蘭サッカーリーグ打ち切り決定が賛否両論
オランダ・サッカー協会は24日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて、今季の同国1部リーグを打ち切りとすることを発表した。優勝、昇格・降格チームはないとのことらしいです。
アヤックスと菅原由勢所属のAZアルクマールが勝ち点56で並び、アヤックスが得失点差で首位に立っていたんですけど、タイトルは与えられないらしいです。また、同国1部と2部の全38クラブによる投票の結果、昇格・降格も行わないことが決定した。この決定は、クラブの投票で賛成が過半数を超えたので決まったらしいです。
ここで騒がれているのは、現時点での順位を基に、アヤックスは来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得しているのに対して、オランダ2部リーグの首位に立っていたカンブールは昇格できない。カンブールの監督であるヘンク・デ・ヨング監督は、「最善の決定を期待していたが、ここで起こったことはスポーツに値しないものだ」と怒りをあらわにした発言もしています。
一方、アヤックスの選手たちからも不満が漏れていて、モロッコ代表MFハキム・ツィエクが、オランダ・エールディビジ打ち切り決定で優勝なしとなったことに対し、怒りを示しています。
「なんてナンセンスなんだ。本当かよ? 僕たちは得失点差で首位だった。AZだって、彼らはシーズンで2度にわたって僕たちに勝利していたんだから。それで、得失点差は?なんでなかったことになっている? ふざけるなよって感じだ」という怒りをあらわにした発言をしています。
やっぱり、今シーズンどのチームも結果を残そうと奮闘していたはずだからこの決定に対して悔しく思う人はいるでしょう。
YouTubeチャンネルもやってるんで、登録してくれたら励みになります!