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新生ニューカッスルが誕生!買収したサルマーン皇太子の狙いとは。
イングランドプレミアリーグで戦っているニューカッスルというチームが、サウジアラビアの大富豪によって買収された。
サウジアラビアの大富豪というのはサルマーン皇太子である。
ニューカッスルの売却に関していえば、イギリス人の実業家も他にかかわっていると言われているが、それを総括してまとめているのはサルマーン皇太子である。
サルマーン皇太子はサウジアラビアの国防長官であるから、テレビニュースなどで、安倍総理と握手などしている姿を見たことある人も多いと思います。
彼の個人資産はおよそ9800億円といわれており、総括している共同事業団体の資産は36兆4000億円といわれている。おそらく、今回のニューカッスルを買収しても、資金面に関しての不安は一切ないだろう。
ニューカッスルが買収されるまでの経緯
もともとサルマーン皇太子は、自身が所有している資金を使って国際進出を積極的にやっていたようで、今回はプレミアリーグというビックリーグに目をつけてニューカッスルのオーナーになったと言われている。
ニューカッスルの前オーナーであるマイク・アシュリー氏は、2007年にオーナーに就任した。『sport direct』というチェーン店を経営しており、当初はうまくいっていたが、ここ最近は経営がうまくいっていなくクラブ売却疑惑は3回も過去に出ていた。
追い打ちをかけるように、新型コロナウイルスの感染拡大によって全世界のスポーツが中断し、さらに経営がきびしくなった。
そこに目を付けたのがサルマーン皇太子である。
ニューカッスルを買収するあたって重要な人物は、仲介人をしたアマンダ・スタベリー氏である。イギリス人の実業家であり、現マンチェスターシティのオーナーとマンチェスターシティ間でも仲介人をしていた。そのおかげか、話は早く進んだ。
有り余る資金をどこに使うのか
もちろん、選手の移籍市場だろう。
来季の夏には動くとも報じられている。良い選手を多額の移籍金で獲り、クラブを以前よりパワーアップさせていくのは間違いない。
今までプレミアリーグで中堅レベルの戦いをしていたチームに、スター選手が集まり、どんどん成績を上げていったら必然的に世界からも中幕されるだろうし、サルマーン皇太子も今より知名度は上がるだろう。
問題点としては、ニューカッスルというチームは創立127年を誇る歴史のあるチームである。スタジアムも歴史があり、イギリスでは結構有名である。資金を使い歴史あるスタジアムなどの伝統を変えてしまったら、ファンの反感を買ってしまうかもしれない。
最後に
とんとん拍子で事が進んでいくと、おそらくニューカッスルは強くなっていくだろう。マンチェスターシティのように強くなってるかもしれない。
ここ数年で、多額の移籍金を使い成長していったクラブといったらマンチェスターシティ、パリサンジェルマン、ライプツィヒだろう。
マンチェスターシティとパリサンジェルマンに共通していることは、移籍金を多額に出しすぎたために、UEFAやリーグの規約を破り、罰則を受けそうになっていることだ。
一方ライプツィヒは、レットブルがクラブを受け持ち多額の資金を使っているが規約に違反していない。フロントや選手のマネジメントに金を使っているからだ。だから、長期的にみると超飛躍を遂げている。
果たして、新生ニューカッスルがどっちに転んでしまうのか。ニュースにアンテナ張って見ていきましょう!
YouTubeでも発信しているので、見てくれたらうれしいです。