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「宿題をきちんとさせておけば安心」
「うちの子はちゃんと宿題してるから大丈夫」
この考え方は見直した方がいいかもしれません。
大事なことはわが子にとって「何のための宿題か」を考えることです。
仮に、宿題の内容は関係なく
「先生に出された課題をきちんとこなす子に育ってほしい」という目的ならそれでも良いでしょう。
でも、あなたがお子さんの宿題に期待しているのはそこですか?
「学習の遅れを取り戻すため」
「授業内容をさらに深く理解するため」
「テストで良い点を取るため」
「自分の課題に向かって進んで学習できるようにするため」
このような目的ではありませんか?
子どもたちは一人ひとり学習課題がちがいます。
進んでいる子もいれば
超進んでいる子もいる
遅れている子もいれば
超遅れている子もいる
それなのに、宿題は全員同じ内容が課せられます。
もしくは「自主学習2ページ」といった内容。
お子さんはその2ページで何を学んでいるでしょうか?
よく考えてください。
学校で5〜6時間も勉強してきて、
さらにお家でも勉強するんです。
それならせめて、
子ども本人に合った課題に取り組んで、
子ども本人が抱えている課題を少しでもクリアする時間にしたほうがいいと思いませんか?
もちろん担任の先生方も、できるだけ生徒の課題解決を考えて宿題を出しています。
しかし学校のシステム上、一人ひとりに適したベストな宿題を課すのは現実的に難しいです。
だからこそ親御さんは
「宿題をきちんとさせておけば安心」ではなく、
「わが子の成長に繋がる学習」ができる環境を整えてあげることが大切だと思います。