炎上しない

世の中には、他人に敬意を払えない人が存在する

少し古いツイートだが、こういうツイートを見かけた。

炎上しない

ツイートに添えられている記事はこちら。
いくら正しくても、失礼だと敵視され、殺されてしまう。

だが、この記事及び上記のツイートを読んで思った事が有った。

この理屈は、相手の中に「他人に敬意を払う心」がある場合にのみ通用する理屈だろうという事だ。

世の中には、他人に敬意を払う事の出来ない、「自分は敬われて(敬意を持たれて)当たり前である」「他人(他者)とは、敬わなくても(敬意を払わなくても)問題ない存在」という思考・精神性を持つ人がいる。近年、Twitter等のSNSが広く普及して来た事で、こういうタイプの人はネット上でも非常に良く見かけられる様になった。
このタイプの人を、本記事では「唯我独尊型」と呼称する。

唯我独尊型の最大の特徴は「自分が正しいと思っている考え方を"僅かでも"否定する意見をする人は(その人がどれだけ礼儀を持った言い方や敬意を払った言い方をしていようと)敵であり受け入れる必要は無い」と認識する所にある。
そういう思考・精神性を持っているが故に、唯我独尊型の人間はTwitter等では簡単にブロック機能を使う。

他者に対して礼儀を持てる人、敬意を払える人は、ブロック機能を滅多な事で使わない

最近では「唯我独尊型の人間はTwitter等では簡単にブロック機能を使う」という事を利用し、「自分はブロック機能を使わず相手にブロック機能を使わせようと煽るタイプ」も存在するが、こういう煽りを行うのもまた唯我独尊型の亜種であるとは言える。

Twitterで「自分のブロックリストを晒してみる」(「貴方がブロックされている数を可視化する」)みたいな企画が出て、それが流行れば、「ブロックリストの中身」及び「貴方がブロックされている数」で唯我独尊型な人間かそうでないかが見分けられるのではないだろうか。

唯我独尊型の人間は簡単に他者をブロックしたり煽って相手にブロック機能を使わせたりするが故に、他者から嫌われやすい。他者の意見を聞かず頻繁にブロック機能を使ったり、相手にブロック機能を使わせた結果、匿名掲示板にウォッチスレ、アンチスレ等が立てられる。
そうするとどうなるか。唯我独尊型の人間は、その性格故に他者から嫌われ上手く行かなかった事を、ウォッチスレ、アンチスレ等にいる人のせいにし始める。
つまり、「アンチのせいで~」「アンチが~」等と、自分の人生で上手く行っていない物事をアンチのせいにするため、SNS上でアンチについて言及する発言が多くなる。

そうしてアンチについて言及する発言が多くなる事で更に嫌われ、人が離れていく。だが、唯我独尊型の人間は人が離れて行った理由が自分の思考・精神性にあるとは気付けないため自分を変えて状況を変える方向に思考が行かず、離れずに残った人に対して「お前らがアンチを何とかしろ」と、他力本願な主張をする様になる。

こういう相手に対して礼儀を持ち、敬意を払った行動をすれば意見を聞き入れてもらえるかと言えば、答えは「NO」だ。

礼儀を持ち敬意を払うという行動は相互的な物、即ちお互いが相手に対して行って初めて意味を為す行為だ。

唯我独尊型な人間は「相手が自分に対して礼儀を持ち敬意を払う事は当たり前な事だ」と考えている。故に、礼儀を持ち敬意を払った対応をされる事に対して何ら感じる所がなく、相手から礼儀を持ち敬意を払った態度をどれだけ取られようと、自(みずか)らは相手に対して礼儀を持ち敬意を払った態度を取る事は決して無い。
礼儀を持ち敬意を払うという、「他人に敬意を払う事が出来る人」に対してなら意味のある・通用する行為が全くの無意味になる。
そういう相手には、礼儀を持ち敬意を払う事自体が時間のムダとなる。

礼儀を持ち敬意を払った上で意見を述べるという行為は「他人に対して敬意を払う事が出来る人」に対してしか意味が無い・通用しないという事はよく考えよう。
ただ、「他人に対して敬意を払う事が出来る人」だと判断出来る相手に対しては、最大限の礼儀・敬意で対応すべきであると私は思っている。

最後に…。

唯我独尊型の人間の特徴

SNS(Twitterやその他の各種SNS)で、簡単にブロック機能を使う。
又は、他者を煽り相手にブロック機能を使わせる。

「アンチのせいで~」「アンチが~」等と、SNS上で、自分と意見が対立する者に関して言及する発言が多い。

物事に対する主張・意見に他力本願な物(自分は言うだけで実行しない物、自分が動かずに他者を動かそうとする物)が多い。

この3点に該当するアカウントを見付けたら「唯我独尊型」だと見て要注意した方が良い。

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