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【CWS】Game130-134レビュー

今回は、8月27日~9月1日に行われたCHIカブスと、PITパイレーツとの、インターリーグ5試合を振り返ります。

試合結果

【vs. CHC】
[8/27] 〇 17 - 13
[8/28] ● 0 - 7
[8/29] 〇 13 - 1
CHIカブスとの対戦は、2勝1敗と勝ち越し。
【vs. PIT】
[8/31] 〇 4 - 2
[9/1] 〇 6 - 3
PITパイレーツとの対戦は、2勝0敗という結果でした。
両シリーズともにホームゲームで、しかも下位球団との試合だったので、4勝1敗と大きく勝ち越しました。
故障から復帰したグランダルが、上記の5試合に全て先発出場し、17打数9安打で打率は5割を超え、4本塁打、11打点と大活躍でした。これが、ホワイトソックスにとっては大きな収穫です。
それでは、各試合を振り返ってみます。

CHC 13, CWS 17 (AUG.27@CWS)

この日が故障から復帰第一戦のグランダル。6打数4安打、2本塁打、8打点の大活躍。

先発投手のカイケルが、1回を投げて6失点でノックアウトされたのは、気になりますが、その後を、ロペスが5回を投げて7奪三振、無安打、無失点と完璧な投球をしました。ポストシーズンでの活躍が期待できます。

心配なのは、キンブレルです。ホワイトソックスに移籍してから、失点する試合が多々あり、ホワイトソックスに移籍後の防御率が7点を超えています。大味な試合でしたが、勝ったので良しとします。

CHC 7, CWS 0(AUG.28@CWS)

先発投手のランス・リンが、5回を7失点では敗戦もやむなしです。それでもまだリンは、今季の防御率が2.59で、ア・リーグトップです。サイヤング賞を期待していますが、NYヤンキースのゲリット・コールに、勝利数、奪三振数、WHIPは負けていますので、この日の敗戦で、サイヤング賞レースからは一歩後退です。

CHC 1, CWS 13 (AUG.29@CWS)

先発投手のシーズが、6回を被安打4、11奪三振、1失点の好投で、11勝目。7月は勝てずにいましたが、8月は4勝を上げ、二桁奪三振の試合も3試合あり、完全復調です。

この日は、打線も絶好調で、グッドウィン、ヒメネス、グランダルにホームランが出て、ロバートは2本塁打。ロバートは、8月にケガから復帰してから、打率.382、本塁打5本も打っています。ロバートに加えて、ヒメネス、グランダルがケガから復帰し、ポストシーズンに向けて戦力が整ってきました。

この日2打点をあげたアブレイユは、今季101打点とし、ア・リーグ単独トップで、2位のデバースに5打点差をつけています。アブレイユに、2年連続MVPの声もありますが、MVPレースでは、大谷翔平に適わないでしょう。打点王は、是非獲得してもらいたいです。

PIT 2, CWS 4 (AUG.31@CWS)

先発投手のジオリトが、内野ゴロを処理する際に左足のハムストリングスを痛めて5回途中で降板してしまいました。大事に至らなければいいのですが、少し心配です。
打撃面では、ケガから復帰したグランダルと、打点王を狙うアブレイユがホームランを打ち、二人とも好調です。

守備では、センターのロバートがダイビングキャッチを披露しました。

PIT 3, CWS 6 (SEP.1@CWS)

先発投手のロドンは、5回を1失点で、最後をヘンドリックスが締めて、31セーブ目と、投手陣は安定していました。打っては、3Aから昇格したばかりのシーツが、2本塁打4打点の活躍。

心配なのは、ハムストリングスを痛めて故障者リスト入りしたティム・アンダーソンです。ポストシーズンが始まるまでには完治して戻ってくるでしょう。

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