保活~保育園見学編~

保育園見学の話題出てもう時期終わっちゃったけど約2年に渡る保活を経て、晴れて第一希望保育園に入園できたので、私的押さえておくべきポイントをまとめたいと思う。

まず第一に、今から述べることは、現行の育休制度及びある一介の地方での保活を通して得た知見です。今後育休制度の変更が予定されているためあくまでも参考程度にしてください。

保育園見学


・見学の申し込みの連絡をする。
ゆっくりと話したいのなら、連絡は13時〜15時のお昼寝の時間がおすすめ。
ただ正直、事務の先生が日中いらっしゃるので必ずしも上にあげた時間でなければならないなんてことは無いなとは思った。
ただ職員が少なくばたつきやすい送迎ラッシュ時(7~9時、16時以降)は避けた方が心象はよさそうだなって感じ。実際通わせている身でもラッシュ時に園に電話かけるのは気を遣う。

見学の時期


正直子の成長具合によるし、産後の肥立ちにもよるから、お母さんたちが行こう!って気になった時に行けばいい。後述するが、保育園1次申し込み終わって二次申し込みギリギリに見学行ったこともあるので絶対なんて季節はないよ。
まあ強いて言うなら、気候のいい5月や10月〜11月位がいいんじゃないかな程度。とりあえずの延長稼ぎの園なら見学行かなくてもいいけど、少なからず通わせる候補にある園は見学行こうね。

見学日のアポ取り


基本アポ取りは、先方から「この日はどうですか?」と聞かれたり、こちらの希望日伝えて日時のすり寄せをしていくんだと思う。
そして、大抵、指定される日時は平日の10~11時or13時〜の2択に分かれるイメージ。
正直この時点ではなんとも判断しきれない。
ただ一度だけ、日付の擦り寄せをしようとしても「いつでもいいですよ。」しか答えず「なんなら土曜日でもいいですよ」と適当に返事する園があった。言われた通り土曜日に見学させて貰ったその園は、色々と嫌な面が多かったので候補に入れなかったかな。ありきたりの受け答えが出来ない長がいる園はやはり問題があるなという印象。

保育園見学

私が見学時に聞いていたのは以下の通り。

  • 連絡帳の有無。アプリか紙か。

  • 紙おむつor布おむつか。

  • 紙おむつの場合処分方法

  • お昼寝布団はコットか?お昼寝布団セットがいるのか?

  • 持ち物。持ち物の量や持ち物のカバン。また着替えは毎日持ち帰りかストック可能かどうか。

  • 体調不良時の登園基準。発熱何度で呼び出しか?

  • お迎え要請があった際、何分以内に迎えに来てくださいなど指定はあるか(これは、私が公共交通機関使っての送迎だった為です)

  • 送迎時どこで子どもの受け渡しか。

  • 駐車場の有無。台数。

  • ベビーカー、抱っこ紐など道具使っての送迎ありか?また園内に置いておくことは可能か?

  • 延長保育時の児童数や縦割り保育になるかどうか

  • 保護者会の有無。活動頻度。

  • 保護者参加するイベントの有無。また頻度。

  • 保育料以外での金銭の徴収の有無。あればどれくらいか。

  • きょうだい児が体調不良で休みの場合、他のきょうだい児は登園可能か。

  • 平日仕事が休みの際、登園させてもよいか。

  • 園外活動の頻度。どのように移動、また点呼してるのか。

  • SIDS対策


同時進行で、以下も園内を見学しながら判断する。

  • 先生が子どもに向けて話しかける時の目線や態度

  • 子どもの方から先生に話しかけに行ったり近づいてるか

  • 見学対応して下さる園長先生もしくは主任先生は勿論のこと、他の先生方が会釈や挨拶してくれるかどうか

  • 先生たちの年齢層

  • 各教室の整理整頓具合や園児達の荷物の置かれ方

  • 安全面、セキュリティ面(監視カメラ、園の門の施錠、建物の老朽化具合、脱走防止の有無、不審者対策など。場合によっては直接聞くこともある。)


