tokiwa「男と女」の話し(多分その1)
3月29日〜31日
tokiwaの第1回公演「男と女」
終演いたしました!!
ぎゃーーー
終わっちゃった。
稽古でたくさん笑った日も
早く終わってくれと苦悩した日も
終わって欲しくないと切なくなった日も
今となっては過去。
でも本当に充実した日々でした。
思った事や感じた事全てを
言葉にするのは野暮ですが
色んな事を書いていきます。
まず、そもそもこの「男と女」。
始まりは2022年夏。
1990(岩本かつひこ、宮原健一郎、
矢嶋さん美、そして私)の4人で
ライブをする事になり、
健ちゃんとのデュエットソングを作ろう!
となったのがきっかけでした。
私の中で彼は、男性性と女性性を
とてつもないバランスで持っている人、
という印象だったので、
健ちゃんが女性の歌詞を、
そして私が男性の歌詞を歌うという事を
最初に決めました。
曲のイメージは大人の恋愛!
大人でも男と女ならすれ違うよね!
という割りと浅はかな走り出し。
でもいざ作ってみたらなんか良い感じに。
メンバーにも気に入って頂けて
ライブでも好評で、
作者はこの1回のために作って良かったぜ!
となっておりました。
ライブ後しばらくして、健ちゃんから
「すーちゃんが作った男と女を原題に
僕ら2人主演の舞台を作りたい」という話をされ
驚きつつも嬉しさでいっぱいになりました。
私一応作者だしな、あらすじ考えないとな。
でも健ちゃんと私で主演で、男と女かぁ…
と色々考えながら後日、
岩本かつひこと健ちゃんとミーティングをすると
「あ、もうあらすじ考えてあるよ」
と。
えーーーーーー!!!!
そんでもって話を聞いてみたら
今回の作品のあらすじだったと
言うわけでございまして。
最初は(全然思ってたんと違った…)
と思っておりましたが、
台本が出来上がってゆく内に
曲が物語に溶け込んでいって。
まるで台本のために書かれたような
あとから物語を足したとは
到底思えない仕上がりに。
(魔術師、岩本かつひこ)
そして更に驚きなのが、
当初作った状態から、
歌詞は1文字も変えていない
という事。
必要に応じて歌詞も変えないとな
と思っていたのですが
その必要がないくらい、
ストーリーに混じった楽曲になりました。
未だに台本と楽曲の繋がりについては
上手く説明はできないのですがね。
そんなこんなで
「男と女」誕生秘話
でした。
あと2回ほど分けて
自分の制作した楽曲紹介と
座組の紹介をしようと思います。
With 宮原健一郎。
共に歌う時間は夢のようでした。
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