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MTG ジャンドフードデッキとWPN予選突破レポート


はじめに
こんにちは、まちゃきんぐです!普段は神奈川近辺などでMTGをやっているプレイヤーです。こういう記事を書くのは初めてなんですがたまには書こうかなと思い書くことにしました。
先日、横浜の信心亭で行われたWPN予選で優勝することができました!人生初のPTで夢のようです。
今回は、予備予選突破から予選突破までのデッキ選択、予選で使ったジャンドフードについて書いていきたいと思います。最後までよろしくお願いいます!

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■禁止改定から予備予選突破まで
シミックフードの優勝で幕を閉じたMCリッチモンド。しかし、フード系デッキはあまりにも強すぎたため、11月18日の禁止改定で《王冠泥棒、オーコ》、《むかしむかし》、《夏の帳》が禁止になってしまいました。禁止改定という形でメタゲームが変化したスタンダード、11月19日に信心亭のWPNの予備予選があり新しいデッキを急ピッチで探す必要がありました。そんな中、瀬畑さんが禁止改定後の大会で上位入賞したゴルガリアドベンチャーを見つけ、それを引っ提げて予備予選に参加することにしました。

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参加者32人で16人抜け、自分は何とか2‐1‐2、内1勝はbyeで何とか抜けることができました(笑)デッキ自体はとてもよかったのですが、対戦相手のデッキとの噛み合いが必要であり、自分としてもあまり得意な部類のデッキではありませんでした。

■予備予選突破から予選まで
予備予選を抜けた後、WPN予選までに少し時間がありました。禁止改定後に有力視されていたのは、ゴルガリアドベンチャー、ジェスカイファイヤー、ラクドスアグロ、ティムール荒野の再生などです。予備予選突破後、MTGアリーナでこれらのデッキをいろいろ試していました。しかし、なかなかいいデッキが見つかりません。そんな中、ゴルガリフードと出会います。

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これがなかなか調子がよく、リアルでも行けそうと確信して予備予選の次の週(12月1日)にあった川崎のFinals予選に持って行ったのですが、3‐0と調子づいていたところからジェスカイファイアーズとティムール出来事に連敗を喫し、権利をとることができませんでした。
その次の週(12月8日)もバトロコのFinals予選や他店のPTQがあり、これもまたボロボロ。ちょうどこの週にMC7があり、ここで活躍したシミックフラッシュやシミックランプ、イゼットフラッシュをリアルでもよく見るようになり、これらに手を焼くようになってきました。
そんな中、MC7を優勝したのはkanisterのジャンドフード。これをきっかけにデッキをゴルガリフードからジャンドフードに切り替えます。しかし、切り替えた直後はなかなかうまく使いこなせず、思うように結果を出せず、予選前日のFinals予選もボロボロに負けてメンタル崩壊、頼みの"Bigs"のkanameことヤナセさんに相談したところ………サイドプランやアドバイスをもらい、デッキの理解を深め、苦手なデッキとある程度メインから戦える構成にすることを指針にしてデッキを改良していくことにしました。

■予選当日
WPN予選で使ったデッキがこちらになります。
メインボード(60)
土地(25)
4《血の墓所》
4《草むした墓》
4《踏み鳴らされる地》
4《寓話の小道》
2《ロークスワイン城》
4《森》
2《沼》
1《山》
クリーチャー(23)
4《大釜の使い魔》
4《金のガチョウ》
4《波乱の悪魔》
3《残忍な騎士》
2《打ち壊すブロントドン》
3《意地悪な狼》
3《フェイに呪われた王、コルヴォルド》
呪文(12)
4《魔女のかまど》
4《パンくずの道標》
1《ゴルガリの女王、ヴラスカ》
3《戦争の犠牲》
サイドボード(15)
3《強迫》
2《壮大な破滅》
2《軍団の最期》
2《害悪な掌握》
1《打ち壊すブロントドン》
3《変容するケラトプス》
2《虐殺少女》

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そして結果は…、
大会の結果
1R ジャンドアドベン✖︎○○
2R シミックフラッシュ○○
3R グルール✖︎○○
4R ID
5R ID
SE1 グルール○○
SE2 シミックランプ✖︎○○
SE2 ティムール出来事○○
優勝!
無事、PTの権利を得ることができました!
■デッキについて
予選で使ったジャンドフードについて書いていきたいと思います。

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初めに、《フェイに呪われた王、コルヴォルド》をメインに3枚にしたことについてです。kanisterのジャンドフードを回していて気が付いのは、3枚目の《フェイに呪われた王、コルヴォルド》をサイドインすることです。どのデッキでもフィニッシャーとして活躍するこのカードをメインボードに昇格しました。

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また、同じ理由で《残忍な騎士》もメインボードに昇格しました。これのおかげで《残忍な騎士》は厄介な《夜群れの伏兵》や《世界を揺るがすもの、ニッサ》などもメインボードから簡単に倒せることになります。

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逆によくサイドボードに抜けるのが《虐殺少女》です。《虐殺少女》はアグロデッキと対戦した時はとても心強いのですが、他のデッキには効果が薄く、メインボードからサイドボードに移しました。

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次に、《豆の木の巨人》、《楽園のドルイド》といったマナサポート系のカードの不採用です。これらのカードもよくサイドボードの他のカードと変えることから不採用としました。

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また、これと併せて、6マナと重い《戦争の犠牲》も3枚に減らしました。そして、その空いたスロットに入れたのが《意地悪な狼》と《ゴルガリの女王、ヴラスカ》です。これらはアグロと同系に強く、他のデッキに対しても最低限除去として働くことからメインに採用しました。また、どちらも食物トークンを生け贄にするカードとしても重宝し、《パンくずの道標》の能力を効率よく誘発させることができます。

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最後に、サイドボードのカードです。サイドボードは主に苦手なフラッシュ系のデッキや相手に合わせた除去を準備しました。《変容するケラトプス》はフラッシュ系に強いことから3枚採用しました。《強迫》はコントロールデッキは環境に少ないのですが、フラッシュ系のデッキに安全確認してから攻撃に移れるため、3枚採用しました。《害悪の掌握》は《夜群れの伏兵》や《世界を揺るがすもの、ニッサ》用の除去として、《壮大な破滅》は厄介な同系の《意地悪な狼》や《波乱の悪魔》、ジェスカイファイヤーズの各種騎兵用の除去として、《軍団の最期》はラクドスアグロやアドベンチャー系デッキの序盤をしのぐ除去として採用しています。




■さいごに
打ち込んだ時間は短いけどデッキをちゃんと理解出来てたのが勝因だったかなと思います。この記事を読んで少しでも参考にしてもらえればうれしいです。ちなみに自分はFinalsの権利がないので、来週はおとなしくしてる予定です(笑)
最後に、今回PTの権利が取れたことで、いろいろな方から祝福の言葉をいただきました。大変ありがとうございました。こんなに恵まれた環境にいることをとても幸せに感じています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また機会があれば書きたいと思います。それではさようなら!




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