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勝手な気持ちを整理してみる

音楽の日で見せた岩本照、宮舘涼太、そして佐久間大介のダンスパフォーマンス
直前に番組コンセプトにあう3曲を9人で見せた後に選抜3名。どう見てもラヴィット!とSASUKE、TBSバラエティ繋がりでしょうと素人ながらに想像する。SASUKEはイベントを控えてオリンピックに華を添えること間違いなし、ラヴィット!はもはや若手芸人とアイドルの登竜門、マニアックな両番組が局の看板バラエティであることは周知の事実。
内輪で前だの後ろだのとファン同士が比較合戦をしているのを横目にそれぞれのメンバーが与えられたものに取り組む姿勢、パフォーマンスで返してくれたというのが率直な感想
6人だからとか3人がとか、あのパフォーマンスには「ダンスバトルをショーとしてエンタメとして魅せる」、スノ担が見たかったことってこういうことでしょ?が、ファン以外も目にする茶の間に放たれたにすぎない。ただ踊るだけ、ただアクロやるだけ、じゃない、彼らが培ってきたエンターテイメント。受け手と演者がともに笑顔になった幸せな時間。
その後の反響を含めて、それスノの本音風トーク以前からファンの間で展開された【6人じゃダメ】【アクロだけじゃきつい】は、6人時代を下げることで3または9が好きな自分の気持ちを乱されたくないという歪みにしか過ぎないのではないか、と思えてくる。

(過去のダンスを見て、スゴいな、かっこいいなとは思う、否定するつもりはないけれど、古参ファンや6人が好きという人らが言うほどの感動は特にない)
人の庭に土足で入って正義を叫ぶような振る舞いをする「自分の好きに潔癖な人たち」も、過去はそれなりに認めていても肯定してしまうと何かが崩れてしまうのか。

(表でも平気で嫌味ばかり言うファンのせいでそのファンが推してる〇〇が嫌い)
嫌味というのは自分に対して放たれたものではなく、自分の好きな対象に対して放たれたものだとは思うが、何故それを自分が言われたことのように同化してしまうのか。自分が好きならいいじゃないか、何故自分が嫌いになる感情を他責にするのか

(外野の何気ないPostが嫌味に見える)
今回で言えばアクロをやらない·できない該当担は楽曲にアクロが入れば、自分が好きな対象の「できない姿」を見ることと他人の感想を嫌味に捉えてしまう感情を整理できないということなのだろうか。

加入当時に(アクロやります)と(言わされていた)ことになったのが、前回の金スマを巡って出てきた陰謀論。6人が努力して習得した技、アクロだけじゃないそのスキルは先輩、同輩、後輩のバックダンサーとして研鑽を積んできた証、9人の楽曲になったらめっきり見ることがなくなったと言っても言い過ぎることはない。6人の風貌、年齢、中には学歴を1段低く並べることでは飽き足らず、嫌味だと認知したファンをスクリーンショットという非合法な手法で「害悪」と強い言葉で”さらすこと”で溜飲を下げる。
アクロは危険だと身体をいたわるようにつぶやいていたのは、やらなければできないことは隠れる、できないという事実を自分の気持ちに投影せずにすむ。応援する側の自分に向けた言葉だったのか。
口が災いをもたらしているという事実に対しての批判が続いていることを誹謗中傷と追いやり、押し出されているという状況の威厳を借りて、自分の好きを守るために他責にする。元はといえば映像演技仕事を最上級と持ち上げたメンバー(運営)に原因はあるのだけれど、よしよしと全肯定がはびこる環境で、今も余計な一言で仲間を売り、他グループを乱すきっかけを作ってしまったよう。そうだ、新しいネタも本人のタイミングじゃなくって内輪ウケのようにばらしたのも記憶に新しい。

よく(あなたはそれを言うだけのスキル、風貌の持ち主か)というファンとタレントが対等ではないことを持ち出す正義も見るのだが、対等じゃないから好きも苦手も感じるわけで、かくいう私もラヴィット!で中途半端に見える「〜一言選手権」とクッキングコーナー前の妙なロイヤルコントは苦手(笑)。後輩がくると接待モードなのかそれとも照れ隠しなのか。不完全燃焼、後悔にみえるなんとも苦虫を噛み潰したような表情はこちらの気持ちを乱されるような感覚になるから苦手。一方、やればできるのにというこちらの理想の押しつけと見たくなかった反省タイムの表情は、全肯定、前のめりになりかけた自分の踵に体重が残り、趣味に対しての心の持ちようを整理するタイミングだったのかもしれない。

7/16初見後

奇しくも永瀬さん、道枝さん、正門さんが口を揃えて言ったのが「決めるとき決めないと」。いつでもキメてる宮舘さんを観たいのはそうなんだけど、流石に本人にはどう感じただろうとは気になったとしてもあちら側のように「自分が言われたこと」として彼らやそのファンを口撃しようとはならないし、できないことを”よしよし”ともならない。おそらく不発の言い訳として発した「ドラマもっとやりたい」、やってくださいな、待ってますよ(笑)。今のマネジメントは話を聞いてくれるのでしょう?って皮肉を言いたくなる(笑)だって、風通し良くなったって言われてるのに、愚痴にもならない「ドラマやりたい」はちょっと女々しいって思ったよ、宮舘さん。あーあ、いつの間にかこちらにも映像演技至上主義が刷り込まれてる?いや、正門くんが解説した「舘様」は、歌やダンスで魅了されているファンの様子を言ってくれたわけで、ワンコーナーでがっかりする必要はない。音楽の日のパフォーマンスは色んな意味で等身大のSnowManを可視化させてくれたのだから。

こんなどうにも勝手な気持ちを書いたって、結局は良いものは好き、苦手なものは次に期待する、宮舘の選手権恥じらい説?は共演者がちゃんと出演後にオトしてくれているのだから、彼がまっすぐな一言を言う未来を待ってみようか…

話を戻そう。
シンプルなサウンドと映画の世界観、デビューという本番をめざして「踊ることが楽しい、好き」を続けてきたこと、それを【知らない】視聴者が「SnowManすごいよな」という反響となって溢れたことは、それが「普通」であり、以上以下を言挙げすることではないという事実。
パフォーマンスを通して見てくれる人に笑顔になってほしい、彼らがずっと言ってきたこと。司会の中居さん、安住さんの笑顔、それを挨拶で答える3人の笑顔、それを見られた嬉しさ。あの日のパフォーマンスは通過点、また新たな作品で私(たち)をワクワクさせてくれるだろう。

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