 上の質問でおおよそ20~30分程度時間がかかる。
元々希望度の低い園だったり、少し聞いただけでもういいかな…となった園は、全ては質問せず紙おむつやお昼寝布団など最低限の質問のみして10~15分程度で早々に切り上げていた。
対応してくれる先生が熱心な先生だったり、各教室内の見学までさせてくださると1時間要したこともある。
 まじで見学行き過ぎて見極めスキルが身についたことと、第2子臨月だったからってのもあり、正直見学行くのが大変な時期は確認したいことは電話で済ませた。(おむつは紙か?とか)
電話でもなんとなく「なんここ?」みたいなのはわかるしね。聞くことに重きはおかなくていい。見学は「実際に自分の足で行き、園の様子を自分の目で見て雰囲気を体感する」っていうのがミソ。

以下は質問内容や見るポイントの補足

  • 先生たちの年齢層
    →若い先生が多い園は、先生の入れ替わりが多いのかなという偏見。年配の先生ばかりが多いと、「こうしなさい!」的な圧が強いと聞いたことがある。実際そういう年配の先生に対応されたことがあったので、あながち否定が出来ない。あくまでも個人の感想です。

  • 安全面・セキュリティ面

→すごく建物が古くても、昔からある園で地域に親しまれていたり自分たちの両親が通っていた園で信頼と実績のある園ってこともある。(表向きは)それがいいか悪いかは分からないが親自身が先生達と距離を取りやすいこともある。また、経営法人が変わり近年改築予定という事もあるからド直球に質問してもいいかもね。

  • 先生たちが挨拶したり、声をかけてくれる園

→やっぱり挨拶ちゃんと返してくれる園はちゃんとしてる気がする…個人的に。
そういえば、一度行っただけで名前まで覚えてくれる先生がいた園もあった。ちなみにその園はお昼寝の時間の見学だったのに挨拶、会釈めっちゃしてくれてびっくりした。信頼できる感がすごかった。
一方、すごく建物立派で大きい園庭のある園でも、遠目で見て目が合ってるのにシラーっと通り過ぎる先生がいる園はなんだか先生たち同士ギスギスしてたね。その園の主任の先生目怖かった(笑)

子どもと一緒に見学する

 大変だと思うけど、子どもと一緒に行くのをオススメする。
見学し始めた頃は、「子どもがぐずったら聞きたいこと聞けないじゃない!」って思ってパパに子ども預けて見学に行ったり、一人じゃ子ども見ながら話聞けないからという理由でパパも一緒に見学に行ったりもしたけど、今思えばクズってなんぼ。
むしろ、その瞬間、目の前で応対している先生、その園の先生方の連携などリアルな対応が見られる。
見学の時に聞けなかったのなら後日電話して聞いてもいいし、一時預かりしている園ならその際聞けばいいしね。
ちなみに、見学はパパも一緒の方が尚良いと思うけど(聞くこと忘れない、第三者の見方を得られるなどなどメリットたくさん)、送迎する際はママ一人で送迎するのならその練習と思って見学慣れてきたら一人で行く方がいいかと思う。

聞くことは端的に。必要最低限。


聞きたい知りたいこと山ほどあると思うけど、最低限でいい。
成長具合によって聞きたい知りたいことは変わってくる。
どちらかというと質問した際どのように答えて下さるか、答えてくれる内容は親子のことを考えた上での回答なのか。
様子や園の方針見極めるべきと思う。

見学は入園する直前に。
何言ってんの?ってなるでしょ?
後日書くけど私は保育園の見学、育休延長してコロナ禍に産まれた第1子の時と第2子産まれてコロナが5類に変わった時期と2つの時期に行ってる。聞くこと気になること全然変わったし、実際入園してから見学の時聞いてた話とガラリと変わったんだよね。
1歳手前での状況と2歳になってからの状況、子の個性で全く気になる点はごろっと変わるし、見学に行った時の職員や周囲から聞いてた話が園長や運営法人の変更、世相で雰囲気や方針がガラリと変わることもあるということを身に染みて実感した。
なので出産前に保育園見学する人もいるけどマジで産まれて保育園入れることが確定してからでいいよ。

園の方針

思い出したので追記。(2024/07/03)
園の方針はめちゃくちゃ大事だと思う。我が子の特性、親の価値観それぞれに合う合わないが出てくる。1歳で入園したら小学校進学までの6年間通うことになる。小学校と同じくらい長いよね。合わないところに6年間よりは、伸ばしてもらう6年の方がいい。
色々見学して思ったのは園庭ある園に勝るものはない。

