殺してもいい命
こちらも、秦建日子先生の小説です。
こちらも、Amazon画像です。
射殺事件が2回。
酒を飲み、タバコを吸い、家は汚く、検挙率は高い。
美人でスタイル良く、でも生活は乱れている。
そんな設定の中、元夫が殺され、第一発見者となる主人公。
こんなスタートをするこの作品は、このシリーズでの3作目となります。
これまでのシリーズの中で、一番叙述トリック感が強かったように思いますが、叙述ミステリーは好きなので、今回も楽しく読み進めることができました。
今作の終わり方が終わり方なので、今後が気になります。
さて、前回の記事で、あと2作ある…なんて書きましたが、本当は3作ありました。
この「殺してもいい命」のあと、「愛娘にさよならを」、そして「アンフェアな国」と続いていました。
なので、現時点では合計5作となっています。
古本屋で残る作品も見つけてきたので、また読みたいと思います。