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【性交同意年齢】日本は現在13歳以上 引き上げるべきか?

性犯罪に関する刑法改正の動きの中で性交同意年齢の引き上げが議論になっている。
あなたはどうすればいいと思うか?

性交同意年齢

性交同意年齢とは、性交等をする際に「同意」が有効となる年齢。
刑法177条で、13歳以上に対しては同意を得れば性交等をしても犯罪にはあたらないが、13歳未満に対して性交等を行えば、たとえ本人の同意を得ていようと無効であり「強制性交等罪」にあたるとなっている。
「自由恋愛は対等な関係において保障されるもの」という了解が根底にある。なお、13歳という年齢は明治時代に制定された。

賛成意見も反対意見も

引き上げへの賛成意見は子供に対する性的搾取などの問題から。
引き上げへの反対意見は子供の自己決定権の軽視になるので性教育の充実などで対処すべきと。

課題や諸外国の状況

仮に16歳以上に引き上げた場合、例えば14歳同士の性交は両者が被害者でもあり、また加害者としても罪に問われることになる。
フランスでは5歳年上までとの相手との性交は認められるという例外規定でこうした問題をクリア。
またカナダでは16歳以上であるが、「年齢が近い場合」あるいは「ピアグループ(同年齢集団)」の例外規定を設けている。
例えば、行為の相手が5歳以上年上ではない場合かつ上下関係、依存関係、あるいはいかなる虐待も存在しない場合において、14歳あるいは15歳の青少年は性的関係に同意できる、としている。

諸外国の性交同意年齢は以下の通り。
16歳以上 カナダ・イギリス・ロシア・韓国など。
15歳以上 フランス・スウェーデンなど。
14歳以上 ドイツ・台湾・イタリア・ブラジルなど。
13歳以上 日本。
(アメリカは州により16歳以上~18歳以上)

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