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向上心があるから(海辺の街のフォトギャラリー)

2018.01.02撮影 Rider:takumiさん
サーフィン撮影の魅力は、自然と対峙するサーファーの姿がカッコよく、自然の美しい情景と調和しているからといった面があるのだけれど、僕は、そこに集まる人の姿勢に惹きつけられているからといったことが、撮影を続ける理由のひとつ。

撮影を始めた頃は、知り合いのサーファーはほぼいなくて、波のある日に、いろいろなサーファー、ボディーボーダーの撮影を楽しんでいたのが、はじまり。
撮影をさせてもらったプロボディーボーダーの清野さんの撮影をした時に、「先日撮影してもらった日の他の画像ありますか?知人が写っているかも」と言われたことが始まり。

名前は知らないけれど、海岸で、挨拶をされたり、挨拶したり。日々撮影を続けているのだけれど、皆さんに共通するのは、常に上を目指しているといったことが伝わってくること。これは、競技といった意味ではなく、自分のスタイルの確立であったり、更なるスキルアップであったり、よい波を捕まえてメイクするといった向上心を皆さんが持っているといったこと。日頃からトレーニングしたり、波がない時期は、プールに泳ぎに行っていたりと。海から上がってからの会話もほとんどが、チェックした波の話とか、自分が乗った時の話。

他のスポーツの撮影もするけれど、知人を中心に撮る。知らない人が、テニスしていたり、野球していたりするのを撮ることはないし、もし、撮っていたら不審人物になりかねないし。

サーフィン、ボディーボードの撮影では、距離が離れていることもあるのかもしれないけれど、知らない方にレンズを向けても違和感はない。もちろん、海から上がってきたときに挨拶はするけれど。

僕の撮った1枚が、皆さんにとって、何かの参考になること、これは、撮影を続けるための大いなるモチベーション維持になっている。もちろん僕も撮影スキルアップを目指して。

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