デスノート実用化のお知らせ(ゆキ子逮捕6)

12月15日14:30。
広山博和容疑者、突如胸を押さえて倒れ込む。多量の発汗。
警察病院に緊急搬送。死亡確認。
推定死亡時刻は倒れ込んだ時と同刻の14:30。

遺体解剖の結果、微量のボツリヌストキシンAを検出。
右手人差し指より毒が表出し、全身に流れたと推測。

右手人差し指から超極小のマイクロチップ検出。
体内で自動投薬を行う医療用マイクロロボットと同様のもの。

遠隔操作により任意のタイミングで、チップ内の超小型カプセルから毒を表出させることが可能。

いつ、どのようにして、広山容疑者は指にマイクロチップを挿入されたのか?

同容疑者宅を家宅捜査。

自宅用の「血糖値計測機器」を発見。
指に小型針を刺して採血を行う簡易計測機器。
メーカー正式の機器ではなく、一部改良されていたことを確認。
広山容疑者は糖尿病のため、同機器で血糖値を毎日計測していた。

結論。
何者かが血糖値計測機器の針に超極小マイクロチップを封入。
同チップ内にはボツリヌストキシンA。
広山容疑者、同機器の針を指に刺し採血。
その際に指にマイクロチップが挿入される。
遠隔操作により12月15日14:30、チップ内より毒が流出。死亡。


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12月15日14:30より3分以内に広山博和容疑者を殺す。
死に神はいない
明確な証拠を残す。
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