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スーパーワームはAI企業になります
こんにちは、株式会社スーパーワームの古賀です。
突然ですが、私たちはAI企業になります。
この宣言をしたくて、この記事を書いています。
「昆虫養殖の会社がAI?」って思うかもしれません。でも、ここ数年、私たちが向き合ってきた課題や、この業界で感じてきた限界を超えるためには、この道しかないと確信しています。
AI Agent Eraと株式会社スーパーワーム
少し前、福島さん(LayerX)の「AI Agent Era」という記事を読んで、「これだ!」と腑に落ちました。AI Agentは単なるツールや自動化の話ではなく、AIが自律的に計画を立てて仕事を進める仕組みだといいます。
私たちの事業は、養殖・加工・バイオ燃料製造など、非常に複雑で手間のかかるプロセスに依存しています。これを人力で続けていくには限界がある。効率化が進む他産業に比べると、昆虫産業はまだまだ遅れています。
ここで必要なのが、AIの力。もっと言うと、AI Agentの力です。
株式会社スーパーワームのAI化
具体的には、養殖のすべてを「AIエージェント化」する構想を描いています。
現在、人が管理しているトレー内の環境、餌の量、温度などの調整をAIがリアルタイムでモニタリングし、自動で最適化する仕組みです。
AIはただモニターするだけではなく、次の行動を考え、命令を出します。「エサを増やす」「温度を下げる」「このトレーを移動させる」といった指示を自分で決められるようにします。これはまさに、AIが「考え、動かす」未来そのものです。
なぜAI企業になるのか?
なぜ昆虫養殖の会社がAIに行くのか?
理由はシンプルです。「株式会社スーパーワームが未来を支える存在になるため」です。
正直なところ、養殖の現場はハードです。人手不足、効率化の課題、コスト圧迫。このままでは「面白いビジネス」止まりで終わってしまう危機感があります。
でも、AIと融合することで、昆虫養殖の可能性は爆発的に広がると確信しています。これまで人間が担ってきた複雑なオペレーションをAIに任せることで、規模を拡大し、生産コストを劇的に下げる。そして、最終的には地球規模の課題を解決する武器になる。これが私たちの描く未来です。
個人的な思い
実は、最初このアイデアを話したとき、「昆虫とAIって無理があるでしょ?」とけっこう言われました。でも、私の中では「これがやりたいんだ!」という熱い気持ちがありました。昆虫産業って、まだまだ注目されていない。でも、そこにAIという最先端の技術を掛け合わせることで、これまで誰も成し遂げていないことができる。そんなワクワク感があるんです。
これからも、AIを使ってどこまで養殖が進化するかを挑戦していきます。株式会社スーパーワームが未来のエネルギー、食料、肥料の鍵になる日はそう遠くありません。
最後に
2025年、株式会社スーパーワームはAI企業としての一歩を踏み出します。
私たちの挑戦にぜひ注目してください。そして、こんな私たちと一緒に未来を作りたいと思う方、ぜひ話しましょう!
次の10年、昆虫とAIで世界を変えます。
求人情報
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