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洗濯だけで疲れるトルコ移住生活 これも経験だね 

Merhaba!こんにちは!
エーゲ海から、surf anneです🥰

トルコ西部エーゲ海沿いの街クシャダスへ移住して1ヶ月が経過しました。

洗濯をスムーズに出来たことが未だ一度もありません💦
今日こそは!と思って臨んだ、5日ぶりの洗濯。

またもやトラブル続きとなり、
日本の生活での当たり前が、いかに当たり前じゃないのかを
身に染みて感じています。


・初回利用時

トルコ語表記の洗濯機、当たり前だけど操作方法が分からず、苦戦しました。
google翻訳を頼りに時間がかかりながらも、何とか洗濯できた!

…と洗濯機の扉を開けると、
洗い終わったはずの洗濯物から洗剤のいい香りが全くしません。

確認してみると、どうやら洗剤投入口が詰まっていたようで、
洗剤が全く流れていません…

時間をかけたのにただの水洗いに終わっていたのです。

洗剤投入口に固まった洗剤を溶かし、また再度洗い直しすることに、、

 部屋に備え付けの洗濯機 なかなかの年代物
黄ばんでいるので白いペンキが塗られています…

・その後利用時

洗いは順調にいったものの、今度は脱水が上手くいかず、洗濯機内の水が出ていかない…

1時間以上脱水が止まらずグルグル回ったまま。

後に、昨日からの大雨が原因で、アパートの排水が故障していたこと知ります。

脱水をあきらめ、永遠に回り続けそうな洗濯機の強制停止ボタンを押してみるけれど、洗濯機の扉が開かない。


海外での洗濯機利用は初めてなうえ、旧式の洗濯機。
今の私には難易度が高すぎます。

原因がどこにあるのかさっぱり分かりません。


どうやら全行程が終わるまで、扉にロックがかかり開かない様子。

部屋のブレーカーを落としてリセットし、何とか扉を開けることができました。

屋上にある、ホテル利用者の寝具等を洗う洗濯機を借り、脱水だけさせていただくことに、、
(リゾート地なので、私たちのような賃貸利用者と短期のホテル利用者で部屋が分かれている)

時間はとても費やしたけれど、なんとか脱水を終わらせ干すことができました。

・前回と前々回利用時

今日こそは…と半ば祈る気持ちで挑んだ洗濯。

今度は、洗濯機は回るが水が出てこない…😢
乾いたままの洗濯物がただただグルグル回っているだけ。


何がどうなってこんな症状が出るのだろうか…


2階の事務所にいるアパートのオーナーに、今回も部屋の洗濯機が故障してて使えないことを伝えると、
アシスタントのトルコ人女性が代わりにやって来て、洗濯機を見てくれました。

彼女はトルコ語しか話せず、Google翻訳で伝えるもいまいち使いこなせない様子。
だからといって、伝えようとする意志も感じられず、直そうともしてくれず、洗濯機をさらりと見ては、屋上の洗濯機使ったら?みたいなニュアンスを残して去っていきました。

もうあきらめた私は、前回と同様に屋上の洗濯機を使わせてもらうことに。

屋上の洗濯機は結構新しいし表示も分かりやすいので助かりました。

・そして今日

もう限界に近づきつつある、私の洗濯へのストレス。

朝から試し運転をしてみるも、案の定、前回と同じく水が出てこない😢

今日も屋上の洗濯機でやればいいや!と今回はポジティブ思考で挑むことにします。

ここ最近雨が続いているクシャダス、5日分ぶりの洗濯なので今日は量も多い。
貴重な晴れ間に早く洗濯を屋上に干したい!

と、洗濯物の入ったカゴを抱え屋上への階段を上ります。

そして、屋上の洗濯機に大量の洗濯物と洗剤を投入し、スイッチを入れます。

しかし、洗濯機が全く反応しない…


5日前はスムーズに洗濯できたのに、なぜ??


