WISCを受けてみた
子供の知的発達の程度がわかる検査
それが【WISC】と呼ばれる検査です
ドクターによる検査もあるのですが、今回は教育センターでの検査です
違いはというと、ドクターの場合はもちろん有料(保険適用)ですが、しっかり診断名を出してくれます
後者は無料ですが、現在の状況とアドバイス程度
しっかり我が子の状態を知りたい方には、ドクターによる検査をおすすめします
当日、付き添いは妻が行きました
どのようなことをするかというと
言われた通りに積み木を並べたり、数字を暗記して答えたり、覚えた絵を正しい順番に並べるといった具合です
これら作業を行った上で割り出すことが出来るのが、次の4つの指標です
言語理解指標(VCI)
どれくらい言葉を使えるかの知能指数
知覚推理指標(PRI)
目で見たものをどのように使えるかの知能指数
ワーキングメモリー指標(WMI)
取り入れた情報をどれくらい使えるかの知能指数
処理速度指標(PSI)
単純作業をどれくらい正しくできるかの知能指数
そして、これら4つの指標の平均値がこちら
全検査IQ(FSIQ)
各能力の平均値
これらの数値で
子供の知的な発達について詳しい情報を知ることができる
これが【WISC】の全容です
正直、これを受けさせるのも半信半疑ではありました
受けたら受けたで何がしかの指標を得ることはできるでしょう
しかし、何も告げずに我が子に検査を受けさせるという行為
言われたとおり、楽しそうに積み木や数字探しをして遊ぶだけなのでしょうが、その裏側には、子供の今後を決めることになるかもしれない意図が隠されていると思うと、なんともやり切れない気持ちになりました
こんな感じで結果が届きます
大切なことは、検査結果をお子さんのために、日常生活の中で活かしていくということなのだそうですが
いやはや、何をどう活かせばよいのかよくわかりません
学校でも【WISC】を受けることを推奨してるみたいですが、結局検査結果を見て
家庭内で工夫してみてね
という感じです
結局は、焦らずじっくり子供と向き合いましょう
と言ったことに行き着くのかなーと思います
検査を受けようと思っている方へ
しっかり診断名が欲しい方は最初からドクター検診にしたほうが良いと思います
私は、検査ということをごまかして積み木や数字遊びをさせたことに一種の罪悪感を感じてしまいました
2回はやらせたくないというのが率直な感想です
参考になれば