展示しました。

2024年7月28日 18:05

先日、SPIEL COFFEEさんで7/17〜7/21まで開催していましたグループ展「ささやきまたたき」にて展示させていただきました。

お越しいただいたみなさま。
ありがとうございます。

在廊する事が中々できなかったので、note在廊として、少し解説をさせていただきたく記事を書きました。

ささやきまたたき

会期:2024.07.17(水) - 21(日)
会場：SPIEL COFFEE 2階

今回の展示は、カフェの壁に写真家さんがそれぞれ撮影した写真を飾る。
そして、カフェに来店したお客様がコーヒーを飲みながら楽しむ。
そのような、展示でした。
ギャラリーとはまた雰囲気の違う展示です。

SPIEL COFFEE
〒166-0011
東京都杉並区梅里２丁目１−３

出展者さん（敬称略）
◻︎Action Ryu
◻︎カズノ
◻︎かつこきち
◻︎kotsunta
◻︎すず
◻︎ほぴちゃん

みなさまありがとうございました。

写真って何？

わたしは、写真って何？というテーマで展示しました。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、こちらはベタ焼きという技法で、手焼きプリントしたものになります。

ベタ焼きはフィルム上に写った何枚かの写真を、大きさをそのままに一枚の印画紙にプリントしたものです。
普通は一本のフィルムに写った写真を一枚の紙にプリントにして、そのフィルムの内容見本とするのがベタ焼きです。

手焼きプリントとプリント（印刷）との違いもあります。

手焼きプリントは暗室（カラーは全暗です）の中で一枚一枚手作業で写真を焼き付けプリントする昔ながらのプリント方法です（昔はこのやり方が主流でした）今の主流であるデジタルプリントに比べ、手間も時間もコストもかかる分、一枚にかかる想いと価値は大ききなものになると考えています。

その手間のかかるプリント方法で、内容見本になるような写真を作品として展示しました。

私は常、写真って何なんだろうか…と考えます。
シャッターを切った時点で写真？
データ化された1枚が写真？
RAWデータをレタッチしてから？
フィルムカメラで撮影していたら、ネガの時点で形があるから写真？
手焼きプリントをした1枚から？
印刷をしてから？
iPhoneで撮影したものは？
カメラで撮影したものが写真？
沢山の疑問があります。
でも、その価値観は人それぞれです。

写真が身近になった今、作品を見てくれたお客様が楽しみながら写真について考える時間になれたら良いなと思い、ベタ焼き1枚を展示しました。