【baseball chat#2】ジャッジor大谷翔平、どっちがMVPを獲得するか予想してみた

今シーズン、全てのメジャーリーグ日程が終了し、個人的には投高打低のシーズンでした。その中でもア・リーグを盛り上げた2人のMVP候補はずば抜けた成績を残しました。シーズン後半はずっとジャッジか大谷翔平のどちらがMVPを受賞するかの議論が白熱していました。Youtubeの動画のコメント欄でもかなりの熱い議論が繰り広げられており、どちらをとっても今年は記録の面でも歴史的なシーズンですよね。

大谷翔平

大谷翔平

投手としては28試合投げて15勝9敗、防御率2.33、219奪三振。打者としは34HR、95打点、OPS.875。投手として規定投球回を達成し、打者としても規定打席を達成した初めてのメジャーリーガーとなりました。去年のMVPは大谷翔平であり、二刀流としてかなりのインパクトを残しています。今年はその二刀流に磨きがかかり、過去最高の成績を残し、個人的というよりは誰が見ても去年の成績よりも今年の成績の方が評価は高いです。44HR打った去年よりは今年の34HRは物足りなく見えますが、これでもア・リーグのH R順位は4位の高順位です。15勝もア・リーグでは4位となっており、メジャーリーグというハイレベルなリーグに投打でトップレベルの成績を残していると考えると恐ろしいです。まあ普通ならこのまま2年連続MVPでしょう。しかし、今年のア・リーグはもう1人の怪物がいます。

アーロン・ジャッジ

アーロン・ジャッジ

この記事を見てくれている人にジャッジがどういう選手なのか説明する必要は無いでしょう。ヤンキースの怪物は今年のメジャーの話題を掻っ攫っています。ヤンキースの歴代本塁打記録を塗り替える62HRを打ち、131打点、OPS1 .111と意味のわからない成績を残しています。新人の時に55HRを打ちましたが、その時以来の輝きを見せており個人的に大好きな選手なのでうれししいです。これだけ成績を残しているのも凄いんですが、何よりも怪我なく一年間稼働していることも評価される点だと思います。そしてジャッジが所属するヤンキースは99勝し、3年ぶりの地区優勝を果たしている事もでかいです。MVPは傾向的にその選手が所属するチームの勝利数が多いほど受賞傾向が高いです。アメリカでもジャッジのMVPコールでかなり盛り上がっていますし、62本目のHRはなんとオークションで5億円で落札されるなどの話題でも盛り上がっています。

まとめ

最後に僕の予想は、ズバリ今シーズンのア・リーグMVPはアーロン・ジャッジだと思います。日本人としては大谷翔平を推したいのですが、現地でのジャッジMVPコールなどの映像を見ると納得させられます。大谷翔平の成績というのは二刀流ですごいのですが、過去に誰も達成したことのない記録なので評価が難しいと思います。二刀流でのインパクトを考えると去年を超えることはできませんし、打者という観点で見ればジャッジに軍杯が上がります。なので投票記者が何を重視して評価するかによって変わって来るのが本音です。この記事を読んでくれた人にも今シーズンのア・リーグMVPを予想していってほしいです。