リモコン修理(TOSHIBA REGZA CT-90348)
長年使っているテレビ。
購入から結構な年月が経過していても不満なく利用しているものは多くありますが、その一つがREGZAなのです。
ただ、どうしてもリモコンはへたってきます。
使用頻度の高いボタンの反応が悪くなってしまい、ついついギュッと強く押し込んだり、長く押し続けたりしてしまいます。
こんな使い方にはストレスを感じますし、不便なのでどうにかしたいと思い、思い切って蓋を外して改善できないものかと思ったのです。
普通にグルグルと全体を見ていてもビスなどが見つからず、外せそうなところが見つかりません。
それでも色々と触っていると、一番下のスライドする部分を外せそうなので、思い切って力を入れて外してみました。
これ。結構、思い切りが必要ですよ。
スライド蓋を外してみるとビス発見。
ここが見つかったことにより、ボタン反応を復活させることができると思ったので必要な道具を用意します。
そういっても大したものではありません。
精密ドライバー。
アルミテープ。
埃やゴミが出てくるだろうから、掃除のためのアルコール液と綿棒。
あとは老眼鏡です。
先ほど確認できた、スライド蓋の下に隠れていた二つのビスを外したら、少し力を入れてリモコン表面のカバーを外すと上下2つに分かれます。
向かって左が底側、向かって右が表面側です。
表面側についている、中央部と上部の二つのビスを外します。
ビスを外すと、基盤とボタンラバー部分に分けることができますので、反応の悪いボタンのところに、適度な大きさに切ったアルミテープを貼り付けます。
一番右側で小さくアルミテープを張っているのが確認できると思います。
少し大きくした画像がこちら。
今回は、貼り付けたアルミテープを綿棒で細部まで押し付けましたが、アルミを他のボタンに触れない大きさに切っていれば、あまりナーバスにならなくても大丈夫でしょう。
水拭きはダメですが、アルコールやカラ拭きで隙間のホコリ等をきれいにしながら、逆の順序でリモコンを組み立てて、難しい作業もなく終了です。
今回用意したのは、このアルミテープ。
見てのとおりDAISO製ですので、税別100円です。
わざわざ用意したのではなく、家の中にあったものです。
あまりお持ちの方は多くないと思いますが、普通のアルミホイルに両面テープを張り付けたものでも同じことができると思います。
軽くタッチするだけできちんと作動してくれて、快適になりました。