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【CWS】Game81-89レビュー

今回は、7月2日~7月11日に行われたDETタイガース、MINツインズ、BALオリオールズとのアウェイでの9試合でを振り返ります。

試合結果

【vs. DET】
[7/2] 〇 8 - 2
[7/3] ● 5 - 11
[7/4] ● 5 - 6
アウェイでのDETタイガース戦。1勝2敗と負け越してしまいました。
【vs. MIN】
[7/5] ● 5 - 8
[7/6] 〇 4 - 1
[7/7] 〇 6 - 1
同地区対決の3連戦を勝ち越しました。今年のホワイトソックスは、MINツインズとの対戦では圧倒的な強さで、対戦成績は10勝2敗です。
【vs. BAL】
[7/9] 〇 12 - 1
[7/10] 〇 8 - 3
[7/11] 〇 7 - 5
東地区最下位のBALオリオールズとの対戦は、3連勝スイープでした。
アウェイ9試合は、6勝3敗という結果で、7月11日終了時点で、2位CLEインディアンスとのゲーム差が8に広がりました。これで前半戦が終了です。地区優勝は、かなりの確率の高いところにいると思います。
では、それぞれの試合を振り返ってみます。

CWS 8, DET 2 (JUL.2@DET)

先発投手のランス・リンが6回を1失点と好投。好投に打線も応え快勝しました。この試合目立ったのは、ルーキーの2人です。まず、アンドリュー・ボーンは、レフトの守備でダイビングキャッチ。9回にはホームランを打ち、攻守で活躍しました。

もう一人のルーキーは、先日MLBデビューしたばかりの、ギャビン・シーツです。デビュー以来4試合出場し、全ての試合でヒットと打点を記録しました。ホワイトソックスでは初の快挙だそうです。

CWS 5, DET 11 (JUL.3@DET)

先発投手のカイケルが4回を7失点では勝ち目がありません。ホワイトソックスにとって朗報は、中継ぎのフライが故障者リストから復帰し、ホームランを打たれ3失点しましたが、終盤戦は、ブルペン投手の補強がカギを握りますので、椎間板ヘルニア手術から、戦列に復帰したことが大きいです。

CWS 5, DET 6 (JUL.4@DET)

先発投手のジオリトがピリッとしません。それが敗因です。でも光明もありました。故障者リストから復帰したアダム・イートンが、頭を超えそうな当たりをナイスキャッチし、飛び出した1塁ランナーを刺す見事な返球。故障者の多い外野陣なので、イートンの復帰は大きな戦力アップです。

負けはしたものの、2対6と敗色濃厚な9回表、アブレイユが3ランホームランで、1点差まで詰め寄りました。6月中旬から下降気味だったアブレイユの打撃ですが、復調している感じがします。

CWS 5, MIN 8 (JUL.5@MIN)

先発投手のシーズが5回1/3を6失点と、先発が崩れると勝利は遠ざかります。アブレイユが2試合連続ホームランで、調子が上がっています。まずいのは、グランダルが左ひざのケガで途中退場したこと。復帰まで4~6週間かかると見られ、後半戦の戦いに影響大です。

CWS 4, MIN 1 (JUL.6@MIN)

先発投手のロドンが6回を投げ、不運な形で1点を失いましたが、自責点1、8奪三振と好投し7勝目。この日の一押しプレーは、ハミルトンのダイビングキャッチです。9回1アウトから、抜けたら長打となる当たりを、ファインプレー。このプレーもあり、ヘンドリックスは22セーブ目をあげました。

CWS 6, MIN 1 (JUL.7@MIN)

先発投手のランス・リンが6回を投げ、被安打4、自責点1、6奪三振と好投し9勝目。この日、打者で活躍したのは、レウリー・ガルシアで、4打数3安打3打点の活躍。あと二塁打が出たらサイクルヒットでした。

CWS 12, BAL 1 (JUL.9@BAL)

先発投手のカイケルが7回を投げ、被安打7、自責点1と好投し、大量点をバックに7勝目を挙げました。野手では、ルーキーのシーツが、6月末にMLB昇格以降、期待通りの活躍をしています。この試合では、3号ホームランを打ちました。

CWS 8, BAL 3 (JUL.10@BAL)

先発投手のジオリトが6回途中で降板するも、9奪三振、2失点の好投。しかし8回裏、押し出し四球で1点を返され、なおも2アウト満塁のピンチで、ヘンドリックスが登板して三振を奪い、8回を抑えました。9回も抑えて23セーブ目。打者では、グッドウィンが5打数4安打、1本塁打、3打点の活躍で快勝です。

CWS 7, BAL 5 (JUL.11@BAL)

ボーンの2本のホームランなどで、4対2とリードし、9回裏、ヘンドリックスが登板したので、勝ちを確信しましたが、マンシーニに2ランホームランを打たれ同点に。延長10回表、アダム・エンゲルの3ランホームランで、勝ち越し、10回裏には外野フェンスギリギリの打球を2本も打たれ、ヒヤッとしましたが、7対5で勝利しました。今年のオリオールズ戦は、7戦全勝です。下位チームには取りこぼさないところに、今年のホワイトソックスの強さがあります。

これで前半戦が終了しました。次の投稿は、前半戦の総括をしたいと思っています。

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