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日本縦断旅日記20日目 ~ 一時帰宅編 ~
さて今日は奈良の自宅へ向けて実家を出発。
朝から土砂降りと思っていたが、意外にも小雨だったので少し早めに出発することに。
準備をしてたら、バイクでやってきたと思わしきおじいさんに話しかけられ少々準備しつつ談笑。
付近に旅人仕様の自転車があったので、自転車でやってきたのかと思っていたら、裏の方からR1200GSが……。
どうやら納車して2週間目ぐらいで、東京からやってきたらしい。
「ええっ、東京から??」と思ったが、よく考えると1泊2日で十分に到達可能な距離だと気が付き、距離ガバへの一歩を踏み出したような気がした。
さてまず向かうは敦賀赤レンガ倉庫。
大体港のとかくに赤レンガ倉庫があるのでそこに行ってみることに。
若干の小雨に降られつつ、無事到着すると思ったより規模が小さいことが発覚。
舞鶴や横浜とは規模が全く違い、迫力が無いなと……。
完全に観光しすぎて順位付けをしてしまい良くない。
ふらっと見ていると、恐竜博物館の入り口でも見かけた白衣を着た恐竜が。
なにかのキャラクターなんだろうか。
さて足早に南下しなければまた土砂降りに見舞われるので、次なる目的地であるメタセコイア並木へ。
完全に雨に先を越され、またも土砂降りに。
仕方がないのでメタセコイア並木へ向かい、雨宿りをすることに。
並木の中を通過するも、正直景色を楽しむ余裕はなかったが、確かに道路としてはきれいだった。
土砂降りの雨でなければきれいだっただろう。
並木の中は駐停車禁止なので付近の道の駅へ避難。
するとそこには何台ものバイクが。
道の駅で雨宿りしていると、快活クラブでであったおじいさんが。
おじいさんいわく「じじばばが100人ぐらい参加しているツアー」らしい。
なかなかな高級バイクが並んでおり、たしかに年齢層も高めである。
なんとなくここ数年でバイクを降りる予感がしているが、年をとっても楽しめる趣味があるというのはいいもんだなと思ったりした。
さて南下しないと雨はやまないので、仕方なく琵琶湖の西側を南下することに。
滋賀県は完全に日帰り圏内なのと、土日は道が混んでいて宿も高いので奈良まで帰ることに。
琵琶湖の中間ぐらいまで来ると雨が止んで完全に晴れ間が見えてきて、旅の区切りとしてはいい景色じゃないかと思った。
ただ案の定渋滞にハマったので、なかなか家には帰るつかなかったが……。
平日どこかでビワイチしに行くつもりなので、一旦ここはスルーするとしよう。
そんなこんなで、関西ナンバーの車が増えてきてだんだんと自宅が近づいてきた感覚が。
まだ半分も終わっていないが、正直残りの西日本と関西圏は割りと自分のテリトリー感があるので、一旦旅の区切り感をものすごく感じた。
道中見慣れた道に入っていくに連れ、だんだんと終わりを感じ自宅にたどり着いたときにはなんと表現したらいいかわからないが、達成感や喪失感が混ざった不思議な感覚に。
今週1週間は休憩して、どろんこのバイク整備やらなんやらをするとしよう。