COP26の失敗は「死刑宣告」あなたが温室効果ガス削減のためになにもしないのはなぜか?
イギリスのグラスゴーで開催されたCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)で、各国が当初提出した温室効果ガスの削減目標では、今世紀末の平均気温は産業革命前から2.7℃上昇するといわれている。
グテレス国連事務総長はこれを、「COP26の失敗は死刑宣告だ」と指摘し、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんは「変化はCOP26会場の中では起きない」と訴えた。
2100年の天気予報
産業革命以前からの気温上昇を1.5℃に抑える目標を達成できなかった場合の2100年の天気予報(環境省地球環境局)によれば、
35°以上の猛暑日 60日以上
熱中症などによる死者 1万5千人
スーパー台風 中心気圧870hPa
スーパー台風 最大瞬間風速 90m/s
と予測されているが、これは控えめな予測であるという。
瞬間風速 90m/sというのは時速324kmで、新幹線並み。
あなたの自宅がこの記事の写真のような流線形であれば、風で倒れないかもしれない。
温室効果ガスの削減のために
あなた自身が温室効果ガスの削減のためになにもやろうとしないのはなぜか?
(画像:Tupungato - stock.adobe.com)