ヘルプマークってなんぞや?の話し
息子のTシャツがあまりにも足りない
という事で
子供服が売っているお店へ
午前中から足を運んだものの
開店前だったので
時間を潰しに
治安のあまり良くない
黄色い看板のスーパー?へ。
早朝5時から息子に叩き起こされ
寝不足だったものの
とっても素敵なギタリストを見つけたので
ルンルンな気分で
色んな商品を物色しておりました。
暑い日のウォーキングも
汗だくだけど気持ち良くて
そらーもう私の心は
とっても晴れやかだったのですが。
事件は起こります。
食料品売り場付近にて
角から出てきたカートのオバさんと
接触事故。
あらあら、ごめんなさい。
と言われるかと思いきや、
オバさん、ガン無視。
よろめく私を更にカートで押しのけ
まるで私がいる事に
気付いていないんじゃないかと。
怒りと驚きが同時に出てきて
ひと言言ってやろうとした時。
私の目に入る
オバさんの鞄についていた
ヘルプマーク。
結論から言ってしまえば
私はこのヘルプマークを見たために
何も言えませんでした。
ぶつかってからオバさんが去るまで
ものの数秒でしたが
その間私の頭の中は大変ビジーでした。
あ、ヘルプマークつけてる…
確かヘルプマークって
精神疾患の人もつけられるような…
ってことはもしかしたら
私が何か言ったら
萎縮して逆に私が悪い事をしたみたいに
なってしまうのでは…
パニック障害とかだったら
尚更やばい事になりそう…
あ、私を視界にすら入れずに
去っていったよあの人…
とまぁこんな感じでございました。
痛みと赤みが残る指を擦りながら
さっきまでの浮かれた気分は地の底へ…
くっそぉーーーオバさんめ!
と思いつつも、
既にこの事で頭がいっぱい。
さて、ここで本題。
そもそも、ヘルプマークって
どんな人がつけているものなの?
と、改めて思ったので即座に調べた所。
義足 ・人工関節 ・妊娠初期
がんや難病などの病気
聴覚・言語・視覚の障害
(参照:https://h-navi.jp/column/article/35026583)
だそうで。
外見からは見えないヘルプを必要とするため
発達障害、知的障害、精神障害の人も
利用できます。
だそうで…
うーん。
ある程度は知っていた事だったけど
なんだか納得できない部分が多い。
思うに、
彼女がカートを人にぶつけたにも関わらず
全く無視して去って行った事と
ヘルプマークをつけている事は
無関係ではないでしょう。
あまり憶測で物を言うのは
よろしくないかと思いますが、
コミュニケーション障害的なものかと。
障碍を持っているのは
しょうがない。
ご自身も自らそれを選んだ訳では無い。
でも!!
人に痛い思いさせて無視って!!
それ車だったら当て逃げですけど?!
いやはや自分の器量の狭さには
毎度嫌気が差してしまいますが、
痛かったし嫌な気分だったもん!!
人に嫌な思いをさせたら謝るって
ちゃんと習わなかったの?!
ヘルプマークつけてるなら
それが免罪符になるの?!
と子供のような事を思ってしまうのです。
(一応)商売道具である指が
未だ少しだけ痛む訳でして。
そりゃ引き止めて文句言いたかったけど
相手の心を傷つける可能性があるなら
多少は我慢します。
転んでたらさすがに何か言ってましたが。
あとはぶつかったのが子供だったら
相手が何だろうとキレてた。
長くなってしまいましたが
何が言いたいかと言うと
ヘルプマークを必要としている人は
きっとたくさんいるし
見かけたら積極的に
助けたいけれど
それを免罪符にして
人を傷つけるような人間は
許す事ができない。
っちゅー話しです。
色んな意見あると思いますがね。
もっと根深い物もあるだろうし。
とりあえずオバさんに感謝する事が
あるとしたら
ヘルプマークについて
そして他人との関わりについて
改めて考えさせてくれる
きっかけを与えてくれた事ですかね。
そして無事に息子のTシャツは
たくさん買えました。