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サーファーが本当に欲しいモノ

サーフィンの本質は波に乗り、心の解放感


現代社会は便利さに溢れ、スマートフォン一つで何でもできる時代になった。しかし、その便利さの中で、私たちは本当に自由を感じているのだろうか?サーフィンは、そんな問いに対する1つの答えかもしれない。サーフボード1枚で海に出て、自然の力を感じながら波に乗る――その瞬間こそが、心からの解放へとつながるのだ。まさに頭の中が空っぽになる感覚。


波に乗るというシンプルな行為


サーフィンは単純に見えて、実はかなり奥が深い。波を待ち、タイミングを見計らい、パドルして、ボードの上に立つ。この流れは一見簡単そうだが、実際には波のリズムを読み、体のバランスをとり、瞬時に判断を下すスキルが求められる。しかし、それらを乗り越えて波に乗れた瞬間、すべてがシンプルになり、余計なことは頭から消え去る。波と一体となる感覚、それがサーフィンの本質だ。


心の解放感とは何か


サーフィンをしていると、日常のストレスや悩みから解放され、ただその瞬間に集中することができる。海の広がり、波の音、風の感触――すべてが心をリセットしてくれる。そして、一度波に乗ると、言葉では表現しきれない高揚感と満足感に包まれる。この感覚こそが、多くのサーファーを虜にする最大の理由だ。


不便だからこそ価値がある


サーフィンは決して「楽」なスポーツではない。
重いボードを抱えて海へ向かい、パドルで沖に出て、時には何本もの波に巻かれる。しかし、その不便さこそが、サーフィンの魅力を際立たせる要素でもある。すぐに結果が出るものではなく、コツコツ日々の努力と忍耐が必要だからこそ、一本の波に乗れたときの喜びは計り知れない。便利さが追求される世の中で、あえて不便な環境に身を置くことが、逆に本当の自由を感じる方法なのかもしれない。


サーフィンは人生の縮図?!

サーフィンには、人生に通じる教訓が多く詰まっている。うまくいかない日もあれば、最高のライディングができる日もある。波に飲まれることもあるが、また次の波がやってくる。それは、人生の流れと似ている。すべてをコントロールすることはできないが、波を受け入れ、自分なりのスタイルで乗ることができれば、それで十分なのだ。
アロハの心。


まとめ


サーフィンの本質は、単に波に乗ることではなく、その過程で得られる心の解放にある。自然のリズムに身を委ね、不便を楽しみ、今この瞬間を生きる――それがサーファーの生き方なのかもしれない。便利さを求める世の中だからこそ、不便の中にある本当の価値を見つけることが、より豊かな人生につながるのではないだろうか。

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