モンテッソーリ教育の園
今流行りのモンテッソーリ教育。でも推してるからと言って必ずしもいいかと言われたら微妙。
わざわざ活動時間の中に指先使う遊び組み込まれてて、天気がいいのに外遊び切り上げて教室に戻るように促されてたのを見た時は、モンテッソーリするくらいなら引き続き外で遊ばせて欲しいなって思ったのが正直なところ。
あとモンテッソーリ教育って手先を使う知育玩具有名だよね?スプーンに乗せたりだの、小さい穴通したりだのなんだの……
大概の保育園、あれやってる気がする(笑)
しかもお手製のおもちゃ作って用意してくれてるし、雨の日や体調良くない子向けに室内で遊ぶ用で用意してくださってる。
保育園ではありきたりな事を前面に推し出して公表してるのは、それ以外で推し出すところがないのかなっていう逆の印象!
晴れてる日はわざわざ室内に閉じこもらんでいいて。

縦割り保育
これは一概に言えない。あくまでも私の知人の話。
知人のところは縦割り保育方針の園に入園したものの、園で意識不明となり救急搬送された。
色々調査したものの直接的な原因は不明。ただ保育園でなったこと、縦割り保育していることから、「上級生(年長さんとか)からと思われる怪我があり、知らぬ間に怪我させられていたことも1つの要因の可能性あり」という推察で終わったらしい。(保育園は頑として認めなかったそうだけど)
こんな話聞いたら縦割り保育は怖くなって候補から外した。

発表会や大会などのイベント多めの保育園
これも悩ましいよね。
子どもに色んな経験させたいのは山々だけどその発表会、大会に向けて園で練習する必要があるよね。子どもがその練習に置いてきぼりにならずに着いて行けたらいいけど、もし苦手意識が芽生えてしまったら??
子どもが土日出るなら保護者もできる限り参加しないとだし…
園の雰囲気や先生たちの感じがとてもいい感じならいいんだけど雰囲気良くなかったら私はためらうかな。


よし。見学したね。
次は、通わせる可能性がある園、申し込み窓口の役場それぞれに名前と顔を覚えてもらおう。

園庭開放に行ってみよう!


コロナ禍が終わり、最近どこも園庭開放再開させてる園が増えてきていると思うので、これはぜひ活用すべき。
実際の園児たちと一緒に遊べるし、先生たちがどんな風に遊んでくれるかも見れる。余談だが、本命度が高い園の園庭開放の時は、保育士の先生たちに育児相談したりして話が弾んだ際は「そろそろ育休復帰される先生いらっしゃるんですか?」などなどしれ~っと先生たちに直接聞いたりしてた。

一時預かり利用しよう!


保育園決まったら預ける前からちょっとずつ一時預かり利用もしておくとよいよ。子どもに慣れてもらうっていうのはもちろんのこと、親自身が子どもを実際に預けて、送迎をするから見えてくるいい面・悪い面が見えてくる。

役場の保育園窓口の担当者に月1で電話してた。

とにかく区内の園の情報、申し込み状況を月1で電話して聞いた。
というのも、私の住んでいる園は、人口急増している癖に幼稚園・認可保育園の二択しか選択肢がないため人気な園はめちゃくちゃ待機が出ていた。保育園の空きはでないのに待機児童数めちゃくちゃいるみたいな事態。

私「第一子でこの辺りの園に入れたいんです」
役場「待機人数これだけいるので難しいです」
私「どうしても入れたいんです‼。何かいい方法ないですか?。何でもします‼」
まじで言ったこれwww
とりあえず空き状況の出る頃は毎月電話したし、直接窓口いった。
だんだん顔覚えられた。
そんなこんなしていたら、
「そういえばこういう加点の方法あるので、●●さんにお伝えしたいなと思って連絡お待ちしてました(⌒∇⌒)」みたいなこともあって、そのおかげで今第一希望の保育園に入園できたのでまじで顔を覚えてもらうって大事。


とりあえず今回はここまで。次回は保活頭脳戦編です。また時間ができたら書きます。お楽しみに。

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