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【CWS】Game14-18
東地区首位のBOSレッドソックスとのアウェイでの4連戦。打撃好調のレッドソックスを、ホワイトソックス投手陣が抑えられるかどうかが、このシリーズのキーポイントです。17日の試合は、Nike City connect jerseys dayということで、レッドソックスは、らしかぬ色合いのユニークなユニフォームでプレーしました。ホワイトソックスも6月に同様のイベントがあるようです。どんなユニフォームなのでしょうか。
In honor of the Red Sox debuting their Nike City Connect jerseys today, we are going to give a couple away. Just like and comment for a chance to win. pic.twitter.com/HGIyjmrCYd
— MLB (@MLB) April 17, 2021
CWS 4, BOS 7 (Apr.17@Boston)
この試合では、リーグナンバーワンと信じていたブルペン投手陣が打ち込まれて敗戦しました。6回裏にマーシャルが二塁打とシングルヒットで1点を失い、7回に同点に追いつくものの、8回裏にホイヤーが先頭のゴンザレスにホームランを打たれ、後続にも打ち込まれ追加点を失います。中継ぎが抑えられていない試合が多いため、クローザーのヘンドリックスに繋ぐことができていません。ヘンドリックスは、今だに1セーブしか挙げておらず、開幕前に想定していた、勝ちパターンのゲーム展開ができていないのが心配です。リードした試合の中継ぎは、コペック、クロシェ、ルイスの3人で回すように、配置転換を考えても良い頃かと思います。
この試合で光ったプレーは、ライトのイートンが、ホームラン性の当たりをジャンピングキャッチしたプレーです。
Hits homers. Robs homers. Adam Eaton can do it all! pic.twitter.com/QNb0EjyLgr
— Chicago White Sox (@whitesox) April 17, 2021
CWS 3, BOS 2 (Apr.18@Boston) ダブルヘッダー①
この日は、先発のランス・リンが故障者リスト入りするという心配なニュースが入ってきました。ローテーションを1回飛ばすだけのようですので、その程度で復帰できるなら戦力への影響はほとんどありません。
ダブルヘッダーは7イニングで試合が終了するという特別ルールに助けられ、先発のカイケル降板後、1イニングのみを中継ぎのバマーが無失点に抑えて、すぐにクローザーのヘンドリックスに繋ぎ、ヘンドリックスは2セーブ目を挙げました。
ティム・アンダーソン:初球を先頭打者本塁打。この試合4打数3安打とケガから復帰後早々と打率も3割を超えました。
Tim Anderson has hit nine career leadoff home runs, tied with teammate Adam Eaton and Hall-of-Famer Tim Raines for the second-most in White Sox history behind Ray Durham (20). pic.twitter.com/Q5tjrJhqIR
— Chicago White Sox (@whitesox) April 18, 2021
リアム・ヘンドリックス:2セーブ目。
🔥🔥🔥 pic.twitter.com/RUCgJzQjbQ
— Chicago White Sox (@whitesox) April 18, 2021
CWS 4, BOS 1 (Apr.18@Boston)ダブルヘッダー②
コペックが4回に四球と安打でノーアウト1,2塁にすると、まだ41球しか投げていなかったものの、すぐさま中継ぎのフォスターに交代し、1失点のみに抑え、合計5投手が登板し、4対1と快勝しました。セーブはつきませんでしたが、最終回はヘンドリックスが抑えました。レッドソックスとの第1戦では、中継ぎが打たれ心配していましたが、このダブルヘッダーの連勝は、中継ぎ投手陣の活躍が光りました。
ヤーミン・メルセデス:好調を維持し、今季4号ホームラン。打率も4割越えをキープしています。
Way outta here 🚀 pic.twitter.com/zqQYAMRxPe
— Chicago White Sox (@whitesox) April 18, 2021
CWS 4, BOS 11 (Apr.19@Boston)
ダブルヘッダーを連勝して迎えたこの試合ですが、勢いに乗れず敗戦となりました。エースのジオリトが打たれての敗戦なので仕方ありません。良い面もありました。1番のアンダーソンが3安打の猛打賞。2番のイートンが二塁打2本で3打点を挙げ、3番ロバートも二塁打で1打点と、得点の形ができました。あとは、アブレイユ、モンカダ、グランダルの復調だけです。
CWS 8, CLE 5 (Apr.20@Clevland)
前の試合のボストンでは、アブレイユ、モンカダ、グランダルの復調が課題でしたが、そのアブレイユが2ホームラン、グランダルもホームランを打ち、インディアンスに快勝しました。これが復調のきっかけになって欲しいです。心配なのは中継ぎ投手です。この日もバマーが1回を1失点、ホイヤーが1回1/3を2失点と、点差が開いていたので勝ちきれましたが、最後にヘンドリックスを出さざるを得ない状況になりました。リーグ最強のブルペン投手陣と開幕前に予想していたのですが、そのような形にはなっていません。
アブレイユ:この日は、4打数3安打、2本塁打、3打点の活躍。打率.221 OPS.743に上がってきました。元来スロースターターですので、これからさらに成績は上向くでしょう。
That's our #MVPito. pic.twitter.com/IBdSekGoQp
— Chicago White Sox (@whitesox) April 21, 2021
CWS , CLE (Apr.21@Clevland)
雪が積もって中止となりました。5月31日にダブルヘッダーが組まれるようです。
Tonight's game against the White Sox has been postponed and will be made up as part of a traditional doubleheader on May 31 when there is (hopefully) not snow on the ground.
— Cleveland Indians (@Indians) April 21, 2021
If you have a ticket to tonight's postponed contest, you will receive an email with further details. pic.twitter.com/HoadMt7R9X
6連戦を終えて
レッドソックスのダブルヘッダーを2連勝した翌日の先発がジオリトだったので、勝利すると信じていたのでMLB TVを見もせずに就寝したのですが、起きて結果をチェックすると負けていました。ちょっとガッカリしましたが、ア・リーグ東地区首位のレッドソックスにアウェイで2勝2敗と負け越さなかったのでよしとします。その次のインディアンスとのアウェイ2連戦は、雪が積もって中止となり、1試合だけでしたが、打線がつながり勝利しました。👏 先発投手は安定しているのであまり心配していません。ランス・リンが故障者リスト入りしましたが、1試合先発を回避するだけで済むようです。打者はティム・アンダーソンの故障者リストからの復帰が大きいです。アブレイユ、モンカダ、グランダルといった打てていなかった主力打者も、次第に結果を出し始めているので今後が楽しみです。18試合を終えて、9勝9敗の勝率5割、ア・リーグ中地区2位で、首位のKCロイヤルズとは1.5ゲーム差。得失点差は14点と同地区の中では、一番得失点差が大きいので、実力はあると信じています。中継ぎ投手の復調だけが課題です。この後は、ホームグラウンドでレンジャーズ、タイガース、インディアンスと続きます。勝ち越して、ここでできるだけ貯金を作りたいところです。