スコピエで食べた美味しい料理たち ソウルフード?など 【つづき】
Merhaba!(こんにちは!)
トルコのエーゲ海から、surf anneです🥰
前回の、チキンウイングにハマって食べ続けた話のつづきです。
スコピエには、チキンウイング以外にももちろん美味しい料理がたくさんありました。
・やっと営業再開のローカルレストラン
「毎日暑いから」という理由で、長期休業中ばかりのスコピエの飲食店。
とても良いローカルな雰囲気を醸し出していて気になるのに、ここもずっと休業中だった近所のレストラン。
今日も開いてない…と前を通るたびに確認していました。
そして待望の、やっと営業再開!
ここには滞在中2回訪れることができました。
いただいたのは、バルカン半島ではお馴染みのチキンフィレ。
しかしここのお店のフィレは、これまでの国で食べてきたものとは一味も二味も違っていました。
外の温度計が40度を表示している中、エアコンもない暑い焼き場では、
お兄さんが汗を拭いながら炭火でお肉を焼いてくれています。
メニュー数は少なく、炭火焼で勝負しているのが窺えます。
注文したのは、ムネ肉とモモ肉の盛り合わせ。
炭火で焼いたチキンはとにかく絶品でした!!
2回目の訪問時にいただいたのはこちらです。
マケドニア名物シャルスカ(ハンバーグ)と、
手前はチーズ入りのチキンフィレ。
シャルスカは色んなお店で食べたけれど、ここが一番美味しい!
と満場一致。
・ロカンタ風テイクアウト専門店
ロカンタのように食べたいものを指差しで注文できる、テイクアウト店にも行きました。
ここは滞在先のマンションまでちょっと遠かったので、外にあるテーブル席でいただきました。
レストランで食べるのと変わらない美味しさなのにコスパが良く、
この近所に住めば良かった、、と後悔するほどでした。
滞在先のマンションの1階にも、同じようにロカンタ風テイクアウト専門店が入っていて、夕飯に何度もお世話になりました。
手作りの家庭料理が味わえます。
常連になると、オーナーの「Rumi」さんが、たまに一品サービスしてくれました。
ありがとう。
・スコピエ市民のソウルフード
スコピエは郊外に大型ショッピングモールがいくつかあります。
それらが誕生する前からあったであろう、昔ながらのショッピングセンターへ。
ショッピングモール内には老舗感漂う飲食店が多い中、特に気になったのがこちらのファーストフード店。
次から次へと、スコピエの若者や家族連れが、迷わず入っていきます。
ピーク時のその光景には圧倒されるほど。
私たちも後を追うように、店内へ吸い込まれていきました。
皆が食べているものを見てみると、どうやらほぼ全員が同じものを片手にほおばっていました。
それはとってもインパクト大で、とっても美味しそう!
夫も迷わず、「これ食べたい!」
しかし、キリル文字のメニューを見るも、どのメニューがそれなのか全く見当がつかない…
そこで買ったばかりの若いお兄さんに聞いてみました。
「あなたが持っている、それは何ていうの?」
するとお兄さん、メニューを指差して、
「これだよ、これ。シャプスカ」
と教えてくれました。
卓上には、ここでもマケドニア人が大好きなパプリカが置かれていて、
パプリカを大量に振りかけて食べています。
ソースはタルタルソースとマスタードソースから選べて、
さらにその上にマヨネーズとケチャップもかけてくれます。
ここでは、ハイカロリーだ…などと言っていられない。
ビールをお供に、かぶりつきました。
ハンバーガーの上にたくさんのフライドポテト。
ポテトもホクホクでとっても美味しい!!
中のパティも美味しすぎて、見かけのわりにペロリと食べてしまいました。
夫は今でも、「あれは週に一回は食べたい」と言っています(笑)
あの人気から察するに、きっとスコピエ市民のソウルフードなのではないかと推測しています。
・海なし国で食べるイカ墨
北マケドニアは海に面していませんが、意外にも美味しくて驚いた料理があります。
内陸国でシーフードなんて邪道か?とも思ったけれど、どうしても食べたかったイカ墨リゾット。
・ショッピングモールで食べたもの
トルコへ帰国する前に、トルコ人の友人たちにお土産を買おう!
と行ってみた、こちらは新しくて近代的なショッピングモール。
せっかくだからとフードコートで食べることに。
フードコートってなんだか楽しいですね。
フードコートには迷うくらいたくさんのお店が並んでいましたが、この日はなんだかパスタの気分だったので、二人ともパスタ専門店に目がいきました。
他にはこんなところにも行きました。
休業中の飲食店が多いスコピエでも、ショッピングモールの中にあるフードコートは毎日営業中。
エアコンも効いてるし助かります。
こちらでは、ビュッフェ形式で食べたいものをセレクト。
日本にいた頃は、二人ともビュッフェが好きでよく行っていたので、久しぶりの感覚に心が弾みました。
ここでは重量で値段が決まるようです。
・Breakfast
やっと営業再開した近所のレストランで、ちょっとおしゃれな朝食もいただきました。
以上、バルカン半島4ヶ国で食べた思い出の味をまとめた最終回です。
今は毎日トルコ料理を食べています。
トルコ料理はもちろん美味しく好きですが、国外へ出て色々な味に出会ったことで、改めて世界の広さを感じました。
同時に、トルコ料理の好きなところ、嫌なところを客観的に見つめることもできました。
トルコ人はトルコ料理にとっても誇りを持っていて、他国の味を受け入れない(トルコ料理が一番美味しいと考えている)人が多いです。
だから周りを見ても、結局似たお店ばかりが並んでいるのがトルコの光景です。
どうして、同じ種類のお店ばかりで勝負するのだろう?とも思います。
日本でも、ラーメン屋さんの向かいにラーメン屋さんがあったりするので、なんとも言えませんが…
もう少ししたらトルコ料理にも飽き、また国外へ旅に出たくなるかもしれません。
前回の、チキンウイングのお話に興味を持っていただいた方はこちらをどうぞ↓↓