火傷にはあのアロマ!?
アロマをお仕事にしている方だけでなくアロマ大好きな方ならご存知かと思いますが、よく
「火傷にはラベンダーを!」
と聞いたことありませんか?確かに真性ラベンダーは結構万能で使いやすいし、ブレンドに困った時も
ラベンダーを入れてみると上手くまとまる事が多いですし、私自身も出張や旅行などに
持って行く精油の1つでもあります。
ですが、今日は火傷のレベルによるよ。という話です。
私が小さな頃は窓際の庭に鉢植えでいくつか、アロエが植えてありました。
まさに火傷をした時や、熱っぽい傷がある時、何か肌にできた時など、
庭からアロエを取り、外側を向いて中のゼリー状の部分を当てて手当てをしたものです。
ラベンダーは日本のアロエのように。ととある方がおっしゃっており、
アロマの歴史をみても、ラベンダーを使用した事で火傷が非常に早く治ったことから、
今のようにケアにいかされるようになったと記載があります。(実際にはフローラルウォーターかな)
私は鍼灸師でもあり、今新しいHPを作成するにあたり、色んな写真を思い立ったタイミングで
撮り溜めています。で、お灸の紹介のために「透熱灸」というもぐさを米粒程度の大きさにした物を
そのまま肌に乗せて、もぐさを焼き切るというやり方のお灸を撮影していました。
自分の手の甲に乗せて、線香で火をつけて…くらいを撮りたかったのですが、何せとても小さなお灸なので
あっという間に焼き切ってしまい、火傷をしてしまいました。
本来透熱灸とは、そうやって小さな火傷をわざとおこし、ストレスや病気などで損傷した
タンパク質を修復に向かわせる(ヒートショックプロテイン作用)を利用して、体の不調を
整えるのですが、やはり予期せぬ火傷。あまり気づいてなかったですが、小さな火傷の跡ができていました。
写真のちょうど真ん中の小さな跡です。(手首あたりのは虫さされ笑)
私がアロマセラピストとしてまた数年であればここに迷わずラベンダーを数滴使うでしょう。
家事などで、あっ!という時の火傷と火傷の温度や深度が違うと予測して、ホホバオイルにラベンダーを
混ぜて、塗布しておきました。傷口の度合いによりいくら混じりっけなしの精油でも
逆に炎症を起こしてしまう場合もあります。昔、サンダルの金具が肌にあたり、表皮がめくれて
いたーい思いをした事があります。酷い靴擦れのような…
その時はとある精油を直接塗布してみました。結果は余計化膿し色素沈着まで起こしました。
これはあえて自分の身体に自分で実験をしているので、何も文句は言えませんが、
やはり他人がどう捉えるかまで考慮してお伝えせねばいけないなーと自己学習笑
仲間には身体張るねー。といつも笑われますが、でも大事な事です。
という事で火傷をしたら
①まずはしっかり冷やす!
②内部が見えてない程度の状態なら
③キャリアオイルに数滴のラベンダーを混ぜて
④塗布だけして(あまり激しく動かさず)
様子を見る。がいいと思います。明らかに皮膚がベローンとなっている(怖い!痛い!)
状態であれば、すぐさま皮膚科にいきましょう。
アロマを楽しみ、皆さんの生活の力強いお守りとして使う為には、まずは安全である事。
今以上に悪くしない事。勝手な自己判断をしない事。が重要です。
とはいえ、私の今回の火傷は熱感も強くなく小さな物でしたので、オイルを使用し2日後には
かさぶたになりポロっととれてくれました!!
そそっかしい私は、年中傷やあざができます笑 だからこそ、アロマや自然療法は
私にとって無くてはならない物ですが、きっちりした方がいい事、しない方がいい事まで
皆さんにお伝えして楽しんでいただきたく、少しずつですが発信をして参りますね。
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