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格安SIMのメリットとデメリット

7年ほど格安SIMを利用しています。
その間、MVNOが増えていきましたが、現在は大手が残った感じです。
4番目のMNOも現れました。

MVNO=格安SIM

格安SIMという名のとおり料金が安いです。
第一のメリットはこの安さです。
MVNOは、MNOの設備やサービスを利用してユーザーに提供しています。
おもに通信容量でMNOに支払う料金が決まります。

ユーザーへの提供料金を低くするには、MNOへ支払う料金も少なくしないと利益が出ません。

しかし、MNOへ支払う費用を抑えると利用できる通信容量も少なくなるので、そこに多くのユーザーを詰め込むと速度が出ず、使い勝手が悪くなってしまいます。

何事もそうですが、費用と質のバランスをどうとるかが重要になります。

MVNOはNMOの設備を借りている以上、MNOより安い費用で品質を上げることはできません。
このような状況でNMOに対抗するにはまずは提供価格を下げなければなりません。
ヘビーユーザー専用の高品質高価格のサービスもありかもしれませんが、そういったユーザーに振り向いてもらうには、さらに何か惹かれるものが必要です。
逆も同じで、安かろう悪かろうではダメです。

MVNOは、質を維持するものの、費用をおさえるために割り切っている部分もあると思います。
それが顕著に現れるのが、特定の時間帯の通信速度の低下です。

多くの人が利用する
・通勤時間帯
・お昼休み
・夕方から夜
は通信速度が低下します。

明らかに遅くなりますが、まったく使えないわけではないので、格安SIMだからしょうがないかとあきらめがつくレベルです。

サービス料金のわかりやすさ

MNOは、端末(スマホ)とセットで契約すると基本料割引が期間限定であったりします。
でも、その割引条件がいろいろあって、いつまでいくらで、それいこうはいくらなのか、複雑でかわらないことが多いと思います。
それもあって、携帯ショップはいつも混んでいるのだと思います。

MVNOも端末セットもありますが、基本的にSIMフリー端末を利用できるので、端末と分けて考えることができます。
サービス内容は、自分の使用するデータ量に合ったプランを選ぶだけですのでわかりやすいです。
同じデータ量だとMNOより安いので、悩むこともありません。

端末の設定

MNOは至れり尽くせりですので、契約するればすぐ利用できます。
MVNOもショップで対応してくれる場合もありますが、端末にAPN等の設定を自分でしなければなりません。
ひと手間かかるといえばそうですが、人によっては簡単な作業です。
設定方法は必ずMVNOのwebサイトにあるので、そのとおりにすれば設定できます。

特殊なMNO

MVNOからMNOになった楽天モバイルは、ちょっと立ち位置が違います。
成り立ちがMVNOで、それを維持したままMNOとなり、現行プランは1プランで、扱う端末もSIMロックなしですので、格安SIMと言って良いと思います。
質については、まだローミングエリアもあり展開中ということで、これから期待したいところです。

まとめ

格安SIMのメリット
・料金が安い
・サービス・料金設定がシンプル

格安SIMのデメリット
・時間帯によって通信速度が遅い
・端末設定を自分でしなければならない

僕はこのようなデメリットを受け入れられるので、格安SIMを使い続けてます。

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