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宇宙人探しに協力した話
★科学的なお話だよ
時は西暦2000年ごろ
スパジは子供の頃から
宇宙が大好きでした。
そしてパソコン等の
IT機器も大好きでした。
2000年ごろに
SETI(Search for ExtraTerrestrial Intelligence)
という地球外知的生命探しプロジェクトの一環として
SETI@Home
というプロジェクトが始まりました。
これは
電波望遠鏡の膨大な受信データの中から
知的生命体が発したであろう
規則的な電波を探索する
というものです。
人間も、テレビやラジオ、通信などで
電波を使っていますが
地球外の知的生命体も
きっと電波を使っているだろうと想定し
![](https://assets.st-note.com/img/1711769295538-kFXtC9WlI7.jpg?width=1200)
自然界にある電波パターンとは違った
規則的な電波パターンを
見出そうというプロジェクトなのです。
しかも・・・
その膨大なデータ処理を
ひとつの組織だけではとてもできないため
多くのパソコンを利用しようとしたところに
面白みもありました。
当時のコンピューターパワーなどは
現在と比べれば相当低いものです。
またひとつの組織が使える
コンピューターパワーは
限られたものになるでしょう。
なので、
全世界からボランティアを募集したのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1711769480857-fmOgPWolwU.jpg?width=1200)
個人や組織が持っている
パソコンの空き時間を使って
スクリーンセーバーとして
電波望遠鏡のデータを解析するのに
利用したのです。
私達は
プログラムをインストールして
パソコンを使わないときに
そのスクリーンセーバーが動くようにセットします。
スクリーンセーバーが起動すると
電波望遠鏡のごく一部のデータを
受け入れ解析するプログラムを走らせ
結果を送信するのです。
これは面白い!!!!
と
スパジはもちろん
参加しました。
この方式が画期的だったのは
分散コンピューターパワーを
使おうと考えたことです。
いまなら
データの分散とかあたりまえですが
当時
この発想をしたのはすごいと
思います。
(今でもそう思う)
自分のパソコンが行った
データ解析が
宇宙人探しのお手伝いになるなんて
なんとロマンあふれることでしょう。
当時そう思いました。
結局
SETI@Homeプロジェクトは
大きな成果を残すことなく
2020年に終了しましたが
SETIは継続されています。
スパジは
SETI協会からの
メルマガは今でも
受け取っており
わずかながらですが
寄付でもしようかな
なんて思っているところです。