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ビートボックス上級者の頭の中で起きていることを説明してみた【beatbox講座】

割引あり

こんにちは何するため、すらぷるためです。


去年「ビートボックスの上級者と初心者の違い」という題で、それを図で表したものをXにポストしたところ、そこそこ反響がありました↓

意識か無意識かの話ですが、もちろん画像の下の「晩ごはん何にしようかな~」ということだけでなく「このタイミングでこの音いれようかな~」みたいなことも、上達するとうっすらとビートボックスしながら意識したり考えたりできるようになります。

ビートボックス始めたての頃は身体(特に口周りと喉の動き)や脳の回路がビートボックス用の形になっておらずその動作が慣れていないので、一音毎に脳のメモリを食ってしまって余裕がないというイメージですね。

一方で脳のメモリ全体の容量は増やせないので、増やすのとは逆に、その慣れない動作を何回も繰り返すことで、その運動の無駄を省いていきます。運動に必要な容量を圧縮していくようなイメージです。それが洗練されていくと、よく言われる「考える前に体が動く」というやつになります。その方が圧倒的に情報処理のスピードが速いし、なんなら全ての事が無意識下でできれば最強of最強なんですね。

別の事象だとサッカー選手のプレーはこのことが判りやすく表れていると思います。サッカーは思考の回転も含め色んな動作をリアルタイムで行わなければいけないスポーツなので、あのスピードでの駆け引きは、今までの経験を頼りに全自動で動けないと対応できないですよね。試合中に行う様々な動作がどれだけ無意識化の中でできるかで差が出てきますね。僕が一番好きな伝説の選手イニエスタも「プレーの調子がいいときは考えていないことが多い」とインタビューで言っていました。無我の境地!

ただ、ビートボックス上達の話に戻りますと大事なことはこれだけではありません!

上の図はあくまで「動きを何度も繰り返して体に馴染ませるとビートボックスしている時に余裕が生まれるよ」というざっくりしたものなので、それとは別にもう一つ、ビートボックスのコツを詳しく書きたいと思います。

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