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サーフィン
こんにちは!
事務局の伊藤です。
今回はサーフィンを愛する地元の方から素敵なお言葉をいただいたので
こちらに投稿させていただきます。
サーフィンの哲学的なことを書きたいと思う。What about surfing ?
サーフィンの歴史は以外と古く、正確な時期は不明であるが、西暦400年頃、漁師の生活の一部として波乗りがあったとされている。
そして数多くの発展を遂げて、
ついには2021年に日本で開催された、東京オリンピックでサーフィンというジャンルが五輪種目にまでなった。
サーフィンを一概に言葉で説明するのは難しいが、
想像と合わせて表現するならサーフィン『波乗り』とは動く水の上を滑走しながら、ダンスをするようなものかと表現したい。過去にハワイ、オアフ島のノースショア滞在して、ハレイワというサーフポイントに好んでよくサーフィンをしに行っていた時に現地の友人に言われた言葉が今でも頭に残る。
『Go jimmy go‼︎ Dancing on the water!! 』
水の上で踊って来いと。
この素晴らしい地球にはたくさんの海岸があり、サーフィンの出来るポイントも数知れずある。旅をしながらサーフィン出来るポイントを探し見つけるのもまた楽しい。
波にもたくさんの種類があり。またサーフボードにも数多くの形があり、みな自分の好きなスタイルで好みの波を追いかけている。そして私もその内の1人である。
個人的な意見で言うと、好きなタイプの波は
波の中のにトンネルが出来る波とでも表現しようか。
サーフィンの世界ではチューブやバレル、などと言うのだか、その中に入る事が出来る特別な瞬間はサーファーとして生きていてこれ以上ない感覚だ。
こうなるともうサーフィン中毒だ!
またカッコつけた言い方をするならこんな言葉もある
"Only a surfer knows the feeling"
私がサーフィンを始めたのは高校3年の夏。
サーフィン自体にはなんとなく興味があった。
多少なりと泳ぎが出来た事もあり、その当時、夏休みの間
屋外プールの監視員のバイトをしていた時に、縁あってサーフボードを安く譲ってくれる方に出会い、マイボードを手に入れる事が出来た。
最初は地元の友達と2人で近くの海に行き、見様見真似で
サーフィンにトライしてみたものの、全く波に乗れずに短い夏が終わったのを覚えている。
そんなこんなで、まだ高校生だったのもあり、サーフィンの用具などには普段から興味が湧いていて、学校帰りに、学ラン姿で、当時地元にあったサーフショップに寄って店内で流れているサーフィンのDVDや並んでるボードなどをよく見に行っていた。
そんな中、あるタイミングで『もしかして高校生?サーフィンやってるの?』と声をかけてくれ、今でも連絡を取らせて頂いている、サーフィン恩師に出会い、その方から本格的にサーフィンを教えて頂く事になった。
そして、その方の指導のおかげでやっとサーフボードの上に立つ事が出来た。
本当に最初は何度も巻かれて、表現するなら洗濯機の中に突っ込まれ回される感じで、海の中で上か下かもわからなくなりながら、その日、やっとの思いで波を掴み、沖から岸に向かってだだ真っ直ぐに乗れた一本。その時の感動はサーフィンを初めて約19年経った今でも覚えている。そして自分1人でサーフィンに行けるまで面倒を見てくれた恩師には感謝の気持ちでいっぱいだ。
今では私自身、ありがたいことに、サーフィンを教える立場として役をもらい、日本の四国という素晴らしい自然環境の中、サーフィンを伝えさせて頂いている。
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ここで、ちょっと私の思うサーフィンの精神性的な
ところをお話しさせていただきたい。
私がサーフィンというスポーツを始める以前に義務教育の過程で少なからず、スポーツというものに触れてきた。そしてそれらのスポーツから習ったことは自分たちのプレイするフィールドを清掃してから行う。また終わった後にも片付け、清掃するということだ。
そしてその観点からみて、疑問に思うのが、サーフィンを親しむ多くの人が自分のサーフィンだけを楽しみ、本来1番大切な環境に目を向けて、大切に出来ているのか?
