ソファを修理しました(修理編)
前回ソファの側面を切ってファスナーをつけました。
中を確認しても、すぐに戻せるようになりました。
状態確認
カバーをめくると、予想通りウレタンがありました。
ウレタンも少しヘタってました。
ウレタンの下は、ウェービングテープがあると思ったのですが、違いました。
ウレタンの下に不織布(かなり強度があります)があり、その下にウェービングテープがありました。
このソファーはウェービングテープだけでなく、不織布の張力も合わせて支えられてました。
ウェービングテープも思ったよりゴムのように伸びるものでした。
断面の構造はこんな感じです。
壊れ具合は次のとおりです。
① ウェービングテープが1本切断していた。
② ①付近の不織布が広範囲に裂けていた。
③ ②の裂けた不織布に合わせてウレタンも裂けていた。
不織布が裂けているところは、ウレタンを支えるものがないので、そこだけ座ると沈みこんでしまいます。
切れたウェービングテープを縫ってつなぎましたが、それだけでは沈みこみは直りませんでした。
元の状態に直すには、不織布とウレタンを新しいものに交換するしかなさそうでした。
しかしDIYでは難しいので、ソファのふかふか感を犠牲にして、板を貼ってウレタンを支えることにしました。
ウェービングテープは機能しないので、ウレタンだけの柔らかさになりますが、フラットな状態で寝そべることができるので良しとしました。
修理
一部ですが、板を取り付けた状態です。
ウレタンがひどく裂けてますが、板で支えられることで、座っても違和感はありません。
板は、杉の板材を使ってます。
以前記載したトイレの棚は、このときの余りを利用してものです。
板の数や隙間は、トライ&エラーで、何度も座っては調整をくりかえし、座り心地が不自然にならないようにしました。
ウレタンをもとに戻すとこんな感じになります。
見た目は変化ありません。
まとめ
応急処置っぽくなりましたが、どこに座っても沈みこむことがなくなりました。
寝そべっても快適です。
次は、ウレタン自体もヘタっているので、交換したいです。