多摩動物公園とライオンバスとナイトズー
多摩動物公園は多摩都市モノレールの多摩動物公園駅から徒歩1分でたどり着ける広大な自然豊かな山の動物園だ。
中でも見どころはアフリカ園にあるライオンバスをまずは最初におススメしておきたい。
バスに乗らなくてもこのライオンエリアは外から眺めることはできるのだけどその迫力と面白さはそばで見てこそ楽しめるのだ。
初めて行ったときには気づいたときにはチケットが売切れだったのでとても残念だったことを覚えている。
ライオンバスの楽しみ方
2度目に行ったときには前回の教訓を生かして真っ先にライオンバスのチケット売り場へ向かうことにした。
それでもギリギリ滑り込みセーフといった感じで昼頃には売り切れてしまう人気ぶりなのだ。
チケットはバスの定員が決まっているため購入時にすぐに乗れるとは限らず時間を指定されたりすいていれば自分で選ぶこともできるようになっている。
指定された時間に並んだ先着順にバスに案内されるのだけど運が良ければ一人で参加したワタシのように一番前の運転席側に座ることもできたりする。
このときはじめてライオンバスに乗ったのだけどバスの通り道にデーンと居座り動かない雄ライオンに驚き(もちろんバスはよけたり待ったり引き返したりする)雌ライオンの窓の間際へのサービスに喜びその迫力ぶりを堪能してあっという間にバスはバスステーションに戻ってきてしまった。
このバスステーションにはチケットがなくても入れるようになっていてそこからもライオンたちの様子がうかがえるようになっている。
ワタシはこの時そこにいたライオンバススタッフのおじさんに話が聞けたのだけどライオンたちはある程度わかっていて今回のようなサービスを繰り広げてくれるのだそうだ。
2度目に乗ったライオンバスはサマーナイトをやっていた真夏の暑い午後だったためライオンたちもその暑さにうんざりしていそうだったがサービス精神だけは忘れていないようだった。
サマーナイトズーは期間限定で開園していて18時前くらいまでライオンバスがあるので夏のライオンたちを楽しみたいならなるべく遅い時間のバスを押さえるのがおススメだ。
バードエリアとオーストラリア園
コウノトリの求愛場や子育て場を経てコアラ館をまずはいったん超えてみはらし広場まで行くとワライカワセミやガマグチヨタカに会えたりする。
みはらし広場にはベンチがあって持ち込み可能なお弁当やキッチンカーや売店などで購入した食べ物でひと休みすることができるのでここはおススメスポットのひとつだ。
運が良ければワライカワセミのウッドペッカーのような鳴き声を聴くことができるし擬態してどこにいるかわからないガマグチヨタカの仲睦まじいペアの様子を見ることができたりする。
サマーナイトでこのコアラ館売店でガマグチヨタカワッフルというのを食べたのだけど17時でこのエリアは閉まってしまいガマグチヨタカさんたちに会うことができなかったという痛恨のミスをしてしまったのだけど普段はコアラ館が15時半までのためこちらも注意が必要だ。
オーストラリア園
コアラ館ももちろん楽しめるのだけどこの多摩動物公園にはタスマニアデビルという動物大使がいるのでぜひ会いに行って欲しい。
夜行性のため寝ていることが多くもし動き回っているときに出会えたらラッキーだ。
見た目とそぐわないその名前の由来もぜひ確かめてみて欲しい。
アジア園とその他のエリア
ライオンバスやコアラ館についでぜひ見て欲しいおススメはオランウータンのスカイウォークだ。
ただしモノを投げてくることもあるらしいのでそばを通るときは注意が必要だ。
この多摩動物公園はその広大な敷地のため300種ほどのまだまだ紹介しきれない動物たちがいて1日中楽しめるのだけど上がったり下りたりの起伏も激しくある程度の体力が必要だ。
シャトルバスや広場や休憩所のベンチや売店をうまく利用して過ごして存分に堪能してほしい。
動物園の楽しみ方のひとつはそのとき誕生したベビーたちに会えることだ。
このマレーバクは今ではすっかり大人になってしまったのだけど今回のサマーナイトではフラミンゴのベビーたちに会うことができた。
サマーナイトズー
真夏の動物園というと動物たちも暑さでバテて怠けているんじゃないかと思いきやそうではなかった。
今回サマーナイトに行った時間はまだまだ日差しが照りつける暑い時間だったのでナイト感はあまりなかったのだけど夜行性の動物の活発な姿が見られたのがよかったと思っている。
あちこちの動物園でサマーナイトをやっていると思うので近くであればぜひそちらにも足を運んでみて欲しい。