すこし話はそれるが、私の好きなミュージシャン
'Fela kuti'が作曲した中に"Water no get enemy"
という曲がある。
個人的にいつもサーフィンをしようと海に入る前に聴いている。"水は敵を持たない"という、強烈なメッセージが心に響く。さらにもう1人のレジェンド'Bruce Lee'が昔、インタビューを受けてその時に言っていた言葉"Be water my friend"この言葉もグッとくる。
サーフィンするようになって数年たって、海岸に落ちているゴミに目が、向くようになった。それ以降、エリアは関係なく
定期的にビーチクリーンという形で海岸清掃をさせて頂いている。世界で残念なことに数多くの海岸で人の出したゴミや、災害で流れゴミになってしまった漂着物を目にすることがある。
その度に微力ではあるが、近くにいる方々に声をかけて、ビーチクリーン活動に取り組んでいる。
私個人では、ほぼ毎日、海に行くので、その度に毎回ゴミ拾いはしている。ビーチでゴミ拾いをしていると、たまに『偉いっ!』と声をかけてくれる人もいる。素直に嬉しいし、励みになる!もしこの行動がスポーツマンシップと言う言葉に当てはまるなら、たぶんそれだろう。海を愛するサーファーたちが間でこんな素敵な言葉もある "One hand beach clean"
片手にサーフボード、もう片方の手に拾ったゴミ。
好き言葉と姿である。
個人的にサーフィンはかっこいいと思う、そしてサーフィンが上手であるとそれに対して、リスペクトが生まれたりする。
ただ勘違いしてほしくないのはサーフィンが上手いからその人は全てがすごい訳ではないと思う。
もちろんそれを目指している人もいるし、限りなくそれに近い人もいる。たぶん他のジャンルでもそうだと思う。
またサーフィンの世界にはローカルという言葉や人が存在する。その場所で古くからサーフィンをして来た人のことを指すらしい。"Respect locals"なんて言葉を聞いたり、目にしたりすることもある。実際に自然環境に対してどれだけの事をその人たちが行っているのかな?って少し疑問に思うこともある。
そして世界の海と海は繋がっていて元々は誰の土地でもなく、神の造った環境なのでは?とも思う。もしこの文で気分を害してしまったなら申し訳ない。
サーフィンを愛する者として言いたいことは
実際に中々難しい事ではあるが、
もしサーフィンが上手で、人から尊敬のされるのならば、それにともない普段の行いも素敵であると、"本当にカッコいい"と真にリスペクトが生まれ、同時にサーフィンの魅力は世界へ広まるだろう。これまた他のジャンルにも言えることかもしれない。
'初心者'と言う言葉があるが、たとえ、人より何かが、上手くなり、上級者'と言われたり、'プロ'と呼ばれるようになっても、"初心"を忘れずに取り組みたい。
そして、ゴミの問題は海だけではなく、
山や川、街と人の生活にも密接で、そう簡単に解決
出来る問題ではない。
そのせいもあってか、一部の場所などで、沢山のゴミを目にすることがあっても、人々は簡単に目を背けてしまうのも現実。
しかし、この先の未来のために世界が一丸となって目指すところは、なるべくゴミを出さない生活、そしてリサイクル♻️できる仕組みや環境作りをすることなのではないかと考える。
日々、こんな事を思い書いたのだが、実際、私もまだまだ未熟者で、気をつけて生活しないと、不要なゴミを出してしまうこともあるし、ビーチクリーンで集めたゴミの処理の仕方についても、今後もっと考えなければならないと思っている。
また環境問題はゴミの事だけでもない。
大気汚染なども人類の健康被害も含めて直接的な自然破壊を引き起こしている深刻な問題である。
話は少し長くなったのだが、そんな思いから、
今年2025、日本の大阪で開催される大阪万博に足を運んでみようと思う。個人的に1番の見どころは世界各国がどのように環境問題に対して考え、発信していくのか?
さらに私自身、環境へ対しての新しい知識を学べると思うと楽しみである。
最後に、ただ呟いたような、まとまりもない文章を最後まで読んで頂いたこと、心から感謝します。ありがとう。
常にない頭で、こんな事を、考えながら世界平和に貢献できたらいいと思っています😁💗
Peace out 💗