![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80629595/rectangle_large_type_2_330e2abd13ff07775f35938949eebf12.jpg?width=1200)
【football chat #6】今季のユナイテッドをざっくり振り返る
クリロナ、サンチョ、ヴァラン加入が実現して今季の成功は確実だったはずのユナイテッド。フロント陣の不安定さ、選手達の士気低下、様々な要因で失意のシーズンを過ごしてしまったマンチェスターユナイテッドをざっくり振り返ってみる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80651810/picture_pc_61fe1610ada354b7163f1153f52fa000.png?width=1200)
8/31 クリロナが電撃復帰
シーズン開始から3連勝して素晴らしい滑りだしでリーグが始まり、移籍最終日にクリスティアーノ・ロナウドの電撃復帰。良い流れでスタートし、今季はシティやリバプールとの優勝争いが見られるかもしれないと思った人は多いはず。ファーガソン政権の頃の赤い悪魔が帰ってきたと歓喜した人も多いはず。
開幕スタートダッシュ成功
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80651915/picture_pc_a20eccb247c259e900b7775454a53d7c.png?width=1200)
上の表を見ても分かる通り、開幕から5節終えて無敗と上々の滑りだしだった。ニューカッスル戦でロナウドが復帰しいきなり4ゴール決めるなどチームとしてのムードも最高に良かったと思う。
スールシャール解任
その後CLで格下のヤングボーイズに敗戦、リーグ戦でもシティやリバプールに大敗し、成績不振を理由にスールシャール監督が解任されてしまう。選手からの不満も多かったようだ。スールシャールはどちらかと言うと選手任せな部分があり、ピッチ上ではブルーノ・フェルナンデスやロナウドが実質の監督的役割をになっていたようだ。
ラングニック就任から悪夢の始まり
新しい監督としてドイツのライプツィヒを強豪まで格を上げたラングニック監督が招集された。ラングニックイズムがユナイテッドでどう機能するのかが期待されたが、そう上手くはいかなかった。ボールを奪って8秒以内に攻撃を完結させるスピーディなサッカーはユナイテッドには合わなかった。ドイツ時代の縦に速いサッカーをプレミアのスター集団にやらせるのには時間もかかる。加えて、途中で就任し選手からしても急に戦術が変わったので適応できない。これらの問題が重なり合い、監督が変わったにも関わらず状況は変わらなかった。
ラングニックの発言
加えてラングニックは試合後の記者会見も問題視された。敗戦した直後に放出しないといけない選手が何人かいるなど、選手のリスペクトに欠ける発言がかなり目立った。シーズン終盤にはオーストリアの監督オファーに合意するなど監督業の併用も始めた。当然チーム内の空気は最悪であり、途中で来たにも関わらず解任論がまた飛び交った。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80652640/picture_pc_79158eaea5004254efd77bf123c3f04f.png?width=1200)
2度の解任劇からテンハグ招集
当然ラングニックはシーズン終盤に解任となり、来季シーズンを指揮する監督としてアヤックスを率いているテンハグが新監督としてユナイテッド傘下に入った。現代のポゼショナルサッカー戦術に長けており、アヤックスでは限られた戦力の中でCLでも結果を残しているので期待はスールシャールやラングニックらよりも高い状態である。これからのテンハグユナイテッドはどのような進化を遂げるのだろうか?
まとめ
今季はフロントのドタバタもあり、残念な結果に終わってしまうシーズンにはなったが、明るいニュースもある。テンハグ就任はその中でもとりわけビックニュースである。プレミアでも屈指の戦力をもっているチームに、テンハグが指揮するとなるとサッカーファンなら誰でも期待する。来季のユナイテッドがどれほど進化するのかが楽しみである。