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【2100年クイズ】世界の20歳未満の人口はどうなっているか?
①20歳未満の人口は増えていき2100年には倍になる?
②20歳未満の人口は横ばいで2100年には減っている?
③20歳未満の人口は減っていて2100年には半分になる?
選択肢を選んでから、「もっと見る」をクリックして読んでほしい。
2021年現在の世界人口は約78億人で、このうち20歳未満が約26億人。
20歳未満の人口は既にほぼ横ばい
2100年には世界人口が約110億人に増えるが、20歳未満は逆に約25億5千万人に減少すると予測されている。
実は世界の20歳未満の人口は既にほぼ横ばいになっており、2055年にピーク(約27億4千万人)を迎えたあとは減少する。
(以上、「国際連合Population Division「World Population Prospects 2019」より)
正解は「20歳未満の人口は横ばいで2100年には減っている」
20歳未満の人口が減る理由
「FACTFULNESS」(10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣、Hans Roslingら著)によれば、世界人口のうち、極度の貧困にある人の割合は過去20年で約半分になっている。
20歳未満の人口が増えないのは、こうした、極度の貧困から脱した人々が影響している。
・たくさんの子供を労働力として働かせなくてもい。
・病気で亡くなる子供の分だけ多めに生まなくてもいい。
・子供に貧しい思いをさせたくない、もっと良い教育を受けさせたいから、生む数を減らす。
・性教育が普及し、また避妊具が手に入るから、性交渉の数を減らさなくても子供の数を抑えられる。
というのが主な理由。
また、世界人口は約110億人をピークに、減少すると予測されている。