無題

変化し続ける
必ずしも進化ではない
良いか悪いかでは判断できない

僕は変化した
変化してしまったのかもしれない

若い夢は姿を変えて
夢も年をとった

生まれたてのピュアさは消えて
手垢のついた古ぼけた錆だらけの夢だ

もう叶えるだけの力も生命力もないかもしれない

でも、この半ば色褪せた夢は
僕のものだ。

もう夢とは言えないかもしれないが
僕と同化した

もしかすると錆が身体に溶け出して
蝕むかもしれないし
毒のように感じる夜もある

だけれども、大切な僕の夢なんだ。

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