音小屋に初めて通った時から早5年。
音小屋が、夏期の3講座を開講するそうです。受講者の募集受付は明日までとのこと。誰からも頼まれていないけど、自分と音小屋のことを振り返ってみる。(ごく私的な振り返りともいえるので、そもそも音小屋ってなんぞやという方はよかったらこちらのサイトをご覧ください ☞ http://www.musica-net.jp/otokoya/)
ちょうど30になる年に東日本大震災があり、そこからの6年は身の周りの環境が激しく変わって行きました。あらゆる経験とともに人との出会い方や物事の伝え方についても捉え直し。中でもとりわけ重要なポイントがいくつかあるけれど、そのうちのひとつは音小屋に通ったことだと思ってます。
一度めは2012年のまだ会社員だった時代、鹿野さんの初期の総合的な音楽ジャーナリズムにまつわる話のとき。二度めはフリーになった直後、柴さんのクラスへ通わせてもらった。初期の音小屋を通して出会った期を超えた面々とは今では仕事も一緒にさせてもらえている。
(ちなみに昨日、自分へインタビューに来てくれた方は次期受講を希望しているとのことだった。是非受講できるといいなあと願ってやみません)
こうやって、人との繋がりが、緩やかに自分の方向性に影響するのを感じるのは本当に楽しいものだし、確実にこの音小屋の受講生間でできた関係性や、自分なりに得た視座から、今やっている「DIYミュージック」の講義づくりや、ひなっちさんらとのセッションライブづくりへも繋がって行ったと感じています。
"音楽ライター"を名乗るだけにとどまらない、音楽との関わり方を模索していた自分が、大きくモヤモヤしながら考える場をもらったし、その問いは今も続いている。
かつて高校〜大学時代に「BUZZ」や「snoozer」に多大なる影響を受けてきた自分がこの先、あらためての自分と音楽の関係性とか、広く音楽にまつわる環境づくりへの態度・姿勢の柔軟な取り方にヒントを得たのは、まちがいなく音小屋です。
また素晴らしき人々が集ってひとつずつ未来が編み出されていくのだな。ワクワクします。
▼2017年「音小屋」新規夏期講座のお知らせ
http://www.musica-net.jp/otokoya/
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