自転車偏見雑記【私はヘルメット原理主義者である②】
こんにちは サリーです。
分かっていたけどメンタル凹み倒していますが、
今日はメンタルじゃなくて物理的に頭を守ってくれるヘルメットをテーマに書いていきます。
ヘルメットの規格?
ヘルメットには国内国外と様々な安全規格があります。
日本ではSGマークでしょうか。
SGマークは主に子供用のヘルメットでよく見かけると思います。
もちろん申請をして通過しなければSGマークは表示できないので、
子供用のヘルメットを探すときはSGマークの有無を基準にするのもいいかもしれません。
じつはあまり見かけないのがSGマークのついているスポーツバイク用のヘルメットです。
国内であれば、JCF公認とかがメインになってくると思います。
JCFは日本自転車競技連盟で、国内でレースに出走しようとするとJCFの基準をクリアしたヘルメットでないと出走できません。
基準の内容はSGと似たようなものになりますが、
国内団体の認証ですから、
海外製品をアマゾンや海外通販などで購入するとJCFの公認ステッカーなどが貼られていないので、出走できないこともあり得ます。
海外ではEUのCEマーク、アメリカのCPSCがあります。
これらのマークを確認できるヘルメットを購入するのがいいと思います。
使用期限アリ 消耗品
SGマークやそのほか多くのヘルメットは
3年が使用期限として設定されています。
どんなに高級でも3年で交換です。
3年と聞くと長く感じる人もおられるでしょうが、
あっという間です。
僕も何だかんだ+2年とか引っ張った経験があります。
とはいえ、使用開始から3年が経過したヘルメットは、
当初の性能を発揮できない可能性が高いので、
必要なときに仕事できない用無しヘルメットであると言えます。
高級ヘルメットってなんだ?
3年でダメになるなら高級なヘルメットってなんだ?と。
店頭で手に持ったら分かるんですが、
高級ヘルメットの多くは軽量です。
長く乗車していると、首の疲労もバカになりませんので軽量は正義です。
さらにフィットシステムが上位機種に変わることもあります。
ヘルメットの衝撃吸収材と、フィットシステムは独立したパーツになっているパターンがあり、
低級グレードでは内側に頭に触れるパッドが貼り付けられていて、後頭部を抑えるダイアルパーツが独立で存在します。
ボスっとかぶって、後頭部を抑えるだけなので、局所的な抑え感を感じるかもしれません。
高級グレードになると、このフィットシステムが”MIPS”ミップスと呼ばれる「多方向衝撃保護システム」が採用されたりします。
MIPSでなくとも、
頭を固定するフィットシステムが拡張され、より全体的に頭を保持できる不快感の少ない付け心地が向上する傾向にあります。
他にも髪が長めの人用に、後頭部の調整ダイヤルが大きくオフセットしたものなどが存在します。隙間から結んだ髪の毛を取り出せるようになっています。
転ばぬ先の杖 それがヘルメット
さて、ヘルメットは事故する前に被っている必要があります。
当たり前ですが、事故して病院で被っても意味がありません。
保険は入って、事故が起きてから通院で1日いくらとか出ますよね。
残念ながら、その事故のケガを低減する効果は保険にはありません。
ヘルメットは違います。
明確に頭への衝撃を吸収し、ケガを低減できます。
数字のマジックではあるんですが、
自転車での死亡事故ではヘルメット未着用がブッチギリで多いです。
これをもってヘルメットの安全性を説くわけではありませんが
その安全意識が、事故そのものを回避している可能性もあります。
事故は遭遇するものです。
自分がどんなに気を付けていても、路上の車すべての状態を知ることができませんから、車が突っ込んできたり、人が飛び出したりするわけです。
寒い時期なら橋のつなぎ目が大きくなっていますし、
グレーチングが裏返しになっている可能性もあります。
いつ発生するかわからないからこそ、いつでもヘルメットを着用することをお勧めします。し、僕は限りなく100%に近い着用率です。
最後に歴代のヘルメット(現在の継続モデル)を羅列します。
オンロードでもオフロードヘルメットでもいいんです。
スタイルは自分で決める。