アンフェアな月
こちらも、秦建日子先生の小説です。
こちらは、Amazon画像です。
前回の「推理小説」末尾で誘拐事件が発生しているのですが、それが今回の「アンフェアな月」の序章となっています。
犯人を射殺したことで、離別している娘と上手く付き合うことも出来ず、犯人の策略によって2回目の射殺をすることとなった女性刑事が、今回は誘拐事件と連続殺人事件にかかわっていきます。
どんでん返しの要素もあり、今回の作品もそんなに長いものではないうえにテンポよく進んでいくので、一気読みできます。
人が殺される場面はありますが、それであっても気軽に読める内容です。
どんでん返しの内容というか、ミステリーの胆の部分が予想できてしまいましたが、それでも楽しく読み終えることができました。
刑事雪平夏見シリーズはまだ2作品ありますので、読み進めたいと思います。