できたのかなと思います。
しかし、
なんでこんなに点検とかを毎日300件以上訪問してやっと維持できるような業態をやるのか?
という、動機についてはほぼ触れていないんですよね
実はほんの少しだけシリーズ最初の記事で書いているんです。
大きく二つあるんですが、今後はその話を書いて行こうかなと。

最初の記事はこちら


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