蛙からカタツムリへ
この猫は、狩れもしないスズメを狩ろうとしていた
スズメを狩れるほどの野性味があるとは到底思えないゆるさ(かわいさ)だった
私はこの猫を笑うことができない
オトコを狩るスキルがないのだ…
狩る?表現が悪いな、魅了することができないが正解かな
あざとくないし、プライド高いし、常に男性(いや、女性にもか)に対して壁を作っているし、もちろん容姿や年齢も関係している
なぁ〜んてことは、言い訳にしか過ぎない
外見に気を遣ったり、常に笑顔でいたりすればきっと恋愛マスターになれていたかもしれない!
(そんな簡単じゃないと思うよ?)
恋愛ベタの一番の原因は、私の性格のおかげだ
最近その性格をズバっと表現してくれている言葉を知った
"蛙化現象"
なんじゃそりゃ!🐸と思い、私とは関係のないことだけど〜て意味を調べると、私のことやないかーい!てなったやつ。
何年も何年もこれに苦しめられてきた
やっとそこから脱却してきたときのことだった
脱却できたのは、年齢的なものなのか、私の努力によるものなのか、ある出会いによるものなのかは今後深めていきたいと思う
とにかく、蛙化現象が終盤を迎え、やっと生涯のパートナーを得ようと思えた
年齢はすでに赤信号がともり、数年が経過している(いつからが赤信号なのかは別にして)
夏休みの宿題も試験勉強もそう、お尻に火がつかないと本気を出せないタイプ、ここでもその能力を発揮してしまった
今ここに、遅ればせながら蛙化現象を理由に縁がないと決めつけていた恋愛・結婚に、懸命に向き合っている自分がいる
懸命だけど、うまくいっているわけではない
だけど、まずは蛙化現象を乗り切ろうとしている私に花束をあげたい
赤信号なんて気にしなくていい
信号の色は私が決めればいいこと
私のカタツムリのようなスピードですすんだらいい!
(カタツムリは遅すぎるか。こういうときはカメが正解かな)
またここでよいご報告できるように…