部屋の電気は点いていたから停電ではないし、コンセントも入っている。

原因がわからない。

また仕方なく2階のオーナーの元へ行き、屋上の洗濯機の電源が入らないことを伝えます。

そしてまた、同じトルコ人女性がだるそうにやってくる。

すでに洗剤は投入済みなのに、私の言うことを聞こうともせず、
なぜか、再度大量に洗剤を投入しスイッチを入れる彼女。
(だからそれをさっき試みたけど出来なかったから、あなたを呼んだんだよ)😤)

彼女とはやっぱりコミュニケーションがうまくとれない…

そしてようやく、洗濯機のスイッチが入らないことに彼女も気づきました。

彼女も私と同じように、コンセントを確認したり色々してみるけれど結局原因が解明できずにオーナーの元へ。

やっとオーナーが様子を見に来てくれ、屋上だけブレーカーの主電源がダウンしていたことに気づきます。
(オーナーは英語が話せる。最初からオーナーに来て欲しかった…トホホ💧)

ちなみに、英語が堪能で親身になってくれるアシスタント男性がいるのだけれど、
彼は1ヶ月の休暇で帰省中。


移住してまだ一ヶ月ですが、トルコ語でコミュニケーションがとれない自分が情けなくなります。
日本では洗濯でこんなにも苦戦することなんてないので、心がキュッと痛くなる想いです。

そして屋上のブレーカーのスイッチも復活し、ようやく洗濯機が動き出す。

脱水も無事完了し、
やっと洗濯が干せる~!!

と思ったら今度は洗濯ばさみが足りない😭
(アパートにはベランダがないため、居住者は皆屋上に洗濯物を干していて、洗濯ばさみも共同だから、誰かがいっぱい使用していたりすると足りなくなる…)

トルコには、日本みたいな機能的なハンガーも無いため、
靴下も1個1個洗濯ばさみで止めなくてはなりません、、

しかも、干し場の真下を覗くと、アパートとアパートの隙間みたいな所です。
落ちたら最後、取りに行くことはできません。

なので、落ちないように洗濯ばさみでしっかりとめる必要があります。
こちらの洗濯ばさみは、日本のものに比べてバネが弱々しくショボいです。

我が家の洗濯物をみせます
下の地面には、壊れた洗濯ばさみや洗濯物がたくさん落ちている…


洗濯物を半分ほど干し終えたところで、残りの洗濯物をとめるため、
近所の雑貨屋さんに洗濯ばさみを買いに行きます。

戻ってから残りの洗濯物を干し、洗濯ばさみでしっかりとめて、
ようやく完了!!

ここまでで4時間弱が経過してました。

はぁぁ…ため息しか出ません。


ここはトルコだから、日本ではないから、不便なことは想定内!

と、何度も自分に言い聞かせてきました。

これまで長く暮らしていた、日本の生活と比べてはいけないことも分かっているつもりです。

けれどこうも続くとさすがにメンタルがやられてしまいそう…

私は毎回、洗濯にこんなにも悪戦苦闘しているのに、冷静な夫からは励ましも何もありません。
ますます泣きたくなってしまいます。

こんなふうに息が詰まりそうになったら、海岸に行ってエーゲ海を見ようと決めている私。
でも今日は小雨が降りだし、気温も低くて寒く、行けそうにありません。
(洗濯物をやっと干したのに…💧)


まあ、洗濯は無事干せたわけだし、これも私の経験のひとつ、
必ず役に立つ経験になるはず!

トルコ移住生活の思い出のひとつだね😊
とポジティブに考えようと思います。

屋上まで洗濯をしに行くのは大変だけど、
タイトル写真に入れた屋上からの景色が好きだし、
この不便さこそが、海外生活をしていると実感できるときでもあります。

そして執筆中の私の隣には、こんな私を見守ってくれている愛しい存在、サーフがいます。
こんな小さい身体で、サーフも海外での新しい生活に慣れようと頑張ってくれています。

これくらいのことで泣くわけにはいかない!!

サーフも毎日頑張っているよ💕




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